昨日につづいて
二子玉川のプロトリーフ(園芸店)。
NHK-BSで放送されているドラマ
『植物男子ベランダー』のロケ地ということで
ポスターが貼られてた。
原作は いとうせいこうさん。
去年、単発ドラマの評判がよかったそうで
今春から月1ペースで放送されている。
ちなみにベランダのロケ地は
『リレント麻布十番』というマンションだそうです。
麻布十番から二子玉川まで買いにいくか?というのは
ドラマだから置いといて(笑)
いや、でも実際そうかも?
表参道とか恵比寿が実家の友だちは
「毎日の暮らしは生活しにくい」と言ってたもん。
おしゃれで高い店ばっかりで
普通のスーパー、ホムセン、園芸店が無いって。
さて、話を戻し、
たとえばシャコバサボテンの回。
主人公は「短日処理」という
日照時間をコントロールすることにより
花を咲かせるコツを覚える。
毎日、シャコバサボテンに段ボール箱を
かぶせては外し、かぶせては外し、
そして、ある境地を悟るのであーる。
コントのような「植物あるある」が
低めの温度で展開されててオモシロイ。
ただ非常に残念なことに
紹介される植物があたいの趣味とは合わない。
マンデビラ、カルセオラリア、
アマリリス、オレンジウム……
うーん、
あたいの実家に昔からあるようなラインナップだからか
なんか古臭い感じがしちゃうな……
2世代くらい昔の園芸ってかんじ。
そういえば!
あぁそうそう、昔、ママンが
「今日、シャコバサボテンが咲いた」と
喜んでたことがあったっけ。
「そりゃ、水やってりゃ花ぐらい咲くだろ」
と当時は思ってたけど、はぁ~なるほど
短日処理の手間をかけないと咲かないわけか。
ママンは他にもシンビジウム栽培や
エビネ、クリスマスローズの自家品種改良など、
どうやらお世話系の園芸が好きなのだと気づいた。
そういえばママンのママンも
オモトの株分けや山野草など、
気づかいしてあげる園芸にハマってたっけ。
傍で見ていて「めんどくせーな」と思ってたけど
お世話やくのが楽しい園芸ジャンルってのが
あるんだねぇ。
今年シャコバサボテンが咲いてたら
気づいてあげようかなぁ♪
たまには親孝行してやんのだ !
調子づいて1鉢持たされたら迷惑だけど。
さて、話を『植物男子ベランダー』に戻し。
番組冒頭のセリフ。
『鉢植えが好きだとか言うと、
どうも優しい人間だと思われやすい。
だが俺は違う。(略)
自然に囲まれた山奥で
庭いじりしたいわけじゃない。
俺は都会のマンションのベランダで
自分勝手な植物生活を楽しむ"ベランダー"なのだ』
そうそうそう、そうなの。
「ガーデニング」という言葉には
その意味以上にイメージが先行するようで、
ヒトにそれを言うとき、
「優雅に暮らす奥さま」
に分類されてしまうことがある。
いえいえ、いやいや、
ガーデニングはそんな切り花感覚の
奥さまの趣味じゃーございませんよ。
暑くて、寒くて、汗かいて、
土にまみれてどっこいしょ~
ですよ。ね?
「買ってきた花をどう飾るか」じゃなく、
「育てた花をめでる楽しみ」なのだ。
ほら、育てたものって
かわいくて いとおしいもんじゃん?
花、野菜、子供、ペット、
たまごっちみたいなのでもいいから、
いとおしいって気持ちを
毎日、何回思えるかで
暮らしの豊かさが変わってくると思う。
特にあたいのような
東京砂漠に住むキャリアウーマンには
「育てる癒し」が必要なのよぉ~
日々すさんでくるのよぉ~
あ、いまウソつきました。
畑だらけの多摩地区で
だらだら暮らしてるけどさ (^o^;)
ま、とにかく、
ヒトとしてすべからく「育てる」べし!
と思う あたいなのであります。
■『植物男子ベランダー』 次回の放送予定
■2014年9月3日(水)
■NHK BSプレミアム 23時15~44分
■プロトリーフは「なじみの園芸店」として
次回もでてくる予感です