2017年2月12日日曜日

知り合いをなるべく増やさない

こないだの金曜日。

クリスマスローズの生産者さんに行ったあと、
深大寺の神代植物公園へ
クリスマスローズ展に行ってきたよ。


それはまた別に書くとして。


クリロー展を見終わったあと
公園内を散策。

がパラつく悪天候のなか、
閉園時間まであと40分というときに
園内を歩くのはあたいただ一人。




荒涼とした世界のはてを
マントをひるがえして歩いて行く
美少女戦士まめ吉ってな気分さ。



広場のパンパスグラス。
3メートルくらいありそうな高さだ。


▼「露出」をマイナスに、
「ホワイトバランス」を手動で変更して撮影。





▼梅林で。降ってくる雪、見えるかの?




自分から取り残されにいったというのに
ちょっぴり怖くなってきた
心象風景を撮ってみた。



生命力や喜びにあふれる
春や夏の風景もいいけど、

せつなくて厳しい
秋や冬の景色により魅かれるのは、

常日頃から
「知り合いを増やしたくなーい」と
人との交流を拒絶している
あたいののせいなのでしょうかね?


え?
なんで知り合いを増やしたくないのかって?

うーん、いくつもの理由があるけど
まぁ、そのうちのいくつかは

「誘ってくる」

「勧めてくる」

「メールがつづく」ですかねー。


いや、それだけ書くと誤解を生むかな。
あたいも誘ったり勧めたりするもん。


そうじゃなくて、めんどうなのは
親しくなるにつれ
だんだんと
「しつこく」「何度も」「いつまでも」な人が
意外に多いってことだ。


ほれ、女子ってなにかと
自分の好みを押し付けてくるじゃん。
誘ったり、オススメしたりしてくるじゃん。


いや、いや、えっと、
誘ってくれたり、オススメしてくれるのは
ぜんぜん構わないし、

「いま新しいこと始める時間がない」とか
「興味がないから」などと
ちゃんとウソつかないで断れる性格なんで
とりあえず誘ってくれるのはオッケーなんだけど、


一度断ってもなお
「ぜったいまめちゃんも好きだと思うけどな」とか
「一度行ってみればわかるって」とか
「じゃあ、日を変えていくのはどう?」といういう人が
今までの知り合いの中に多かったせいなのかめんどうです。


それと「いつまでもたわいもない話でメールが続く」という
女子特有のメールでのオシャベリもご勘弁。
「あたいのことは
もうこの世にいないと思ってください」とお願いしたい。


なーんて書くと
女子のみなさんに反感かいそうだけど
正直な気持ちです。



そんなあたいでも
好きな人からのお誘いなら
全幅の信頼を持ってホイホイと出かけるし、
今夜もメールが来るといいなぁと
自分に都合よく思うわけでして(;^ω^)ゞ


なので、もしもそうでもない人
あたいを誘いたいときは
まず「まめちゃん、おごるから」で数回手なづけて
「好きな人」になる作戦がオススメだよ~


って、
どれほどのもんじゃ、
われーっ!ボケーっ!


冗談はともかく、

まぁ、
知り合うべき人には
知り合うべきときに
知り合うようになっているのです、きっと。


なもんで、
「知り合いを増やさないように」と心がけていてもなお
去年、一年間で
何人もの「大切な知り合い」ができました。

そんなかんじがちょうどいいです。



2017年2月11日土曜日

ルブスの新芽


今週も晴れの土曜日の朝、
みなさま、おはようございます。

ここんとこ続いた『ラピュタ写真部』の連載も
ようやく終わりました。





なのに今日はまたラピュタ写真部の活動です。

いつもより3時間早起きして
すでに今、福生通過だよー!

この、あたいが(笑)



まぶしい朝日を見ると
さわやかっていうより
いまだに「徹夜あけの朝」を思い出すあたいだけど、

しずく教官のおかげで
ホント、人生の更正ができつつあるよねぇ。


あれ?
ふと思ったけど
マジでしずくさんったら
あたいを更正させようとしてる、とか?(笑)



いっぱい撮るぞ~

じゃない、

『保険撮り』は減らして
少ない枚数でも
バシッとキメるぞーーー!!





