(つづき)
昨日は初めての車中泊。
初日の疲れでバタンキューでした。
たぶん寝返りも打たずにぐーーっすり寝てたのに、
車のすぐ外で聞こえた
「やべぇー!」の声で目が覚めた。
―― へ? やべぇ?
「やべぇ~ マジ、キレイ!」
「まじ、すげぇ」
寝ぼけた頭のなかで
「ヤバい」「マジ」「すげぇ」ばかりの、
語彙の足らない若者哀れ......と
夢うつつ、文句を垂れつつ、の目覚め。
―― ところで一体なにがヤバイんだ?
と、目を開けたとき、
ここが車の中とはすぐにわからず、
かつ、車内が赤くてでパニック!
―― ここはどこ? なんで赤いの? ヤバイのか?
それが火事ではなく
朝焼けの色なのだと気づくのに10秒。
うえーーっ、もう太陽出ちゃってるとか?
マジで? ヤバいーっ!
.......と、結局、自分も若者表現で驚くという(笑)
しかし若者の「ヤバい(=すごい)」とは違い
あたいの場合は本当の意味での「ヤバい(=やばい)」なのであります。
やい、ダンナ、起きれ、寝坊した!
目覚まし鳴ったの、気づかなかった~
枕元にすっ転がっていたカメラ持って、電源入れながら外へ飛び出して。
目が覚めてから1分後にはカメラの電源入れてたと思う。
気分は戦場カメラマン。
慌てていて、カメラひとつ持って撮りに出ちゃって
あとからダンナがカメラバッグやハーフNDなど持ってきてくれました。
気が利く!偉い!\(^o^)/
▼ギリギリ、これから朝日が出てくる直前だった。
騒がしい若者よ、起こしてくれて本当にありがとう(^o^)/
あ、ところで今日のブログは
「写真をクリックするとキレイな画質ででる」という設定をテストしてます。
とくにスマホでご覧の方、誤作動しましたらご連絡いただくと幸いです。
(一部ユーザから「写真クリックするとページが飛ぶ」との報告あり)
▼数分後には太陽が出始めた。
車中泊って、目覚めてすぐに撮れて
最高じゃん!(^o^)/
▼西の山には雲海が。
ササーーッと滝のような流れ。
巨人兵とか出て来そうでなんだか怖いかんじ。
あぁ、若者たちよ、
もしかしてわざと車のそばで騒いで起こしてくれたとか?
そんなわけないかな。
こたびのことは礼を申すぞ。
褒美をとらす、なんなりと所望せよ。
なーんちて。
おかげでギリギリ、日の出前に間にあいました。
その節はどうもありがとうございました<m(__)m>
それにしても旅先ってなんかよく
助っ人が現れるんだけど、なんでだろ?
映画『Brother Sun,Sister Moon』の1シーンが脳内ループする、
朝の目覚めの十勝の大地でした。
▼14秒からの景色(イタリア アッシジ)
(音楽 ドノヴァン)
余談だけど、この映画、
高校受験の前々日だかに深夜ふとテレビで見てしまい
とんだ夜ふかししてしまったのでした(;^ω^)ゞ
金持ちの息子が、親に反抗して貧乏人の道を選ぶ話。
清貧バンザーイ!と感動に打ち震えた
15歳の夜の思い出です。
のちにDVDを買ったけど、日本語が直訳すぎ。