2022年4月30日土曜日

iPhoneへの道(11)最終話

 前回のつづき。


某サイトへ出品

某中古販売サイトにて
8万5000円(送料込)で出品してみた。


出品してあっという間に
40人ほどが『お気に入り』登録してくれたので
これは案外すぐに売れるかも、と期待したものの、

「値下げ交渉は受け付けません」

と書いたためか
まったくコメント付かずに3日が経過。


だって交渉対応めんどくさいんだもん。

どうせあれでしょ、
「半額にするわけねーだろ!」的な
図々しい交渉がくるんでしょ?


相手「値下げ可能ですか?」←まず本文ちゃんと読んでくれ
あたい「申し訳ございません、出品したばかりなのでごめんなさい
相手「いくらなら値下げできますか?」←これが嫌い。お前が先に提示しな
あたい「逆にいくらがご希望ですか?」
相手「学生でキツイので5万円くらいなら助かります」
あたい「まだそこまでのお値下げは考えておりません」
相手「箱とか要らないんで値下げお願いします」
あたい「ご期待に添えず申し訳ありません」


あ”あ”あ”あ”ぁぁー!!

めんどくせぇーーっ!!


なので値段交渉不可は絶対条件。

毎日100円ずつ値下げしていくことにしました。



新品未使用品って?

ところでフリマやオークションで
やたらと『新品未使用』ってキーワードを見かけるけど
たいていがなのはみんな知ってるよね。


あたい的には『新品未使用』というと
開封してない、通電もしてない状態だと思っていてさ、

だってネットで買い物するときって
『返品は未開封・未通電のものに限ります』とか
『一度でも開封、通電したものは返品できません』って書いてあるじゃん?

だから『新品』の定義ってのは
指紋もついてない、
息もかかっていない、
出荷時のまま、ってことかと思ってるんだけど、


↑それは
『新品未開封品』って言うそうで、

『新品未使用』っていうのは

箱は捨てたけど通電してません、という
「そんなことってあんのかよ?」的な
確かめようのない自己申告な状態なんさねー


んなもんで、

「出品写真を撮るために開封したけど使ってません」だの

「ダンナが間違えて開封。実際には使用してません」などと

まやかしい文言をみなさん並べてますわー


特に食器関係の出品は
多くの人が「新品未使用」で出品している。

そりゃ食器は新品偽装しやすいもんなぁ



売れたーーー!!

出品から一週間ほど経ったころ

ついに、ついに、ついに!

売れましたーーっ!!


うれしい。ホント、よかった。


いやー、価格.comとかのクチコミが悪いからさ
売れないんじゃないかってほんと心配してたよー


結果、約8万円で売却。

13万円で購入して→8万円。

7.5ヶ月間、使用してマイナス5万円。

1ヶ月あたり6666円、
1日あたり222円で使用していたことになる。


うん、なかなかイイ値で買ってもらえたやね。


超速攻で発送。

バイバイ、SHARP機。

そのころにはもうiPhoneにもだいぶ慣れて来てたので
ぜんぜん未練なくお別れできました。


数日後、お相手から受けとり連絡がきて
ついに すべてが 終わった。


あぁ、終わったんだ……


出品が終わっただけじゃなく
この半年間の「これ、もうヤダ――」っていうのも含めて
全て終わったんだなぁ


犬くんがいた暮らしのとき
毎日何回も「かわいいなぁ~♪」ってかんじることで
気持ちが潤っていたのとは逆に、

毎日、何度も「この役立たずが!」と
舌打ちしていたら
どんどん心が荒んでしまってね。


やっぱり環境で人って変わるんだなぁって分かった半年間でした。



まとめ

すったもんだあったけど
結果的には高値で回収できたし、


以前から気になっていたものの
操作性の違いから躊躇していたiPhoneに
乗り換えるキッカケにもなって
結果オーライだったと思う。


docomoショップの親切なTくんのおかげで
その都度、最良の方法で乗り越えられたことも良かった。


SHARPの関係者の方、いらしたらすんません。

あたいのこんなブログくらいじゃ影響ないでしょうし
体験したことそのまま書いちゃいました。

(↑これぞドシロウトの強み)


