2022年11月28日月曜日

シフォンとカヌレ

今まで「買いやすいように」って
安いお菓子(¥150~)を念頭に置いていたけど、

「まめちゃん、美味しかったよー」って
メールくれる友人やフォロワーさんたちに

「あの程度のもんで美味しいだなんて申し訳ない」
って後悔する毎日でさ。


ちょっと材料費はあがっちゃうけど
ちゃんとしたものを作りたいなぁと、

ついに日持ちしない
半生系のお菓子を納品しはじめました。

(「シフォンとカヌレ」って、ワンコの名前にしたらカワイイかも♪)


▼包装に4時間かかってるなんて
思わないよねーー(笑)

袋の大きさを決めたり
原材料を書いたラベルを作ったり
原価計算して値段決めたりして
時間かかるのよぉ

2回目からはもっと早くできるはず♪



  • シフォン 250円
  • カヌレ  300円

採算なんてまったく取れないやね。

カヌレに至っては
焼き菓子のなかでも最も難易度高い分類だし、

二日がかりで作るのめんどくさくて
もうね、1個1000円でもわりに合わない。



▼甘いもんには酸味や香りがあるほうが好き♪
で、今回はラズベリー100%パウダーで
グラスアロー(ソース)作って合わせてみたよー




▼作って2日目以降、外側のカリカリはありまっせん。



カヌレっていうと
合言葉のように
「外側のカリカリ」の話になるよね。

「チャーハンはパラパラじゃないと」
「ナスは油と相性いいよね」

くらい定型文になってる(≧▽≦)



でもね
カリカリのカヌレが食べられるのは
作った当日程度なんさね。

翌日からはもっちりになるの。


あれだ、ほれ、
お餅だって
焼いた直後はカリカリでも
翌日はそうでもないだろよ?

そゆことよ。



日本では
「カヌレは外側カリカリ、中もちもち」って
宣伝文句が定番になってるからなのか、


ケーキ屋さんのカヌレのクチコミ見てると
もお100%に近い確率で
『カリカリして美味しかった』
『カリカリしてない。残念』
って書かれてる。


カヌレ=カリカリしか判断基準ないんか、ジャパニーズ。


『カリカリしてない』のは当たり前なの!

『カリカリしてない』から評価をさげるのは
あまりにもお店がかわいそう。



消費者が無知なせいで
カヌレの外側にスプレー状の飴をコーティングして
数日、カリカリを維持させる業者まで現れて。


本末転倒だろーよ、それ!(笑)


フランス人が食べたら
「これカヌレじゃない」
って、


カルフォルニアロール食べた
日本人の気分で否定するだろーよ。





あたいのカヌレは二日目から
ちゃんと外側モチモチ
作り方ですからねっ


とはいえやっぱりカリカリが好き♪ってかたは
トースターで3分ほど焼いて
表面をすこし溶かし
(ジュ――っと音がするまで)、

で、冷蔵庫で30分以上冷やすと
カリッくらいには復元できますよん。


ためしてみてねー


今週はいろんなワークショップへ行ってきます♪

と同時に、1月に開催する
自分の石けん教室の見本や販売品を
隙間時間にせっせと作ってますよ~