キャンピングカーについては今回で終わりだよん。
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運転は普通免許でOKだったけど
自家用車とはちがう大きな車......
運転、大丈夫かなぁ~?
なーんて心配ナッシング。
なぜなら北海道は道が広いから~(^o^)/
▼街中でもこの広さ。
どのあたりを通ったらいいのか、
いや、もしや2車線なのか?と不安になるほど広い。
ウチ(東京)んとこの住宅地なんて
ミラーをたたまないとすれ違えないときあるからねぇ。
うらやましいなぁ。
運転ストレスにさらされず長生きできそう(#^^#)
【運転席の仕様】
オートマチック車なので運転は簡単でした。
土台となっているのは業務用トラックなので
リクライニングができず
乗り心地もイイとは言えなかったけど
すぐに体も慣れました。
今どきパワーステアリングじゃないウチの車と比べれば
かえって運転しやすいくらい♪
ウチの車には付いていないバックモニターもついてて
運転はしやすかったです。
……と、褒めるところは数行で済ませておいて
不満点、たっぷりいくよ~!(笑)
運転席のすぐ後ろから居室スペースなので
シートが最前方へスライドした状態で固定されてました。
そのうえ、どういうわけなのか
シートベルトが30cmほど短く縫い付けてあって、
シートは最前方だわ、
シートベルトは短くて届かないわのアンチノミー。
パーカー1枚を羽織るだけでシートベルトが締まらなくなる
ギリギリのパッツパツでした(≧◇≦)
おまけにクラクションが異常なほど軽くて
オッパイ触っただけで プーーーッ。
カーナビ操作で プーーーッ。
右折しながら プーーーッ。
あるときは駐車場でふいにプーッと鳴ってしまい、
歩行者さんにギロにらまれて
窓をあけて「すみませんっ、間違えて鳴らしました」と
ペコペコあやまるはめに。
またあるときは、地震後に行列していたガソリンスタンドの車列で
思わぬタイミングでプーーッと鳴ってしまい、
あたかも「待ちきれなくてイライラしている人」のようなことに。
は、恥ずかしい......(涙)
それとカーナビがショボくて
到着予想時間も出ないし
住所入力も細かくできなくて、
道を1本間違えるとUターンする場所がない山のなかでは命取り。
あーあと、走行中にサイドミラーが風圧で動いてしまいがちで
付属(?)のツッパリ棒でミラーを直しながらの走行という、
ホントに
車検、通ってんの?(; ̄Д ̄)
と疑いたくなるような特別仕様車でした~୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭
【とにかくノロい】
車体が重たいから、とにかく速度がでない。
ノロノロ! トロい!
上り坂では40キロ台から上がらない。
めいっぱいアクセル踏み込んで60キロ。
高速道路で「最低速度違反で捕まるんじゃ?」と
レアな心配も(;^ω^)ゞ
うしろに行列できちゃってホント、申し訳なかったです。
それにしてもそもそも北海道の人ってスピード出すのねぇ。
一般道なのに90キロ以上出てそうなかんじ?
だって50キロでガンバって走ってるウチらを
軽々とビャーーーッと追い抜いていくんだもん。
そりゃ 道も広いし、まっすぐだしねぇ。
一般道が高速道路みたいな感覚なのかも。
笑っちゃったのが
『この先カーブあり』って標識が立っているのに
「え、これがカーブなの?」って程度の
フワ~ッとしたユルい曲がり具合だったこと。
確かに真っすぐではないけれども
わざわざ注意書きを立てるほどのカーブなのか?
北海道の人はまっすぐの道に慣れすぎちゃって
この程度のカーブでもうっかり突っ込んじゃう心配があるのかも?
と思うとちょっぴり可笑しかったです。
【車灯で「ありがとう」】
旅行者らしく身の程をわきまえて
見通しのよい場所があると車を左に寄せて
一般車に道をゆずりながらの走行でした。
イラッとしたかんじで抜かれることもあるし、
お礼のハザードをつけてくれる車もあるし。
一度、こんな出来事がありました。
それは或る日の夜9時ごろ。
対向車も無い、街灯もない、
車のライトが闇に吸い込まれていく
漆黒の山の中を走っていたときのこと。
一台のセダンがあっという間に後方に追い付いてきました。
道をゆずってあげられるポイントがなかなか無く
しばらく経ってからようやく車を左に寄せました。
もちろん即座に追い抜いて行くセダンさん。
まぁ、そうだろうねぇ。わかる。
で、だ。
こちらとしては前方に車が居てくれると走りやすいわけで
セダンに引っ付いていこうと速度あげてったわけですわ。
追い付け~ 置いてかれたらまた真っ暗闇だ~
すると、どういうわけでしょう、
前ゆくセダンのスピードがゆっくりになって、ついには追い付いて。
さっきまでの爆走スピードとはうってかわって
法定速度で走っているではないですか。
そのまま山中の一本道を必死で着いて行くこと20分ほど。
街灯りが見えてきて
ほんのり明るさを感じられるようになってきました。
すると前方のセダンさん、
急にビョーーーっと速度をあげはじめて。
レンタカーナンバーの、道慣れない我々を哀れに思って
先導してくれているのかな?という予感は確信となり
あたいはハイビームでパシパシとお礼。
すると、あちらもハザードランプをパチパチ返してくれ、
あっという間に街を駆け抜けて行ってしまいました。
あのときのお方、ありがとうございました~(^o^)/
こういうとき美女って得だな~と思いました (´▽`*)\(-""-;)ウソツケ
【窓からの景色】
フロントガラスが広いので
ずっと、果てしない大空と広い大地を実感~(^o^)/ (by松山千春)
(美瑛あたり)
(野付半島)
【ルール?】
ダッシュボードに
『走行中、他キャンピングカーを見掛けたら手を振りましょう』
と書かれていました。
え、本当? みんな、やってるの?
ペイズリー柄の赤いバンダナ頭に巻いて
オーバーオールとか着てた時代の風習じゃなくて?
現代にもアリな話なの?
人を疑ったことしかないあたいは無視することに。
ところが数日経ったころ、
「手を振る人、ホントに居んのかな?」
とダンナに言ったところ、
「みんな手、振ってくれるよ」と答えるではないか。
「へ? なに、今までダンナも手ぇ振ってたわけ?」
「うん。」
えーっ、まじか!!
おとぎ話じゃなかったんか!!
それからはあたいも参戦。
ホントにみんな、手を振ってくれてました~
日本もまだまだ捨てたもんじゃないねぇ。
そうなってくると手を振るのが楽しみになってくるわけで
あたいは平成最後の大ヒット曲(?)
DA PUMPの『U.S.A』で手をフリフリ~
♪ カ~モンベイベー アメリカ
どっちかの夜は昼間っ ୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭
ご覧いただいた対向車のみなさま、
ご一興になったらば幸いに存じます
(°o°C=(_ _; パンチ
さぁ、キャンピングカーについてはこれでおしまい。
次回からは旅の記録を書くよ~
(つづく)
【初めての車中泊記 2018】
■ 北海道地震でのこと
■ 北海道 キャンピングカーの旅
■ (北キャ)居室とシンク
■ (北キャ)電気について
■ (北キャ)車内で調理
■ (北キャ)車中泊 ゴミ問題
■ (北キャ)運転のこと