2018年10月1日月曜日

フランク・ロイド・ライトを語っちゃうぞ

昨日のつづき。

今回、ハイドロカルチャー教室の会場は
『&garden 国立』のモデルハウスでした。

フランク・ロイド・ライトの有機思想を取り入れた
設計の家、とのこと。


興味シンシン、
野次馬気分で見学してきたよ~
ヒヒーーンっ ∈・^ミ┬┬~ (←馬、だそうですよ)


フランク・ロイド・ライト氏、
近代建築界の三大巨匠の一人だよね。

ル・コルビジェと、あと一人は思い出せない
そんなあたいだけど

知ったかぶって
色々書いちゃうぞ~!


▼リビングにはライト氏っぽいデザインのライト。
左側の吊り灯りは、氏の照明作品
『タリアセン ペンダント』っぽさが匂ってます。




ライト氏の特徴である水平を意識して
室内をデザインされているそうです。













20年以上前、バブルのころに
『フランク・ロイド・ライト展』に行った事がある。

建築好きなダンナにくっついて行っただけだけど。


うちのダンナは去年も一人でヨーロッパへ
ル・コルビジェの建築巡りに行ったりと
建築物が大好きなんだけど、


あたいはそーゆーの
しゃーっぱり解らないもんで、


20年前の『フランク・ロイド・ライト展』でも
足も止めずにサーーッと横目でチラ見て、

「モンドリアンの絵っぽい設計だな」と思ったっけね。

モンドリアン「赤、青、黄、と黒のコンポジション」


さて、さて。

フランク・ロイド・ライトといえば
よく言われるのが
「自然と建築との融合」であ~る。

だが! しかし!

帝国ホテルとか上野の美術館とかでは
正直、あんまりそれを感じられないような.....

「自然と融合? どのあたりが? 
思いっきり人工物に見えてますけど?」と。


ただ、アメリカ ペンシルバニア州にある
『Fallingwater(落水荘)』はたしかに
▼自然との融合にホォーー!ってかんじなのであります。
(2008年にパチリ)




元々あった岩や滝には手を付けず、

家のほうに穴をあけて岩をそのまま室内に取り入れたり

▼リビングの階段を下りていくと
滝に降りられるようになっていたりと

まず自然ありきの設計。




まさに「自然との融合」の評価にも納得です。


▼おまけ。フランク・ロイド・ライト人形。
1体2000円くらいの高級品(?)。




......と、10年前の写真を得意げにさらして気が済んだので
話を国立に戻しまして(;^ω^)ゞ


この国立のモデルハウスは
そういう意味での自然との融合というよりも、

帝国ホテル(現存のライト館)などの意匠モチーフが
特徴的に取り入れられているようでした。


たとえば、ライト氏が意匠に取り入れていた
日本の行灯(あんどん)のモチーフが
▼キッチンとリビングの仕切りなどに見られたり、

▼壁にはライト氏を感じさせる石素材が使われていて。

ライト氏のマニアにはニヤリなのか、も?(#^^#)




中庭の樹木で
近所からの視界をさえぎったり、

外から透けにくいガラスを利用することで
カーテンがなくてもプライバシーが守られることで
太陽や雲や空が感じられる家でした。


とくに中庭を楽しむ提案は
都会の住宅地ならではの設計だなぁと。

今年の1月にも書いたけど
都会の住宅にこそ中庭を!に共感。


いいものを知ってもらいたい、という心意気が感じられる
オーガニックガーデン『&garden 国立』

住宅展示場につきものの
住所書いたり、根ほり葉ほり聞いてきたり、
勧められたりがまったくなく、

また、案内のおねえさんが美しく
質問しやすいかんじで楽しかったです。


興味のあるかたは内覧行ってみては?
素敵なモデルハウスを体感できるよん。