2019年10月13日日曜日

四国しまなみキャンカー旅(4)大歩危渓谷

前回のつづき。

香川県でキャンピングカーをレンタルし、
讃岐うどんを食べたのち、

徳島県へ越県して
『大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)』なる観光地へ行ってみることに。


「四国は道が狭い」と聞いていたので
特に山へ向う道は
多少遠回りでも国道・県道を選んで進むことに。


なーのーに。

高松方面から向う国道319号の
狭っまいこと!


軽自動車同士でも待機スペースまで戻るような山道。

キャンピングカーにはキツイ。

路肩に柵もない部分もあって
踏み外したら崖下なヒヤヒヤ国道でした。


ドライブマップに注意が書いてなかったのにな。

(その後、ここより広い道で
「道狭く注意」などと書いてあったりして。チッ)


そういえば以前、テレビで見た
激狭や、凸凹や、がけ崩れなど
通行がキビしすぎる道、

『酷道(国道)』『死道(市道)』を行く!みたいな番組を
見たことがあった。

あぁ、まさにあれは四国の山道を特集したものであった。


この道が『酷道』なのかは不明だけど
車高3.5メートルのキャンピングカーに
傷をつけないように&脱輪しないように
木枝をよけながら狭い道を進むのは苦行でした。
(傷は罰金15万円だし)


【メモ】
319号ではなく
手前の192号ならば
観光バスなども普通に行ける道であーる。



で、ようやく着いた小歩危(こぼけ)。

▼あら、青緑色の川♪









長い吊り橋にテンション上↑↑↑

しかしその後、
四国は吊り橋がいっぱいあることが判明。


旅の3日目には

ここもまた吊り橋かい!
どこの橋なら車で渡れるんだい!と。

吊り橋が多いぃ~


(ダンナ、小さい)







次。
ここからほど近い大歩危(おおぼけ)へ向います。


遊覧船のりばがあるのは
道の駅 大歩危ではなく、

そのすぐ手前のドライブイン
『大歩危峡まんなか』でした。



THE観光地ってガッカリすることが多いので
ここもぜんっぜん期待してなかったんだけど、

遊覧船1人1080円と安いので乗ってみることに。



結論。
乗って良かった!‹‹\(´ω` )/››


遊覧船は17時が最終で、着いたのは16時30分。

▼もう陽が陰っちゃって、水の色が暗い。
しかも船着き場はけっこう下の方。うげっ











▼船着き場に魚のエサが売られているからか
川魚がいーっぱい。写ってないけど。










船着き場のかたが
「おねえさん、写真撮るなら……」
一番後ろの席を案内してくれました。


「へ? 一番うしろ?」

乗ってみてわかった。

前のほうの席では
船頭さんがいて撮りにくく、
かつ、帰りには先頭(前に誰もいない席)にかわる特等席、

それが「乗る時は一番後ろ」の席だったのです。



船着き場のおにいさん、絶賛ありがとう!!!

あぁ~ 
美人に生まれてよかった~♪

(°o°(○=(-_-○ 嘘つき!バキッ 殴・蹴・打



ここ吉野川は
江戸時代の昔から『暴れ川』として名をはせているそう。


特に谷が狭いこのあたりは
どえりゃー暴れっぷりだそうで、

▼何年か前、この建物の床が浸水した写真が展示されてました。
























陽が陰る前のほうが
水が青緑でキレイだったろうけど、

光の反射ないこのかんじ、良かったかも♪






(つづく)



2019年10月12日土曜日

閑話差し込み

四国しまなみキャンピングカー旅の記録が
またまた頓挫する予感、とお思いかの?


ノンノン!

あたいは今週、
古都の参道と
都会の参道へ行っていて
書けなかっただけなーのだ。


▼どーこだ?













