2018年2月11日日曜日
犯人側に同調する
駐車場に、真新しいスニーカーが落ちていた。
「子供サイズならわかるけど
大人がこんな忘れかたするか? 」
「そもそもこの不自然なたたずまい......」
でもすぐに
以前に自分もやらかしたことを思い出しました。
高校生のとき、
足を骨折したとき、
病院から帰るとき、
駐車場で車にのるときのこと。
パパリンの日曜サンダル(ゴム製のデカいヤツ)を
ギプス側の足にひっかけるように「かぶせて」いて。
で、車に乗りこむときに「落ちそうだった」ので
「あえて先に脱いで」からクルマに乗ったときに
うっかり駐車場へ置いてきたのだ。
帰宅した時にサンダルがないことに気がついて
病院へUターンしたら、
パパリンのデカサンダルが
病院の玄関前にたつ銅像にのあたまに
ちょんまげのように置かれていたのです(∩´∀`)∩
一緒にいた両親は大爆笑で
近くにいた知らない人にまでわざわざ言いふらして
その人たちも一緒になってゲタゲタ大笑いして。
だけどあたいはなんだか、もうそのサンダルが
汚いモノになってしまったような気がして笑えなかったんだよなぁ。
10代特有の潔癖さってーの?
なんか、こう、「嫌だ......」と拒絶したいような気持ち。
▼の②番の意味に近い感覚さー
『大辞林』けっぺき【潔癖】(名・形動)
①わずかな不潔でも許さない性質。また、そのさま。きれいずき。
②不正なことを激しく嫌う性質。またそのさま。
今じゃもうすっかりガサツで
「ちょんまげなんてベタすぎんだよ!このヘタクソ!」
と舌打ちしながら、
他にもっとふざけた場所がないかと探しちゃうかもね~ ლ(´ڡ`ლ)
話は最初の、スーパーの駐車場にもどりまして。
このスニーカーを発見した人は
落し主が取りに戻ったときのために
見つけやすい場所で、かつ、
ギリギリでクルマにひかれなそーな場所、
そしてちょっとだけ「おもしろく置きたい」と考えたあげく、
▼この状態に置いたんじゃないかな。
落した側のことよりも
拾った人のほうの気持ちに同調してしまいました~(;^ω^)ゞ