まーーねーー
SHARPに限らずメーカーっていうのはどこも
経営陣と営業と開発、

すなわちカネ計算とモノづくりって
かみ合わないことが多いよね。


今回のスマホも
もしかしたら開発チームは
「この程度の商品を出すのはイヤだ」と思っていたかもしれないな。


さあ、長々と恨み節を回してた
『iPhoneへの道』もこれにておしまいです。


一緒におもしろがったり
ムカついたりしてくれた方々、
応援うれしかったです。


ありがとうございましたーーーー


お次はPanasonicのブルーレイの悪口を書こうと
闘志を燃やしていたけど
なんか怒るのも疲れてきたので
しばし のほほーーんと参ろうと思います。



▼瀬戸内海に浮かぶ島、直島の春




2022年4月19日火曜日

iPhoneへの道(10)

どもー

義父の三回忌で
関西方面へ行っておりました。

法事とはいえ久しぶりの長距離移動はちょっぴり楽しく
かつ、めっちゃめちゃめちゃ疲れた。

いまだに筋肉痛&毎日眠いです。


さて、前回のつづき。

SHARP機をいよいよ売りに出すことに。



フリマに登録

さてさて。

中古スマホの買取屋では
買い叩かれることが判明したので
ネットオークションやネットフリーマーケットで
個人販売することに決定したものの、

これまで購入経験はあっても
出品したことは一度もなく
イマイチよくわからないあたい。


っていうか、購入するときも
「これ買っといて」とダンナに任せておりまして、

この際、自分でやってみよーってことで
とりあえず某フリマサイトのアカウントを作ってみた。


まだ不慣れなiPhoneを使っての
初めてのフリマ出品は
なかなか思うようにいかずイライラしつつ、

とりあえずまずは
損しても悔しくない不用品を出品してみることにした。



おためし出品したら

パッと部屋を見渡して目についたのは
昭和レトロショップから届いたばかりの大皿。

2000円で購入したので
3000円で出品してみたところ
あっという間に「お気に入り」登録がいくつかついた。


や、やばい。

まだ一度も使ってないのに売れちゃったらどうしよう!


で、誰も買う気がしなそうな6000円に値上げをしたら
さーーーっと「お気に入り」登録が減っていった。


へぇ。フリマってめちゃんこレスポンス早いんだねぇ。驚いた。



フリマで初販売

それでは、と
今度はガチの不用品、
テーブルキャンドルを出品してみることに。

すでにたくさん買い置きがあるのに
激安キャンドル200個セットを
つい買っちゃったんさね(≧▽≦)


1000円で購入したものだけど
amazonで調べたら2000円で売られていたので
2000円で出品したら
ものの数分で買い手がつきました。

早っ!!


はい、↑ここで「あれ?」と思ったあなたは上級者。

フリマって基本的に
「送料込」で出品するのが暗黙のルールになってるんさね。

あたいも「送料込」をデフォルト設定してたのを
すっかり忘れて値付けしてた💦


つまり2000円で売れたけれども
今回の送料780円(だったか?)と
出品手数料200円(だったか?)を差し引いた
1020円が今回の利益になるわけでして、

もともと1000円で購入したモノ、
すなわち20円しか儲けてないことが判明。


梱包する手間と
宅急便を出しに行くガソリン代、時間代など
こまかい労力まで含めると
初めての出品は失敗なのでありました。


あーーー

あたい、お金の計算、苦手💦


この失敗を踏まえて
ダンナにいちいち確認してもらいながら
いよいよSHARP機を出品してみました。


(次回、最終話へつづく



写真も載せとこ。

去年、めちゃめちゃ惜しまれながら閉園した
調布市の京王フローラルガーデンアンジェ。

フェンス越しに撮りに行ってきました。


▼フェンスの網目がいい感じに周辺ボケになってくれた♪




▼人の手が入らず雑草ボーボー。
伐採が近いことを知ってか知らずか
こんなたくさんの花が……涙




伐採エリアには
珍しい緑色の桜、御衣黄や鬱金もあるんだよね。


新宿御苑にある御衣黄は
病気で伐採されたそうだし、

そーゆーところへ
移植とかできないものかねぇ?