今週は鎌倉へ。

1、報国寺の竹林
2、鶴岡八幡宮の鳥居
3、杉本寺の仁王像(運慶の作)
4、豊島屋「鳩サブレー」


足の都合で日帰り不可、
お泊まり鎌倉してきました。

このことはまた別途書けたらいいけどなぁ~


そして昨日は台風の余波のなか
表参道(青山)へ。


ちょいちょい日々ネタ挟みながら
四国旅ばなし、書いていくのだ。


2019年10月9日水曜日

四国しまなみキャンカー旅(3)父母ヶ浜

ぶっかけ讃岐うどん発祥の店でお昼を食べた後、
ダンナが
「父母ヶ浜(ちちぶがはま)、いこうよ」と。

あたい
「なにそのシケた名前。演歌か!
絶賛行きたくな~い!」

と暴れながらも連れて行かれたペアレンツビーチ。


ところがこの浜、情報によると
いま、インスタ映えで流行りの浜とのこと。


かなり遠浅な海なので
干潮時にはウユニ塩湖のように
水面が鏡のように映り込んで人気らしいけど、


着いた時は▼ふつー。
ま、キレイな浜だったけどギラギラの夏日であっちぃ。





▼浜の目の前にあったプレミアムバーガーのお店。
定休日……ガックリ。

さっきうどん食べたばかりだったけど
食べる気マンマンだったのに~





▼わたせせいぞう作品の一コマに出てきそう、と思ってみたり。









んー

旅は始まったばかり。

夕方までここでノロクサしている気にもなれず。

先、行こう。


▼干潮時はこんなかんじ。

『まるでウユニ塩湖と話題!父母ヶ浜の絶景』


▼留守中に届いてたJAFの会報誌にも載ってました。




こないだはNHK『あさイチ』の
香川県特集「ウユニ塩湖!?」でも紹介され
 
今になって行きたくなってきた(笑)


どーんまーい!
どんどんいくよ~ (*•̀ᴗ•́*)و ̑̑



2019年10月8日火曜日

四国しまなみキャンカー旅(2)讃岐うどん

前回のつづき)

キャンピングカーを借りてまずやることは買物。

水と、いざというときの非常食、
食事にもおやつにもなるミニトマトはマストアイテム。






四国上陸の第1食目は
本場の讃岐うどーん!どーん!



香川県内に600店舗ものうどん屋さんがあるんだって。



▼駐車場が広い、という情報が目について行ったうどん屋『やました』は
ぶっかけうどんの発祥の店でした。


(「やました」と「山下」の両方の表記がありました)



▼店の向かいの風景。
『まんが日本昔ばなし』に出てくるようなかわいい山が
街中にポコポコといっぱいの香川県です。





▼昼前だけどお客がとぎれず。
地元客もたくさん。




自分で茹でるセルフ店ではなく
『丸亀正麺』とおなじく
うどん注文して、トッピングを自分で盛るタイプのお店でした。


▼香川県のうどん屋さんはたいていおでんもあるんだって。


(ボケててすまん)


▼四国初めし。
「ぶっかけ 小」280円。
こんないっぱいで「小」。

「小」は1玉、大は1.5玉らしい。


(あ、「かまぼこ」の「こ」が書き抜けてる)


実食!



ぬおぉ~

うどんが生きてるで!


あらがうように押し返してくるさまに
生命力をかんじます。


普段食べてるチェーン店のうどんも
けっこう美味しいと思うけど
それよりさらに熟成された麺の力をかんじます。

美味しかったです。



で、せっかく天気もいいことだし
海のほうでも行ってみることに。


途中でみつけた「みの」という地域。

▼「みの」の文字に心躍る我々。





道の駅「ふれあいパーク みの」


(おでこにハート印でてます)





