2018年10月29日月曜日

内職中

おはよー

いつまでも旅行の事を書いてるのもアレなんで
毎日ササッと更新したいんだけど、

ちと内職が忙しくなってブログ更新がとどこおってます。


自費出版の編集なんだけどさ、
「おばあちゃんが亡くなる前に
本にして見せてあげたい」となりゃ、そりゃ急ぎにござんしょ。


お会いしたことないおばあさんの
戦争体験記をここんとこ毎日やってます。

八王子市など身近なところでも
かなり悲惨だったのだねぇ。


たとえば空襲後の瓦礫に埋もれて泣き叫ぶ3人の幼子を
すべて救い出すことが叶わず、
「助けてやる。今すぐ一人を選べ」と警官に言われる、という状況。

3人の可愛い我が子のなかから
どの子を見捨てるか
命に順番をつけなくてはならない辛さ。

見捨てた子らが「母さん、僕も!」と泣き叫ぶ声は、
瓦礫で大ケガをして泣き叫ぶ声よりもさらにも増して
悲しい声だったろうし、

可愛い我が子が親を請いながら死んでいくのに
背を向けるつらさは一生つきまわっただろう。


広島や長崎じゃなくても
日本中にそんな母親たちがたくさんいたのだなぁ、と切々......


▼昨日の調布花火大会をお散歩コースからパチリ。
「キレイな爆発」、平凡で平和な夜♪




ということで、近頃、夜な夜な戦時中の夢をみてます。

勤労奉仕をさぼったり、

爆弾犬へ、犬くんの提出を拒んだり、

「欲しがってばかりです、勝つ前から」などと軽口たたいて
憲兵や特高にしょっ引かれているあたいです。


2018年10月27日土曜日

(北キャ)2d.釧路湿原

(つづき)

十勝→白糠→釧路湿原。

▼釧路市湿原展望台へ。



(※ここ3記事ほど、写真をクリックすると画質が良くなるテストをしてたけど、「クリックすんのめんどう」の声があったのでやめました(*^^))



入館料460円。

ところがここは湿原のジオラマなど展示館だそうで、
受付の方に「湿原に行きたいだけなんですけど」とたずねると

「あ、湿原は建物の裏手の木道から無料で行けますよ」と。


ええーーーっ (; ̄Д ̄)なんじゃと?

「まだ展示室に入っていないし、払い戻しますよ」と
返金してくださいました。ホッ。


で、建物の裏手に木道を自力でみつけてスタート。
(そういう案内板がないのはなぜなのだ?)




この木道を20分ほど行くと展望台へ着くそうなんだけど、

最初の10分間ほどは
一般道に平行して歩いていくんさねー


真横を車がびゅんびゅん走っているわけで、

だったらこっちのほうに駐車場をつくれば
湿原まで10分で行けるんじゃ?と
「往復40分かよ!」とブーブー文句言いながらの前進なわけですが、

おっとりダンナは「木漏れ日で森林浴~(^o^)/」と楽しんでました。





















釧路湿原展望台、到着~!




わぁ~ サバンナみたーい!


でも......なんか......こんだけ?

川はどこ? 池塘はないの? 




なんか、ただ、広いだけっていうか......うーん。
(各方面、申し訳ございませんっ!)


天気も最高にイイし、
湿地帯としてはありがたいほど広~いんだろうけど


いつかどこかで見た釧路湿原の写真のように
蛇行するや 輝く池塘のある湿原風景が見たかったのになぁ。


「せっかくはるばる20分もかけて歩いてきたのに」
......と大仰(おおぎょう)に思った瞬間に気が付いた。


あっ!

駐車場からたった100メートルで見られる
 細岡展望台ってのがあったんじゃね?


しかもそっちなら
あたいが見たかった釧路川の大きな蛇行も見えるそうで、

「感動した」

「翌日もう一回行った」

「行くなら細岡展望台のほう」って
google mapのクチコミで強くオススメされていたんだった~(^。^;)💦


あー。やっちまった~
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


かといって改めて細岡展望台へ行く気にはなれず。

そうだ!
いま見た景色に、頭の中で川を足してイメージしよう!


あたい、妄想力には自信がある。
昔、妄想でお寿司を食べすぎて
気持ち悪くなったことがあっからね( ͡° ͜ʖ ͡°).フッ


っつーことで、これから釧路湿原へ行かれるかた、
もし水っぽいものも見たいなら
細岡展望台とコッタロ展望台が良さそうですよ~


湿原の川を、のんびりカヌーで楽しめるツアーに
魅かれたんだけど、
時間があわず見送り。




(つづく)

※内職が忙しくなって なかなか更新できず

2018年10月25日木曜日

(北キャ)2c.白糠海岸

(つづき)

十勝平野を抜けて、海岸沿いをGO!