ルブスの新芽が出てきました。

七色できれい。春の予感♪

チワワのCoCoたんも嬉しそう☆


↑ みたいなブログなら
毎日更新も楽勝なのにねぇ _〆(゜▽゜*)コラコラ

2017年2月10日金曜日

ラピュタ写真部(6)ランチ、そして暮れ写

(5)のつづき

さて、奥多摩駅から電車に乗って。

夕方には登山リュックの人たちで
いっぱいになる電車内も
昼1時のこの時間はゆったり。

ゴトンゴトン。
枕木に揺れながら沢井駅に到着。


沢井駅、と聞いても
どのへんなのかイメージわかない人もいるかな?

あの日本酒醸造所『澤乃井』のあるところ、

そして奥さまたちに大人気の
予約困難な店『ままごとや』および
姉妹店『豆らく』『いもうと屋』まで
徒歩5分という最寄り駅です。


▼まず、駅前の雲慶寺へ。




線路の反対側には
中国にある寒山寺に所以ある有名なお寺がある、とのこと。

そういえば沢井駅舎には
寺院の屋根のようなモノが乗っていて
唐突っぷりにおもわず笑ってしまったんだけど、

あれも実は
ふざけているわけではなく
寒山寺や雲慶寺などに由来してのデザインなのかも、と。






▼葉根の「お顔」をしずくさんが発見。
 アジサイのサンタクロース。




先月、しずくさんがブログに載せていた
顔の数々『どこかで春が』をみて、
あたいも近所を歩いてみたものの
1つも見つけられなかった。
どの葉根にも顔があるわけじゃないのねぇ。


▼これはなんのつぼみかな。
見た瞬間に「バスコ・ダ・ガマ」という言葉が浮かんだけど
なにをした人だったかは思い出せず。








▲青梅の梅と

▼青梅のマンホールのフタ。









さて、歩いてほどなく
本日のランチのお店『さわい』さんが見えて来た。








予約の時間はとっくに過ぎてしまっていたけど
マダムはにこやかにお迎えくださり、ホッ。


▼これで1人前!
高知県から直送の魚貝や野菜がふんだんのコースです。



魚貝だしの美味しい鍋には
〆にもっちりうどんと、たっぷり春菊。

この春菊、生でも美味しくて
茎のほうは全部ナマでいただいちゃいました。


▼ワラあぶりの鰹のたたき、この ぶ厚さったら!
実際に食べてみると
頬ばって食べるこの厚さが
ちょうど美味しいのだ、と判明。




この自家製タレが絶品。
「このタレ、売ってほしい」というお客様もいる、
とのことだけど
商売っけのないマダムったら
惜しげもなくレシピを紙に書いて渡しているそう。
(我々にもくださいました)


レシピをみると
一見すぐに作れそうなんだけど
良質な材料やオイルを使ってるそうで
やっぱり同じ味には作れないんじゃないかな、と思う。

(でもね、うちにはダンナがヨーロッパ出張のたびに買ってくる
計り売り系オリーブオイルが何種類かあるのだよ、ふふふ。
再現できちゃうかも♪ ふふふ)



そして、

▼わぁ、松茸ごはん!? びっくり~



これも作り方を教えてくださいました。
(秘密のコツ「ザルで濾す」は目から鱗でした)

「ここは久しぶりの実家なのか?
愛情こもったママのごはんか?」
ってくらい、どれもたっぷりの量でおなかいっぱい(#^.^#)ゞ


▼2階から食事席の眺め。
マダムが設計したというログハウスです。












▼木製手あぶりに糸巻ぐるま、両方ともうちにもある。
こうして飾るとイイのねぇ~









▼高知の料理といえば
大皿に盛り込む『皿鉢(さわち)料理』。
とはいえ、この大きさは圧巻。




フランスから持ってきたという
フルサイズのハープもあった。


▼1階、2階と全面、つながった
大~~きなガラスの窓からは
日の出も日の入りもすべて見えそう。








▼ツバキの実殻かな?








