2014年5月22日木曜日
初めての家出
いやー、雲の写真をブログに載せはじめたら
末期症状だとは知ってるんですがね、
関越道を走行中、ふと見ると
空が低くて抜けてた~
このあたりは夕陽も低くまで落ちるんだよね。
東京だったらこの時間、建物の影で暗く感じるけど
このあたりは逆に、一日で一番ブリリアントな時間。
そうだ、
地面に生える雑草に、真横から夕陽があたって
キレイだなぁ-と、子どもの頃に感じたことがあったと
初めて思い出した。
なんだか秋みたいな気分♪
そういえば、生まれて初めての家出は
空の記憶から「あれは秋だった」と思い込んでいたけど
もしかしたら春だったのかもしれないな。
まめ吉少女、親の、犬のしつけかたに断固反抗!
戸棚にあった前の日の残りのサツマイモの天ぷらを持って
家出したのでした。
口ずさんでた音楽は、カンサスの『Dast in The Wind』。
♪Dust in the wind,
all they are is dust in the wind
(風に舞う塵、
そう、すべては風に舞うゴミみたいなものさ~)
虚無で、退廃的で、諸行無常なのだわぁ(自分にうっとり)
当時、英語の歌詞の意味もわからなかったけど
(あ、今もわからないけどね)、
テレビのCMでこの歌を聴いて
なーんか家出にピッタリな気分の歌だなぁと思ったんだよね。
9歳にしては
なかなかいい選曲だったと思う。
学区外の、見知らぬ空き地で
持ってきたイモ天を食べて
しばし黄昏てみたけど、
寂しくなって帰りました…… 初めての家出、失敗。