海抜2~3メートルの浜が続いていて
天気もよく、気分はキャリフォルニア ウエスト・コースト♪

ま、ここは東海岸だけどね~(^o^)/


堤防やテトラポットのない
天然の海岸線が何キロもずっと。

さすが北海道はでっかいど~!
(あ、ついに言ってしまった(笑))





「きれいな浜辺がつづいてるなぁ」と走っていたら
道の駅しらぬか恋問が現れたので寄り道することに。













▼打ちあがった流木の根っこなんだって。
いやー、さすが北海道はでっか...(略)



紐なんて張らなくても大丈夫なように
マナーが徹底すればいいのにねぇ。


ほら、ヨーロッパとかで旅行してると
日本人がドカドカやってきて

「紐がないから入っていいんじゃない?」
「触っちゃダメって書いてないから触っていいんじゃない?」

とか平気で言ってるもんねぇ。 

恥ずかしいってば~(;^ω^)ゞ














▼さて、駐車場から海岸へ出てみよう。





















▼モノクロな背景のなか、カラスが虹色に見えた





海岸で黒い生物……犬吉にしか見えない我々。





そういえば、わが家が海にいくときは
必ず犬吉が一緒だったなぁ









▼韓国人らしき観光客。
予算のない新人バンドのジャケ写みたい♪






(波の満ち引きにはしゃぐ犬吉をふたたび思い出し......)






▼だれかが作った流木アート
&待ちくたびれているダンナ。




はいー

道の駅に戻っておやつタイムですよ~♪


 (犬くん、竹串飲み込んで手術したこともあったなぁ)


ここ、白糠町の名産はタコなんだって。

ダンナの食べたタコのザンギ(左)は美味しかったらしいです。

あたいの真ツブ貝(右)は見てのとおりのビッグサイズ!
美味しそう~

でもねぇ、あらかじめ焼いてあったやつを
店員さんがさらにレンジでチンして再加熱してくれたからなのか
すっばらしい弾力感でした。いやーん(#^^#)


ここの道の駅では、あのグルメ雑誌
『dancyu ダンチュウ』のお取り寄せサイトでも紹介されている
白糠酪恵舎のチーズが何種類も売られていて
まさかの出会いに大コーフン。


モッツァレラチーズが有名だけど
スカモルツァが特に美味しかったです。

加熱すると、なんだ、こう、ミルキーっていうか
牛乳ぷりが他所のスカモルツァとはぜんぜん違いました。

この手のチーズは外国産よりも国産もののほうが
フレッシュさが勝らーね。



道の駅のなかのレストランをチラ見したら
まさかのタコメニューなし!

売り切れじゃなくて、そもそも無いみたい。

びっくり。名産なんじゃないの?

売店でもたくさんタコあんのに?

カキワリでもタコ押しなのに?




かつ丼、海老フライ定食、天ぷらうどん.....

素材がいいから美味しいのかもしれないけど
ちょっぴりガッカリだにゃ。

白糠産タコのブツ刺しとか、本ししゃも定食とかなら
そんなに手間かからないと思うんだけどなぁー。


あ、ここで購入した
半生で柔らかい干しタラがとっても美味しかったです。
10センチくらいで10本くらい入ってるやつ。


ちょっと寄り道のつもりが
結局2時間近くもいました(;^ω^)ゞ

(つづく)


2018年10月22日月曜日

(北キャ)2b.まんまる朝露

(つづき)

日の出撮影のあと、気が付くと足が濡れていて。

足元をみたら朝露がいっぱい。モーニングデュ~♪


(クリックするとイイ画質になります)


昨夜、雨が降ったのではない。

夜露が草を濡らしてできたプックリしずく。

だから形は真ん丸!

これこれ、ホンモノの朝つゆだ。


霧吹きで作ったニセモノの朝つゆでは
こうは球体にならないやね~ ୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭





こりゃ 撮るっきゃないっ!!

ビニール袋をしいて、這いつくばって。













▼わぁ。ダブルの真ん丸しずく w(^o^)w









▼F=4.5なのになんでこんなにボケたんだか?
手ぶれなのか?





▼これ、なに? ブヨ?
初日からすでに4か所も刺されて
足首パンパンのカユカユなのだ!