さて、写真を撮らせていただいたあと
みんなはコーヒーを、
あたいは烏龍茶をお願いして。


マダムが
「ごめんなさいね、ストローが無くて」
と持ってきてくれたのだけど、
いや、一口飲んで呻ったね、まいった。

というのも、このグラス、


▼ふちが薄くて、口をつけるたびに
ラクジュアリーでプレミアム気分になれるグラスだったのだ。




おもてなしのマダムのこと、
あえて「ストロー無くて」と
しらばっくれて出してくれたのかも?

もしも出されたときに
「えっ、このあてくしに
直接口つけて飲めと?」という顔をしたならば、

きっと用意してあるストローを
「ありました、ごめんなさいね」と
如才なく出してくれるのではないかな?
なーんて。妄想かなぁ~


でね! でね!

われわれが2階で写真を撮ってる間に
パパッと作ったから大ざっぱだけど、と
遠慮しながら出してくれた
イチゴのホールケーキを、

な、な、なんと!!

なんと、なんと、なんと!!

「どうぞ、食べたいだけ食べて
出してくれたのぉーーーーっ!!




注文していないケーキがでてきて
食べたいだけ食べていいという
まさかのシステム!

おおっ、なんてラブ&ピースなんだ。


▼遠慮なく、好きなだけ取り分けま~す♪ ヽ(^o^)丿





▼あぁ、夕焼けのはちみつ色をまとって
なんて美味しそうなのぉ~
澄まし顔のケーキより何倍もおいしそう!




あっという間にごちそうさま(笑)




▲「あれ? なんかコーヒーカップがあるよ?」

そうなんです、コーヒーが飲めないあたいに
マダムが「どんなところがイヤなの?」
「お抹茶の苦みは大丈夫なの?」などと
普通に話していたんだけど、

あたいにも少し
おためしコーヒーを淹れてくれたのです。
で、これがまた苦みも酸味もバランスがよくて
「あれ?これなら飲める」というコーヒーでした。


食後のコーヒーを
生まれて初めて飲んだあたい。
ちょっぴりオトナな気分♪



大きな窓に大きなテーブル、
大きなお皿に、具だくさんで美味しい料理、
広いログハウスにドーン、ドーンと
大胆に配置されていてうらやましい、このお店。

でも、なんといっても
このお店の名物は
マダムのお人柄、大きさに尽きるかと思います。

始終の笑顔、明るさ、深い体験談に
3人とも笑ったり、泣いたり、しみじみしたり。
初めてお会いしたとは思えぬ
深い時間をすごせました。


陽は山に沈み、部屋仄暗く。

さぁ、帰りましょう。


▼マダムお手製のポテトサラダのサンドウィッチを
おみやげに持たせてくださいましたヽ(^o^)丿




郷土家庭料理と喫茶「さわい」→ Facebook

ごちそうさまでした!





▼さて、もと来た道を戻って再びの雲慶寺。





夕方で陽が落ちていて、写真に写らない......

「これはチャンス!」と
普段気になっていたカメラのISO感度の設定について
しずく姐さんに質問。

数値を交えながら教えていただきました。


▼おお、実際はもっと暗かったけど
色が出てる! 撮れた!




















▼『さわい』さん、ありがとう。





沢井駅へ戻って、電車にのりました。




今朝、ラピュタの工場を見て歩いたのが
まるで昨日のことのように遠い。


盛りだくさんの
第1回写真部シークレットツアー。

しずく姐さん、ずうたさん、ありがとうございました~



2017年2月6日月曜日

ラピュタ写真部(4)二つの川の出合う場所

(3)のつづき

夢か現かまぼろしか、
ぼんにゃりしながら
ラピュタから奥多摩駅へ戻ってきました。


▼モノグラム調のマンホール




▼駅前で。
カラスかと思ったらネコ。





▼凍ってる水たまりを舐めてるの.....(泣)
ウチの犬くんなんて
冬場、ホットカーペットでぬこぬこしながら
ぬるま湯を飲んでるというのに(>_<)



上手く撮れなかったけど
「この額の三日月が目に入らぬか~っ」
ってかんじですり寄ってきて可愛かった♪



『柳こみち』という路地で
ほどなく見えて来たのは......





