2018年3月26日月曜日

黒布でクリスマスローズ

骨折といえども撮りためた写真があるので
ブログネタには困りませぬ。

当分は撮りだめた写真でブログ書いていきまする。


▼で、さっそく去年撮った写真。

去年のあたい、ありがとう~( ͡° ͜ʖ ͡°)フッ





小さな水仙のようなお花が中にいっぱい。





▼これは今年、観葉植物状態(/ω\)





▼こちらのフワフワ咲きは、フチだけ細線ピンクでお気に入り。


































背景が黒い写真は
後ろに黒いトートバッグを置いて撮ってます(=^・・^=)


黒い紙だとどこかが光っちゃうんだけど
布だったら光を吸収するので使いやすいです。





もしくは黒い犬を背景にしたりね。




犬くんも居なくなっちゃったし
そろそろ撮影用に黒い布でも買おうかね~


2018年3月25日日曜日

立川ランチ&国立ショッピング

Nさまと、立川市の『Garden&Crafts』でランチ。
(もちろん骨折する以前)


前菜には 北海道産合鴨のテリーヌ 赤ワイン煮の無花果添えを。
▼手間のかかったコレがたったの550円!




▼メインには北海道仔牛のオッソブーコ クスクス添え。




「ぶ、ぶーこ? おっそぶーこってなに?」と口にすると
昔、フランスで料理修行していたKのNさんから
仔牛のすね肉(骨ずい)の煮込みと教えていただきまして。

オッソブーコ、髄の部分がまるでバターのゼリーのよう♪

あぁ、次回もまたコレを頼むわぁ。
美味しかった~ (仔牛ちゃん、ごめんね)


▼見えにくいけど、ガラのかわいい瓶で、
もらって帰りたいだけで注文したオーガニックソーダ(レモン)。
甘くなくて、苦みも少しあって~ლ(´ڡ`ლ)




クルマで国立へ移動して。




アンティーク雑貨店で
ガラスのインク瓶や
真鍮のオーナメントを選んだり。


洋書専門店で
外国のガーデニング本などを眺めたり。


▼古い洋書の植物図鑑からこちらの2枚を購入。


(袋から出してみたら、台紙にセロハンテープで止めてあって号泣(笑))


で、ティーハウスへ移動。

次々に違ったフレーバーティを淹れてくれるお店。
塩が効いたクレープは、和菓子のようなモチモチの生地でした♪


(写真が雑でヒドイ(;^ω^)ゞ)


素敵な暮らしをされているNさま。

良いお店をたくさん知っていて
なんだか「あこがれのセンパイ」ってかんじ!?


子どもの頃、ママンに
「ねぇ、お姉ちゃんを産んで」と
おねだりしていたことを思い出してみたり。

「御意見無用っ!ゴーイングマイウエェェイ!」のあたいが
めずらしく相談にのってもらったり。

楽しかったです〜 ღ˘◡˘ற♡.。oO

(この3日後に骨折


2018年3月24日土曜日

15回目の骨折

小机邸の連載を書いているあいだ
実はおととい骨折してました~(≧◇≦)

前回の骨折からたった5か月ですよ、あーた。
通算15回骨折史上、過去最短スパンだ。


(すげぇ腫れてる)


右足は久しぶりの骨折だ。

1回目は小学6年生のとき。
2回目は高校2年のとき、バスケの試合中。
3回目は高円寺時代だったから25歳くらいかな。


前回、5か月前は左足の薬指を根元からボッキリ。
予後が悪く、今でも歩きにくかったというのに
今回、逆側の足首の骨折。

両足不調なうえ左肩は四十肩だし、満身創痍ッス。





病院へは自分で運転して行きました。
太ももの上下で運転、めっちゃ疲れた~ 


足にクロスサポーターして
スポーツ用アイシングバッグで冷やしながら
Myロフストラッチ杖を着いて病院へ行ったら、

四十肩でお世話になっている
王子系イケメンのリハビリの先生に、

「まめ吉さんっ、
プロ患者ですね!」

と大笑いされました ハァ━(-д-;)━ァ...


来週、病院いくときは、足を水平にのせておく用の折り畳みイスも持って行っちゃうかも~
(足を地面におろしているとうっ血して痛いんだよね)






▼ギプス用カバーも持ってま~す→ amazonで購入

カバーをつけて外出し、帰宅後に外せば
街で汚れたギプスでおふとん入らなくて済むのよん♪





前の前に骨折したときにブログで紹介した
▼シャワーガードも便利♪





ところで右足のケガってことは左手に松葉杖なのねん。

「え? 右足のケガなら右手に杖なんじゃ?」

「ケガした足のかわりに杖つくんでしょ?
なんで反対側なの?」

と思ったそこのお嬢さん、
プロ患者ご指名のあてくしがお答えいたしますわね。


悪い足側に杖をつくのは
間違いデス!


