2014年12月8日月曜日
ガーデン フラワー カレンダー2015
買っちった♪
中身のようすはここに載せられないけど、
園芸家で写真家の
青木純子さんて方のお庭で咲いた花々が毎月載っている。
裏表紙に書いてあるお言葉をちょいと引用。
『……(略)、
お花屋さんにはちょっとまねできない、
カーデナーだけが楽しめる
アレンジメントです』
あー、なるほど、
ガーデナー発想のアレンジメントか!
たとえば3月の写真、
クリスマスローズとスイセン。
一般的なイメージでは
■クリスマスローズ=冬、
■スイセン=春、
ってイメージじゃない?イメージ。
なにせ「クリスマスローズ」だし。
だからこの二つが一緒に3月っていうのは
「ん?」って思う人もいるかも。
でもガーデナーは違う。
スイセンとクリロー、あぁそうそう、って
共感するんじゃないかな。
今年も咲いてくれたクリスマスローズと、
今年も再会できた球根 スイセン。
そうなんだよねー、3月って
ピシッと硬い空気が
ほんの少しだけ ほどけ始める季節なんだよね。
毎日、外の空気を体感しているガーデナーだからこそ
肌が気がつく程度の繊細なうつろい。
お部屋の、
蛍光灯の元の、
暖かい部屋の、
テーブルの、
切り花の奥さまには気づけない、
冬の終わりde春の始まり。
そんな、かすかな季節のうつろいを
このスイセンとクリローだけの1枚で表せている、と思う。
この優雅なお庭のオーナー青木純子さんも
実際は、
暑くて、寒くて、土にまみれてどっこいしょ!
の人なのかなー? と親近感がわきました(笑)
それにしても
カレンダーを選んで買うなんていつぶりだろう?
もう20年近く、自作するか
セリア(100均)で事務的なものを買うだけだった。
うちの実家なんてさー
コタツの和室に2つもカレンダー下げてんの。
各自が振り返らずに見られるから、だって。
同じ理由で、掛け時計も2つ掛かっている(^o^;)
しかも「ほにゃらら生命保険」だのと
極太ゴシックで入ってるやつ。
昔、その部分をハサミで切って捨てたら
「ちょめちょめタクシーの
電話番号が分からなくなった!」とママンに怒られ。
お里の程度が知れちゃって恥ずかしいわぁ(笑)
あとはさー、
実家の近くの豪農のお宅なんてさー
広ーい玄関にカレンダーやデパート外商のお伺品が
ズラーッって並んでるの。
大きな農家はお金持ってるからねー。
あちこちの銀行が
「ぜひ当行に預からせてください」って
いろいろ持ってくるんだって。
で、銀行名の入ったカレンダーを玄関にずらり飾り、
各行を張り合わせるんだとかなんとか……と
井戸端でささやかれている。
とにかくさー、カレンダーって野暮ったいイメージなわけよ。
あたいはねー、リビングを
アナーキーでカオスなバイブスで
ドラスティックでドラマティックでバイオレンスな
f分1にゆらいでるファジィな空間にしたいわけ。ね?(え?)
そこへあーた、
ワンちゃんネコちゃん、お花や富士山のカレンダー掛けたら
一気に部屋が和んじゃうでしょ?
あーやだやだやだ!! やだやだやだ!!!
……と思ってましたが、
先日の寄せ植え教室やブログで
土谷ますみ先生が紹介されていた↑のガーデンカレンダーを
意を決して買ってみましたよ。
きっとこのカレンダーを毎日見続けていたら
1年後にはなにかが変わってるはず、あたい (σ*´∀`)°゜
お花のカレンダーなんて飾ってたら
悪いお友達に「まめ吉もついに焼きが回ったね」って
ナメられっかな?
もしそんなこと言うヤツがいたら
前髪、極短に切り詰めて
眉間に焼き入れてやっからにゃ!! めっ!!