大きな天然温泉と
宿泊施設もある道の駅でした。




2019年10月7日月曜日

四国しまなみキャンカー旅(1)寝台車

「まめ吉がどこ行こうが興味ねぇよ」な
『いまどこクイズ』を勝手に開催しておりましたが、

正解は、

四国・しまなみ海道
ぐるっとキャンピングカー11日の旅

でした~(๑•̀ㅂ•́)و



北海道場所、九州場所、に続きまして
キャンピングカー旅3回目の今回は四国巡業。


阿波、讃岐、伊予、土佐の国。


いや~実はさ、半年前に九州をぐるっと廻って以降、
スーパーとかで『熊本県産』『大分県産』などの
お魚や野菜を見るにつけ、

楽しかった思い出美しい景色
パッと思い起こされるようになって
毎日が楽しいんだよね。


逆に売れ残っていたりすると
特にそれが魚介類だったりすると、

「こんな遠くまで来てゴミにさせられて」
と必要以上に可哀想になってしまう副作用もあるんだけど、


とにかく
九州や北海道に良い想い出ができて
そんな場所がもっと増えたらいいな~♪
と思っていたところ、

ダンナの夏休みの有効期限(8~9月のどこかで)が迫ってきたんで
じゃあどっかいく?となったわけです。



当初は、あたいが行きたい国デンマークで
「雑貨買いあさり&nomaで食事の旅」が候補にあがったものの
あたい、今、足底筋膜炎でかかとが痛くてたくさんは歩き回れませんで


結局、一番歩かなくてすむ旅、
すなわちキャンピングカーの旅とあいなりましたわけです。


それにやはりなんといっても
事前にホテルを決めなくてもよい
&お天気次第でルートを変えられる
車中泊旅の自由さは魅力的でした。


ということで
半年ぶりのキャンピングカー レンタルの旅です♪


「足が痛くて羽田空港に行きたくない」と
のたまうあたいの今回の移動手段は
東京駅から寝台車!


▼サンライズ瀬戸!╰(*´︶`*)╯✨




寝台車に乗るのは人生2回目。

15年ほど前の
函館→上野の寝台車『北斗』ぶりなので
毎晩寝る前に指折りワクワクしながらこの日を迎えました。



ダンナのほうは年に数回の四国出張のたびに
この寝台車に乗っている。

寝台車って男のロマンをかきたてるのねぇ~

飛行機のマイレージ貯めてくれるほうがありがたいのに
と思っていたけど、

たしかに寝台車ってジャーニー気分で良いかもね♪



一週間前ではチケットに空きがなくて
ツインルームは取れず。

▼2人別々のシングルルームとなりました。




シャワーチケットも売り切れ。
夏日のこの日、
朝から仕事したのち合流したダンナは「うへぇ~」な様子でした。


あたいの部屋に集合して
夕飯をいただくことに。

▼東京駅で買った『RF1』のおつまみセット。安くて美味しかった~





▼流し撮りなどして車窓を楽しんだのち、就寝。




思った以上の車体の揺れに
途中、何度か「ん?」と気づいたけど
お気に入りの3Mの耳栓のおかげでぐーっすり熟睡。


(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZ


向かいの部屋のダンナから電話かかって来て
「朝だよ。そろそろ瀬戸内海を渡るよ」と起こされて
カーテンを開けてみたら、

▼岡山県の海沿いの駅でした。







▲山を撮ったつもりだが見えん(笑)


夜10時に東京駅を出発した寝台車は
朝7時半ごろ香川県高松市に到着しました。


▼今回のキャンピングカー。
平日14000円、休日16000円。





▼初めての、後部ベッド付のキャンピングカーでした。









旅のはじまり。

今度こそ最後まで書ける、かな~( *´꒳`*)੭⁾⁾



2019年10月6日日曜日

讃岐うどんづくり

旅の途中で
讃岐うどんづくり学校へ行きました~


▼帰宅してさっそくおさらい(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑




そば粉と違って
グルテンを含む小麦粉だから
誰がやっても麺にはなる、いちおう。


▼徳島県の道端の、無人農家で買い込んだすだちで。





▼打ちたて、茹でたての麺!
ツヤッツヤ!!! 光ってる~




この旅ですだちにドはまり。

東京のスーパーで買うすだちよりも
皮がやわらかくて
果汁もいっぱいでる。


一般的にハウス栽培ものよりも
路地栽培もののほうが固いと言われているそうだけど、

1度も冷蔵されていない
もぎりたての露地モノはへんな固さもなく、

寿司や刺身を食べるたびに絞っても
いつまでも果汁が出てくるようなジューシーさがあって。


やっぱり収穫したてはいいねぇ~


2019年10月5日土曜日

ボタニカルアート作品展へ

「いまどこクイズ」の正解を書くまえに一話。

ボタニカルアーティストの佐々木正子さん
&門下生の方の作品会へ行ってきたよん。


(鹿吉親子)


