ハボタンのこの時期のニョキニョキったら。
笑っちゃうやね。
穂形の花が好きなあたいだけど、このニョキンコはイヤっ(笑)
さて、本題に。
うちの近所の八百屋さんの話をします。
車も人もほとんど行き来しないような住宅街のはずれに
ポツンとある八百屋。
犬くんと毎日のように
この店の前をお散歩していたけど、
17年間でただの一度もお客をみたことがない。
店主らしきおじいさんを見かけたのも2、3回か。
白菜1こ、キャベツ1こ、ナス1袋、みたいな品ぞろえ。
(家の冷蔵庫か!)
夏でも生卵を外で売ってるし。
(茹でたまご、的な?)
▼営業努力なのか(?)「ご自由にお持ちください」コーナーもある。
無料でもお客は来ない。せつない。
(車の中からパチリ)
未練、なのかなぁ?
昔はにぎわっていたのかも?
市場の活気が好きで仕入れに行くのが楽しみなのかも?
終わらせるってことは
まっこと切ないことだの。
昔、商店街の花屋で育った友達が言っていたことをふと思い出す。
「商店街ってのは大変なんだよ。
なんでも近所どうしで買わなきゃでさ。
不味くたって商店街のケーキ屋で買わなきゃだし、
高くたって商店街の薬屋でティッシュ買わなきゃだし、
ヘタクソだって商店街の美容院行かなきゃだし、
米屋が持ってくるパールライス以外、食えねぇんだよ。
自由って一体なんだい?
どうすりゃ自由になるかい?
君は思うように生きているかい?
あぁ、俺も
コシヒカリ食ってみてぇーーっ!」
と、尾崎豊に憑依されてたっけね。
商売人同士のつきあいってのは
窮屈なんだなぁ~と思った記憶がある。
「お気に入り」を探したがるあたいみたいのは
商店街には嫁げないなぁーと。
(その前にまず引き算と割り算ができないし)
ここの八百屋さんのご近所さんは
スーパーからの帰り、
大根やネギが見えないように隠しながら帰るんかなぁ?