2022年12月28日水曜日

クリスマスにサンタ吉

わが家のマスコット犬『み の 吉』が
サンタクロース犬になって帰ってきた!



食パンアーティスト、

サプライズで み の 吉 作品を作って
ハガキに仕立てて送ってくださいましたっ!!!

(あ、『み の 吉』という変な表記は
詮索好きな近所のクソじじいに
見つからないための抵抗でやんす)


▼みてみてみて!
これ、食パンよ? 食パン!
着色はコーヒーやかき氷シロップなど
すべて食品でできているのだ。

(可愛くて食べちゃいたい)



▼元になった写真



そ、そっくりだ。

目が話しかけてくる!

生命あるものの思考が
目に宿っているっ



サンタ帽なんかかぶらされちゃって
ヘラヘラ顔しちゃって

んもぉ~
かわいすぎるぞ、みの きちーーーーーー♡



この作品、実は去年の今ごろに
『食パンの窓』内で発表されたものなのです。


一年越し(二年越しっていうのか?)に
知ったというわけであります。


こんなカワイイみのっちを
一年間も見てあげられてなかったなんて
あたい、自分で自分をペンペンしたいっ!! めっ!!



NTさまは
京の都の雅やかな世界のお育ちのようでありながら
イスラエルやグアテマラで
なにやら秘密めいた特派員?をされていたり、

モノの捉え方などが個性的で
魅力的なお方様なんよ。


他人への興味を
断ち切る努力をしているあたいでありながら、

NTさまには
めっちゃ惹かれるものがあります。

執着心とか虚栄心とかの無さったら、あーた。

それと迎合感のなさ。

でありながらのかなりの柔軟さ。

ホント、どーゆー人なん?
かっこいいなー



ちなみにNTさまには
これまで他にもみのきっつぁん作品を
作っていただいてます。








わんこや動物だけじゃなく
食べ物や人物もすごいの。

おでんとかたこさんウインナーとかさ
香りがしてきそうだよ、ほんと。


NTさんとは
お会いしたことはありません。

今回は
あたいがお菓子置いてもらってる
工務店さん宛に
このサプライズハガキが届いたんだよね。


頭いいよねーー なるほどねー

このブログって
コメント欄ないし、

メアドも晒してないから、

連絡の取りようがないんさね、あたいって。


なんでそうしているかと言えば
『話しかけんな病』
『めんどくさい病』
『絡まないでぇー病』
だからでありまして
ここにメアド晒す気はないし……


あたいに直接連絡とりたい方は
まず工務店さん(東京都三鷹市)へ出向き、
お菓子を買っていただきますと、


商品裏のシールに
製造者連絡先として
メールアドレスが書いてありまーす。

あたいにメールしたい方は
ぜひご購入くださいませー


↑たかがメアドにどんだけ高飛車な……


年内は明日が最終日。
年明けは1月10日の納品が最初になります。


本当にありがとうございました~!!


2022年12月21日水曜日

前世のつぐない価格

いや、ここのところ
まさに怒涛の忙しさだった。

毎日3時間くらい
リビングで仮眠程度の日が続いたせいで、

15年間、毎日欠かさずに書いていた日記も
ついに記憶を遡れないほど
空白が続いてしまった。


なにがそんなに忙しいって
お菓子販売始める前から決めていた
ワークショップは全部行きたいし、

(写真、ボタニカルアート、
ドライフラワー、デルフト焼きなど)


この時期は
展示会や勉強会など多くて、

中でも京都400年の老舗料亭
『瓢亭』15代目高橋義弘さんから
直伝の勉強会(10名限定貸し切り)は興奮ものでした!



そしてお菓子販売が順調で
作っても作っても売り切れる!