開発業者がそんな予算だすわけないか。


そら伐採しちゃえば
お金もさほどかからずに
あっという間に整地できるもんなぁ


緑の桜、去年たくさん咲いていたのに
カメラの腕が悪くて
上手く撮れなかったのが悔やまれる……



2022年4月9日土曜日

iPhoneへの道(9)

前回のつづき。

さて、いよいよSHARP機の中古販売だ。

13万円で購入。
使用期間は実質7ヶ月間。

はたしていくら回収できるか。


ちなみに iPhoneへの道(2)にも書いたけど
ドコモショップとヨドバシカメラは
最新モデルの買取、下取りはしていないです。

ノジマ電機では新機種購入を条件に
下取りをしてくれるとのことでした。



ネット上のスマホ買い取り業者→6万円

まずはネットで査定しているお店を
数店調べてみた。

機種名、購入時期、状態を入力してポチ。

どの店もおおむね5~6万円といったところだ。


購入直後に調べたときは
8万円買い取りだったので
この7ヶ月で2~3万円値下がりしている。

早く売らねば。


そしてこのとき知ったのだが、このスマホ
auでは取り扱いがなかったことが判明。
(docomoとSoftbankだけの販売)


フラッグシップ機の取扱いが無いなんてこと
通常ありえないよね。

手振れ補正なしの
あのダメダメカメラは売れない、と見込んだのか
auの販売部はまともな判断したな。



街の下取り屋さん→6万円

話は少々さかのぼりまして。

実はiPhoneを購入する数時間前に
街の買い取り屋さんへ査定に行っておりました。

↑しっかりしているようだけど
Tくんのアドバイス通りに動いているだけ


中古スマホの買い取り屋なんて
うさんくさそうなイメージだけど、

この店はヨドバシカメラの
店員さんも教えてくれたお店でもあり

そこそこまともなのかな?と行ってみたのだが
案の定、買い叩いてきやがりました。


まず、最高買い取り価格は6万円で
そこからマイナス査定していくという前提は
ネット買い取り業者と同じでした。


でだ。

窓口の店員さん、
ろくすっぽ見もせずに
「あ、ここ、充電さし込むところに傷がありますね」と言ってきたんさね。


やっぱり!!

実はこのことはdocomoのTくんから
聞いていたとおりのセリフでありました。


Tくんは以前、別の買い取り屋に出したとき
やはり充電ケーブルを差し込む部分に傷があると言われたそうで、

Tくん自身はまったく認識できなかったのに
査定の人がそう言うので
受け入れてしまったのだと
めっちゃ悔しそうにアドバイスしてくれたのだ。



スマホってさ、みんな
ボディに保護ケース、画面に保護シール貼るじゃん?

だからカバーされることのない
充電穴は弱点なのかもね、と
Tくんとあらかじめ相談してあったのだ。


ありがとうTくん、案の定
ふっかけてきやがったよ!


おかげで動揺することなく、

「いや、傷、あります?無くないですか?どこですか?」

と返すと
「ここのあたり」と充電穴あたりを
ふわふわっと指差してきやがったので、


「んーー、ぜんっぜんわからない。
そんな、パパッと見ただけでわかる傷あるかなー?

さっき自宅でマクロレンズで撮影したけど
傷なんてなかったですよ? 

撮った写真、見ます? 
ちょっと待って、いま出すから

などと、
本当は撮影なんてしてないんだけど
いやらしく強気に出てみたら


店員さん「少々お待ちください」って
奥へ行ってしまった。


わ。上級店員に交代? ヤカラ査定? うはっ♪


凸撃取材気分でワクワクしながら待つこと1分。


おなじ店員が戻って来て、第一声が
「お客様、次のスマホ、もう購入されたんですか?」
話題が変わってて拍子抜け。


おいおいおーい。

キズ付いてるってイチャモンはどこいったんだよっ!