ボタニカルアーティスト佐々木正子さんとは
いがりまさし写真教室でお知り合いになりました。


あたいがまだスマホで写真教室へ参加していたころから
すでに常連さんの生徒さんでらして
ワークショップでお話する機会はあったのだけど、


なんと、なんと、
イギリスに15年も住まわれながら
現地でボタニカルアートを学ばれたお方ということを
つい最近存じ上げました。


だって~ 

ご本人さま、まーったくそういうことおっしゃらないんだもん(#^^#)


あのキューガーデンで学ばれたとも。

で、このたび作品展へ伺って知った
プロフィールや受賞歴ったら……
さらにビビビリました。


RHS英国王立園芸協会ボタニカルアート展で
何度も金賞を取られ、

ロンドン、ドイツ、アメリカなどなど
世界中で作品の展示会が開かれて、

いまやRHSで賞をとられる生徒さんを何人も排出されるお教室を
主宰されているということを知り。


ひょ、ひょえぇぇぇぇ~

経歴が華麗すぎるっ w(*゚o゚*)w


ほれ、よくさー、
『英国で本場の〇〇に触れ……』
『フランスでの滞在経験を生かし……』などの
確かめようのない、
あいまいな経歴のプロって世の中にいーっぱいいるじゃん?


ま、実力があれば経歴なんてどーでもいいんだけどさ、

それでも佐々木さんの
由緒正しい、本物の華麗な経歴を目にすると
胸がすくような、いい気分になりました。


▼佐々木正子さんの作品カードからこちらの4枚をお持ち帰り。
フィールドですぐにスケッチして
作品の構図を決めてしまうのだそう。すごい。





ボタニカルアートって素敵で憧れるけど
自分にはまぁムリなジャンルだなぁ。


絵の上手下手はさておき
1つの作品に時間をかけて取り組むことが苦手なあたい。


それに水彩ってのも難易度高い。
ポスターカラーみたいに
べったりと塗りつぶしたくなっちゃう性格(笑)


『ゴミのポイ捨て禁止』『地球が泣いている』的な
夏休みの宿題みたいな絵になっちゃうのな。


色づくりの必要のない
鉛筆画やサインペン画、
絵の具のチューブから直接描く絵には
すこし熱中した時期があったけど、

色の再現がとにかく苦手なあたい。


あ、あと筆も苦手(;^ω^)ゞ



(佐々木さんの作品が散りばめられたマスキングテープ)



それにしてもどの作品も本当に緻密でした。

見たままに描いて
見たままの色を作って、重ねて。

どうやって描いているのかもわからないような作品も多数で
驚きと尊敬をもって
じっくりと拝見しました。


逆光じゃないと見えないような細かい繊毛を
筆でていねいに描いていたり、


ピラカンサやブドウのたくさんの実が
ひとつひとつ違って描かれていたり、


ヤマボウシの葉のフチが
極細のえんじ色で引かれていて。


葉っぱを描くとき
さまざまな緑色を重ねるなかに
その植物の花色や、紅葉のときに現れる色を
うっすらと含ませるといい、とか


りんごを描くときは
まず薄く黄色を塗ってから
赤を重ねていくのだ、などと

遠い昔、美術の先生が言っていたことが
ふと頭に浮かんできました。


英国王立園芸協会でこのたび金賞を取った生徒さんの作品のまえでは
たくさんの方が足を止めて
感嘆をもらしていました。

本当に素晴らしかったです。


▼こちらは生徒さんのカード作品。
うちのクレマチスと少し似ていたので目が留まりました。





花を描くのはムリでも
葉っぱ1枚、実1つ描くだけなら
やってみたいなぁなどと
以前に思ったことがあったけど、


今回見ているうちに
あたいったら花や葉よりもさらに
茎の色気や、枝のかたさ、根の這い方を描いた部分に
興味が沸いてしまいました。


まさに微に入り細に入りの力作の数々、素晴らしかったです。

2019年10月1日火曜日

いまどこ(5)

いまどこクイズ、
メールをくれたかたのうちお二人が「外国かな?」と。

日本でござんす。


正解メールをくださった中から
一番具体的にご回答くださったグレイトさん
なにか激安のお土産をプレゼントします!


▼島めぐり。
毎日、橋がたくさんでした。














いよいよ旅も終わりです。