↑うれしすぎる誤算


お菓子はさ、今まで一度も同じお菓子を
作ってないから
毎回、ラベルを印刷したり
パッケージの袋を捜したり
原価計算をしたりして

1つのクッキーを仕上げるのに
4時間くらいかかるのな


3種類なら
12時間。

「そんなに時間かかるわけないじゃん」
って思うやね。


あたいも昔は
「は?クッキー2枚で300円?
原価いくらよ。ぼったくるよねー」
って思ってた。


原価ってのは
単に材料費だけじゃないんだなーって
今更ながら
社会勉強しております(;^ω^)


▼土日の二日間、睡眠時間3時間で
やっとこれだけ作った(4種類)。

混ぜて焼くだけのクッキーではなく
とにかく手間がかかるメゾン系のクッキーだや。

200円で売ってたけど
260円に値上げ。

バターも小麦粉もフランス産。
バターは日本の2.5倍のやつ、
小麦粉は日本の5倍するの、使ってるしね。




▼京都・一保堂の抹茶(3000円ほど)を
めっちゃんこぶち込んだ原価割れ割れの
抹茶と小豆のパウンドケーキ。

右はバニラのウイークエンドケーキ。
バニラエッセンスではなく
マダガスカル産バニラビーンズの鞘からしごいた
本物のバニラビーンズをふんだんに使用してます。




▼ラズベリーとバニラのバターケーキ。
パウンドケーキよりもバターを多く配合しているので
そのまま食べると重いけど
レンジで6~8秒チンして食べると
ふわっふわのエアリー食感に♪





▼シフォンケーキはホールでのご注文も
いただくようになりましたっ♪
上からバニラ、アールグレイ(紅茶)、オレンジ



■バニラシフォン
マダガスカル産バニラビーンズは
ここ2年くらい
世界中で超絶高騰しててさ、

昔はバニラ鞘 1本400円くらいだったのに
今1本 700円もすんのよ。

しかも昔は質も良くて
鞘3分の1(130円分)でも
ビーンズが充分取れたのに、


近ごろのはしなびてるもの(B級)が多いから
シフォン1個に全鞘700円分ブッ込んで、

それをホール(まるごとサイズ)で
1800円で販売しているんだもん、

ボランティアか?って価格だやね。



■アールグレイ(紅茶)のシフォン

アールグレイティーで
一番のお気にいりは
シンガポールの老舗クラシカルホテル
ラッフルズホテルのもの。

1泊20万円ほどの
ラクジュアリーホテルのアールグレイの茶葉を
バカっとスカっと使用しているで!!


よくある「紅茶のシフォンケーキ」のレシピは
『茶葉を混ぜただけ』のものが多いけど
あたいはそれでは納得しきらん。


お湯で蒸らして開いたアールグレイを
生クリームで
超濃厚なミルクティーにして
シフォン生地にまじぇまじぇしてます。


これもホールで2000円ぽっきり。

金捨ててんのか!?って値段だやね。



■生絞りオレンジシフォンケーキ

よくある『買ってきたオレンジジュース混ぜた』ものじゃなく
生のオレンジを絞って、
軽く煮詰めて濃くしてから混ぜている
本物の生搾りオレンジシフォンケーキさー


オレンジピールも生地に混ぜて
オレンジ系のお菓子好きにはたまらん
シフォンに仕上げてまっせー

個人的には
これが一番食べるの好きだけど
原材料費がエグいわりに
これも2000円ぽっきり。

前世のつぐない
させられてんのか?って値段ですな。


ま、ありがたいことに
並べると2,3日で完売していただけるので

当初、懸念していた
廃棄はゼロなので
どうにか損はなくやれてます♪

(自分に自分の労働賃金は支払えてないけど)


ま、いいんさね。

ダンナは
お金使うだけだったまめ吉が
稼ぐ気になったって
朝日に向って一礼しているし、

ママンも
まめ吉に労働意欲が芽生えた!って
仏壇に手を合わせて泣いている。


あたい

なんか

イイコトしてる気がするぅ(パァァァァ~)



昔、鑑別所出たときに
生まれ変わったあの気分を
今また味わっているよっ♪


そしてなんとついに
プチ出店計画も2つ
お声がかかった!!!!

……どうする? あたい、どうする?

これ以上、やってけるのか?



ホントに寝る間もなく
急にいろいろが回り始めました。

(詳細は決まり次第、自慢げに発表します)