ビールのブルワリー!!




『1杯いただいく予定』が本日のコースに
組まれていたそうです。
しずく姐さん、ナイス!

でも運悪く、この日は冬季休業日。
残念だけど「いつでもあるわけじゃない」
ってのがまたイイよね。


▼古民家を利用した
有志によるビール製造所なんだって~





▼その先にはのんべぇ横丁。
(3)で書いたラピュタ工場の最盛期には
さぞかしにぎわっていたことでしょうね。





▼リアリティのない可愛らしさ。





▼『ギョーザー』に見える(笑)
『ポッポ焼き』とは、新潟県ではおなじみの
お菓子とのこと → ■ 
昔は新潟から出稼ぎの人が集まったのかなぁ。





▼もはやバーンウッド!
剥いで持って帰りたい。





車が走る通りに出ました。


▼すっきりカワイイ建てもの。
『三河屋』っていう八百屋さんなのかと思ったら
近所にある旅館の看板を掲げているだけで、
本当は本橋屋だそう。
(↓壁に貼ってあるポスターを拡大して判明)





▼すぐ隣の『氷川三本杉』。





▼「木をよけるように屋根を作ってあるね」としずくさん。





▼あれ、さっき会ったネコ?
足先の白足袋が違うかな?

っていうか
ちみ、飛ぶのかい!?




3人で大笑い。

「飛びます!飛びます!」


▼おりゃ、おりゃ。
俺の飛びざま、しかと撮んな!





▼と思ったら、鳥居ですりすりしたり、





▼枝で頭をゴリゴリしたり、





▼爪をといでみせたり、と
次々にポージングのスーパーモデルっぷり。




そのうえ「ナデナデちて~」
体をよせてくる人なつっこさ。

猫アレルギー『陽性』のあたいだけど
思わずナデナデ。



そしてふと、おもむろに顔をあげたかと思ったら、

あっ、ついに!




飛びました~ヽ(^o^)丿

撮れてないけど。

すごいなぁ、人目を惹きつけておいてから
飛ぶという根っからのアイドルネコたんでした。

きっと奥多摩の人々に親切にしてもらってる
町ネコなんだろうねぇ。



さて、近くを流れる川原へと降りていきます。





▼中洲の、あっち側とこっち側のどっちかが
日原川(にっぱらがわ)と多摩川。





▼合流地点はあそこ。
ここからうちの近所の多摩川にも流れてきてるんだねぇ。




近頃、都心部あたりの多摩川じゃぁ
ピラニア、アロワナ、アリゲーター・ガーなど
ペットとして販売されている外来種が
悪意をもって放流されたのちに野生化。

アマゾン川になぞらえて
「タマゾン川」などと揶揄されてるそうだけど、

さすがにこのヘンは
そういうこともなさそうに
キレイで穏やかな、昔からの流れのように見えます。


さて、▼あそこの吊り橋までいくよー。









▼樫の木の根っこが石垣を巻きこんでる。
どうなってんの?





冬枯れの木が好きなので
▼こんなの、カッコイイ!


(イタヤカエデ)
















さすがカメラ教室で知り合った3人、
ジージー パシャ パシャ。

歩くペースはシャッターしだい。


すると、

なんだ、あれ?

えーーーっ \(゜o゜;)/?


(あと2回つづく)


ラピュタ写真部(1)奥多摩駅へ

ラピュタ写真部(2)そこへゆく道

ラピュタ写真部(3)いくぜ!ラピュタ