こっちはヤル気マンマンだったのに
なに勝手に仕切り直してんだよ!


素通りしてんじゃねぇって!


かかってこいよーーっ!!


とズッコケつつ、

このときはまだiPhone買う数時間前だったので
「これから購入ですけど?」と答えると

「二度手間になってしまうので
査定は購入後にお願いしてます」ときた。


なーるほど。

一応、筋は通っているが
要は「お引き取りください」ってことか。


怪しい業者さんに”めんどくさい客”って思われたってことは
あたい、抜かりなくつっこめたってことかしらね?


なぜだろう、なぜかしら、
なんだかひと仕事終えた気分で
爽やかに店をあとにしたあたいでありました。


↑喜びのポイントが底辺(≧▽≦)



それにしてもアレだな、
マスクしてるとけっこう強気なこと言えちゃうな。

みんなもクレームつけにいく時は
コロナ明けでもマスクして行ってみてねー


もちろん色は黒だよー


つづく







2022年4月5日火曜日

iPhoneへの道(8)

前回のつづき。


さて、SHARP機は修理にだした。

何日くらいかかるのかわかんないけど
早く修理して返してほしい。


なぜならば、
『今、SHARPで一番高い、最新モデル、なう!』という
バリューパワーがあるうちに下取りに出したいから。


このスマホは
そこにしか価値を見出せないからね。




「まさか修理出してるあいだに
春の新商品が出ちゃわないだろーね」

ドキドキしながらすごした3月上旬でした。



このころにはiPhoneにも少しずつ慣れだして
「わぁ、iPhone、こんなこともできるのか!」
驚きが増えてきて、

人生3台目のスマホでようやく
「機種変更してよかった♪」を味わっておりましたところ、

突然、SHARPから『修理完了』のメール。


それは修理依頼から3週間ほど経った日でした。




ホッと一安心

結果、初期不良ということで
無料で修理していただけましたー!


んもぉ、ホッとしたわぁ、んもぉ、んもぉー!


最後だけはまともな対応だったやね、SHARPさん。



23日間「6万円かなぁ……」って
気を揉み続けるのはしんどかった。


以前、東芝へなにかの修理頼んだときは
見積りが決まった時点で
「無料で直せます。これから修理に入ります」って
連絡くれたことに改めて感激しつつ、


今のSHARPは
そゆこと期待できない会社になっちゃったんだなぁと
昭和の一流メーカーのオワコン化を実感。



それにしてもスマホ修理に3週間以上だなんて
故障機たんまり抱え込んでんのかしらねっ。


嫌味のひとつも言いたくなるよ、まったく。

(ひとつじゃ済まないほどグチグチ書いてるけど💦)



いよいよ現金化

出戻ってきたSHARP機。

画面に薄いビニールがペロッと貼りついていて
新品みたいにピカピカだ。


ビニールをつけたまま電源をいれたら
『ようこそ』って文字がでた。


半年前の7月下旬、
この画面を初めて見たとき嬉しかったっけなぁ


夏の始まりの暑い日で
人生2台目のスマホにワクワクしてたんだよなぁ



ぜんぜん愛着湧かなかったスマホだけど、

ポンコツ出荷されて、けなされて、
『いらないよ』って足蹴にされるなんて
不憫な運命だよなぁ」
ってちょびっと可哀想になっちゃったな。


こんなのを販売OKと決めた
SHARPの社員にはそういう感覚ないのかな

最新モデルっていう勢いで
ある程度売れればいいや、くらいなのかな



さて、いよいよ転売だ。

ドコモショップのTくんに
「転売するとき『故障したのを直しました』って
正直に言うものなん?」
って相談したら、

「いや、それ言って売る人いないですって(笑)
しかも基盤じゃなくてディスプレイの故障ですし
言わなくていいですよ」

とアドバイスもらってたので
堂々と『美品・中古品』で販売すっぞー!


今度こそちゃっちゃと売っぱらうぞーーー!!


(あとちょいつづく





府中市の東郷寺。

黒沢明監督の『羅生門』のセットモデルになった立派な門。