♪部屋とYシャツと私~ みたいに

♪朝つゆとブヨとあたい~ 的な。

ヒット曲にはならないね(笑)


ブヨって、水のキレイなところじゃないと
孵化しないんだってね。
ここは自然が豊かな場所ってことだーね(;^ω^)ゞ


長袖・長ズボンを履いて、
パーカーのフードかぶって
首にタオルまいて
地面に這いつくばって撮りました。





まだ1泊目なのに
満点の星空、朝焼けの大地、輝く朝露、と すでに満足。
北海道、来てヨカッタ!


去年からときどき書いている
「車から降りてすぐ撮れる」シリーズは
日帰り旅行か、ホテル宿泊だったけど、

車中泊は「降りてすぐ撮れる」なんてもんじゃない、
目が覚めてすぐ撮れるし、
寝る直前まで撮れる~ ('∇^d) ナイス☆!!


それに思った以上に快適な車中泊。
一泊しただけで もうとりこだにゃ。


自車での車中泊を夢見始めちゃいました。

帰宅後、幕張のキャンピングカー展にも行ったし
カーネル本も購入(#^^#)




さーて、旅は2日目。
この日はさらに東へ行くことに。




厚岸の牡蠣を食べにレッツゴー!



(つづく)


2018年10月21日日曜日

(北キャ)2a.十勝平野の朝焼け

(つづき)

昨日は初めての車中泊。
初日の疲れでバタンキューでした。

たぶん寝返りも打たずにぐーーっすり寝てたのに、

車のすぐ外で聞こえた
「やべぇー!」の声で目が覚めた。


―― へ? やべぇ?

「やべぇ~ マジ、キレイ!」
「まじ、すげぇ」

寝ぼけた頭のなかで
「ヤバい」「マジ」「すげぇ」ばかりの、
語彙の足らない若者哀れ......と
夢うつつ、文句を垂れつつ、の目覚め。


―― ところで一体なにがヤバイんだ?

と、目を開けたとき、
ここが車の中とはすぐにわからず、
かつ、車内が赤くてでパニック!


―― ここはどこ? なんで赤いの? ヤバイのか?


それが火事ではなく
朝焼けの色なのだと気づくのに10秒。


うえーーっ、もう太陽出ちゃってるとか?

マジで? ヤバいーっ!

.......と、結局、自分も若者表現で驚くという(笑)


しかし若者の「ヤバい(=すごい)」とは違い
あたいの場合は本当の意味での「ヤバい(=やばい)」なのであります。

やい、ダンナ、起きれ、寝坊した!

目覚まし鳴ったの、気づかなかった~


枕元にすっ転がっていたカメラ持って、電源入れながら外へ飛び出して。
目が覚めてから1分後にはカメラの電源入れてたと思う。
気分は戦場カメラマン。

慌てていて、カメラひとつ持って撮りに出ちゃって
あとからダンナがカメラバッグやハーフNDなど持ってきてくれました。
気が利く!偉い!\(^o^)/


▼ギリギリ、これから朝日が出てくる直前だった。
騒がしい若者よ、起こしてくれて本当にありがとう(^o^)/



あ、ところで今日のブログは
「写真をクリックするとキレイな画質ででる」という設定をテストしてます。
とくにスマホでご覧の方、誤作動しましたらご連絡いただくと幸いです。
(一部ユーザから「写真クリックするとページが飛ぶ」との報告あり)


▼数分後には太陽が出始めた。
































車中泊って、目覚めてすぐに撮れて
最高じゃん!(^o^)/














▼西の山には雲海が。
ササーーッと滝のような流れ。
巨人兵とか出て来そうでなんだか怖いかんじ。








あぁ、若者たちよ、
もしかしてわざと車のそばで騒いで起こしてくれたとか? 

そんなわけないかな。

こたびのことは礼を申すぞ。
褒美をとらす、なんなりと所望せよ。

なーんちて。

おかげでギリギリ、日の出前に間にあいました。
その節はどうもありがとうございました<m(__)m>


それにしても旅先ってなんかよく
助っ人が現れるんだけど、なんでだろ?


映画『Brother Sun,Sister Moon』の1シーンが脳内ループする、
朝の目覚めの十勝の大地でした。

▼14秒からの景色(イタリア アッシジ)


(音楽 ドノヴァン)


余談だけど、この映画、
高校受験の前々日だかに深夜ふとテレビで見てしまい
とんだ夜ふかししてしまったのでした(;^ω^)ゞ

金持ちの息子が、親に反抗して貧乏人の道を選ぶ話。

清貧バンザーイ!と感動に打ち震えた
15歳の夜の思い出です。

のちにDVDを買ったけど、日本語が直訳すぎ。