ドラマの俳優(演出)もよく間違えてるけど、
▼ケガした足に荷重かけないように
杖のほうへ体重を分散するのねん。




※ちなみにご老人が弱った足のサポートのためにつく杖は
弱っている足と同じ側に杖をつくことも有りなのでご注意。



ま、とにかく、またやっちまいました。

右足、左足、左腕が不調となると
上官どの、今回はマジでキビシーです!
ホットカーペットから立ち上がることすら非常に困難であります!


あさってからダンナがまた出張行っちゃうから、
ふとんの周りにパンとウーロン茶ならべて暮らすんだ~ლ(´ڡ`ლ)


2018年3月23日金曜日

しずくさんと(5)小机邸 ホールとアトリエ

前回からのつづき。これで終わるから安心して(笑)

しずく姐とあたい、2人して熱心に写真を撮っていたからか、
普段は一般公開されていない2階も
ご案内していただけることになりました!


▼蹴上(けあげ)ごとに色んな場面が彫られていて。
縁起の良さそうな宝船が見えます。





▼影までシャレてる階段を上っていくと......





なんと広~~い洋風ホールが現われました!

柱がまったく無いの。
鉄筋のようにみえるこの横梁は
木材に白しっくいを塗って西洋風に見せているのだそう。

真っ直ぐに切りだしてこの太さの梁、
さすが林業で財をなしたお家だけあります。








このフロアは、アンプラグドな演奏会などに利用されているそうで、
以前、チェロのリサイタルのとき、
ほら、チェロって楽器の下部に棒があって床につけているからか
木の床に音が共鳴して、増幅して、
ホール全体が音につつまれて
それはそれは素晴らしかったのだそう♪


近いうちにも若手三味線奏者のライブがあるとのこと。
ちょうど数日前に『題名のない音楽会』でお見かけした奏者さんだったので
あたいがミーハー的に はしゃいだのは言うまでもなく(;^ω^)ゞ





▼こちらのソファー、現当主さんが子供時代にベッドとして使っておられたもので、実は......





▼こんなふうにベッドに早変わりするのです。
ベッドで寝るのも珍しい時代にかなり斬新!





さて、建物を出まして。





ご当主さまの秘密のアトリエ(?)にご招待いただけました!

















▼自作の、という魚網。
なぜこんなにいくつも作るの?と思ったけど
手に持たせていただいたら納得。

めっちゃめちゃ軽くて、持ちやすいバランスで、
枝の元々の生え方を利用していて、
見分けつかないほど美しく接がれていて。

釣りなんてしないあたいだけど
道具としての逸品であるこの網
ひとつ欲しいと思ってしまったほど
どれも美しくて軽くて。



メッシュの部分もさー、どうやったら縫い目を作らずに
こんなふうに丸くつくれるのか、しゃーっぱりわからん。

などと考えているうちに
あたいも作ってみたくなってくるんだもん、
そりゃいくつも作りたくなる魅力があるに違いにゃい!



▼小さな螺鈿も、ご自分でアワビ貝を切りだして嵌めたそうです。






ご当主は文化人、趣味人のようであり、
でも「本業はきこりです」とニコリと仰る。

きこり? ほぉ ……え、きこり? 

生まれて初めて本物のきこりに会った(笑)


きこりさま、葉っぱごとの燃えかたの違いを見せてくださり。




五臓六腑+ハートも暖まる暖炉トークでした♪


▼載せそびれた写真を最後に一枚。
岩のくぼみの溜まり水に映った庭の枝垂れが
なんだか異次元を覗き込んだように見えました~




小机邸は数時間の滞在だったのに
たくさん写真を撮りすぎて(5)になってしまいました。

時間がかかるんでなかなか筆も進まず(;^ω^)ゞ


友だちに
「写真歩きの日記はつまんない。
もっとグチ話みたいなの書いて」と言われたんだけど~

写真整理と記録をかねた成長記ブログとして
どうかひとつお付き合い願いますよ。
ヨロシク哀愁!


