2018年3月20日火曜日
しずくさんと(3)旧家小机邸へ
→ 『しずくさんと (2)カンクラでランチ』のあと、
旧家 小机邸へ行ってみることに。
江戸時代に林業で財をなした7代目の当主(現当主の曽祖父さま)が
銀座で目にした洋館に感銘をうけて建てた洋館なのだそう。
ただ、銀座では建物に入ることはなかったため
内部は想像で作ったそうで、
それがかえって和洋折衷のめずらしい建築物として
現在、東京都の有形文化財に指定されています。
ちょんまげ頭に着物の人も多かった明治8年(143年前)、
こんな洋館をみた当時の人々は
さぞかし おったまげただろうねぇ。
▼旧家って、お庭に大きな木があるよねぇ~
この大きな松、松ぼっくりも巨大なの。
カリンと比べて▼このデカさ!15センチくらいあるかも?
葉っぱも20センチ近くのロングな長さで、まるでガリバー松 \(≧▽≦)/
この有形文化財の西洋館のなかに喫茶スペースがあり、
しずく姐さんと2人、食後のお茶がてら伺いました~
▼現当主の小机氏のご子息さまが
1コマずつ割りだして埋めたという石。
どおりで輪郭が柔らかくて素敵だや。
▼建物の入口に彫られているこれ、
「なんだと思いますか?」とご当主さまによるクイズ。
うーん、長い鼻があるし......ガネーシャでは?(インドの万能神)
正解は「悪い夢を食べてくれるバク=邪気払い」なのだそう(#^.^#)
▼建物のなかへ入ると今度はウサギが......
▼鏝絵(こてえ)だ。ふっくらとカワイイ。
唐草文様もなんだか薔薇の花っぽいような?
ここでもご当主クイズ「なぜウサギなのでしょうか?」。
正解は、この建物を建てた7代目の干支がうさぎだったそうで
他にも建物のあちこちにウサギがデザインされているんだって。
▼こちらもウサギ。
▼長押のクギ隠し。こちらは2羽のうさぎ。
撮ってないけど、他にもちょこちょこと
ウサギのデザインの建具があって。
ウサギを探しにいくのも楽しいかも?
(つづく)