同じ1日をしずく姐さんもブログに書いてます。

 『小机邸訪問』


朝、一緒に横沢入で撮ったしずく姐の霜・氷写真はこちら
 『霜を求めて』


ドシロウトのあたいの写真と見比べちゃやーよ(;^ω^)ゞ


2018年3月21日水曜日

しずくさんと(4)小机邸 安居にて

前回のつづき。
旧家 小机邸内にある喫茶室『安居』へ。

扉を引くと、




喫茶室、あらわる。








あたい好みの、音楽のない邸宅カフェ。
「品のよい親戚の家」みたいなしっとり感。


もしあたいがいつか自宅カフェをすることがあるなら
たとえばストーブに掛けたやかんのシュンシュン音を消さない
声のボリュームを調節できる人だけ来てほしいなぁ。


音楽なんか(なんか?)無くたって、
古いガラス板が風で揺れる音だったり、
鳥が鳴いたり、床がきしんだり、
そんな音を聴くのが良かったりするわけで、

ガハハハとオシャベリしたいなら
カラオケやコメダにでも行けばいいのであーる。


なーんてね。(←この一言で、クレームを回避する作戦)


昔、一緒に音楽をやっていた荒井豊さん(ハンマーダルシマー奏者)が
「無音よりも静かな音楽をやりたい」と作ったCDが
たしかに無音よりも静かなアコースティック音楽だったなぁ。


それから『無音』と同じくらい大切なのは
明るくしすぎないことだと思う。
曇りの日は薄暗さを楽しむ。
雨の日の 昼間の薄暗さなんて最高だ。





▼窓の外に「あ、ネコさん」。














▼あたいはお抹茶を。
黒糖すぎない甘さが気に入って、マダムにお尋ねすると
しずく姐さんも知る青梅の和菓子屋さんの羊羹でした。





▼しずく姐さんはベイクドケーキのセット。
キレイにカットされた品格のあるフルーツが素敵♪
ウサギクイズを出された御当主さまのお手製ケーキだそうです。




こちらの喫茶室の名前は『安居(あんご)』。
静かで品のよいマダムにお話を伺いました。

「安居」というのは釈迦の時代の僧侶たちの仏教用語で、
ざっと説明すると各地の僧侶たちが一カ所に集まって修行する合宿といったことらしいです。


雨の降る時期の安居は『雨安居(うあんご)』、
夏の安居は『夏安居(げあんご)』っていうんだって。

なに、この、語呂の良さと、表記のカッコよさ!


あぁ、あたいがいつかまた(また?)名を名乗るような
暮らしに戻ったときの芸名候補にいれよう。

「どうも。美人写真家のU・ANGOです」的な?

で、amebaの公式ブロガーになって
「雨安居日記~丁寧に暮らす~」
みたいな? (#^.^#)ゞバーカ


あ、で、話をもどし、安居(あんご)の意味として、

”外での修行をやめて室内にこもることにより
足元の小さな花や虫を踏みつけてしまう無用な殺生を防ぐこと”

ってのがあるんだって。


マダムはそこから広義に解釈して
”室内で静かに過ごすこと”や”静かな場所”として
こちらの店名にされたのだそうです。


そーいえばお屋敷の前に建つ▼この看板文字、
マダムが書いて、ご当主が彫られたのだそう♪




などとお話を聞いたのち、
本日たまたま御在宅中のご当主に
建物をご案内していただけることになりました。


▼たとえば、こちらの和室の右奥にある屏風のおはなし。
いにしえのある日、こちらのお屋敷に集まった
酒飲み7人がそれぞれ絵と文字を書いたのだそうで。




7つの絵と7つの文章(漢詩など)。

絵も、文字も、全体のバランスもいいし、
たぶん書いてある詩の内容も上手いこと書いてそうだ。

たまたま飲み会に集まった7人が▼このレベルって
す、すごくねぇですか? 
当時、文化サロン的役割も持っていたのでしょうかねぇ。



あたいもいつか自宅でチーパーチーするから、
そのときのために皆んな今から
絵(ボタニカルアート)とカリグラフィーを習得しといてね~

(´▽`*)\(-""-;) 誰に言ってんだか......


▼唐紙は銀杏。植物柄をモチーフ。ウィリアム・モリスみたい?














アンティークな電灯に
本物のフィラメント電球が使われておりますのです。

カインズホームの人気商品『LEDフィラメント電球』じゃなく、
エジソンのフィラメント電球ですよ~


乳白色のすりガラスから▼ほら、こんなふうに
フィラメント部分が熱色に見えて。レトロでやわらかな灯り。





▼ということで、いにしえと同じ灯影を観賞できるのであーる。
ありがたや~




(つづく) 次で終わり