2015年10月21日水曜日

秋の写真教室2DAYS -狭山丘陵・里山-


植物写真家 いがりまさしさん
秋の写真教室に2日連続で参加してきたよー。

■ 1日目ー狭山丘陵・六道山の里山
■ 2日目ー新宿御苑


参加するのは今回で3回目。
でも、これまでの2回はスマホのカメラでの参加でした。
コンパクトカメラは持っていたものの
普段持ち歩くのはスマホなので、ま、いっか、と。


けど、参加しているうちにムズムズしてきて
Canon EOS Kiss X8i を購入。


なので今回、いわば、やっと、ついに、ちゃんと、

初めての写真教室なのであります!




しめやかに糸雨おつる里山。


▼こんな、よくある「雑草」の小路で
今日はどんな素敵な景色を
見つけてくれるでしょうか 》いがりさんヽ(^o^)丿






まずは駐車場わきの、チカラシバの群生。

薄むらさき色の穂が、一面、雨で銀に光って
とてもキレイでした。





▼なにかの茎が斜めにぶった切れていることを
気づかずに撮りました。いけませぬ(;^ω^)ゞ






三脚がないので
息をとめて、しゃがんで、疲れるわー。



▼この2枚はいがりさんのお手本を真似たもの。






お手本はこちらで見ることができるよん。 →■ 
見てみてねー。
あたいの写真とはスッキリ感がぜんぜん違うんで(;^ω^)ゞ




▼こちらは「自分でもなにか探してみよう」と撮ってみたんだけど

しょ、しょぼい......
いろいろが中途半端すぎる。

あたいはいったいなにが撮りたかったのでしょうか?
誰にも伝わらない一枚です (-_-;)







▼秋色っぽくて素敵だなぁーと撮ってみたけど
撮影の腕が悪くて、キレイなものには見えないですね。






▼ふだんはタテ写真を撮りがちなあたいだけど
野の花は横向きのほうが
見た感じに近く撮れる気がする。






▼タカアザミ。
手前の花1つにしかピントがあっていないせいで
全体的にピンボケの印象ですが、





▼初心者向けアドバイスをいただいて
ピントが合ってるっぽく撮れたよん。






今のあたい(カメラ買ったばっかり)にあわせた
「なるほど」を教えてくれて。
難しいことを言って生徒をビビらせようとしない、優しい先生デス。



いやー、やっぱりプロのアドバイスって効くねぇ! (#^.^#)



などと、あちこち目移りしながら撮っていたところ、
毎回、教室でお会いする風街角さん
「先生と同じモノを撮ってみようと思って」とおっしゃる。

「なるほど!」と
あたいもそれに乗っかることに。
(勝手にすみません (^o^)ゞ)


確かに、せっかくのワークショップ参加だもん。

自分の撮りたいもの探しもいいけど
まずはカメラの練習よっ!!


......ということで、
ここからは、いがりさんのお手本を真似て
練習した写真です(^.^)



▼まずは川のほとりのチョウジタデ。
いがりさんのお手本写真は
3D写真のようにググッと鮮やかに飛び出してみえたので
似たように撮りたかったのだが、ゴチャつきました。難しい。







▼メロディラインのような流線形に惹かれ、真似してみた習作。
しずくがキレイに写せなかった。
ちょこっとだけ黄色い葉を入れることで、秋色になるんですねぇ。






▼「ネクタイしてるみたいですね」って
あら、センセ、おちゃめだわぁ~






▼普段は見るのも怖いクモも
うすらボンヤリ入れてみました。





▼でもヨコの方が間が抜けてなくていいの、かな?
どう思う?
そーゆー見極めがまだできませぬ。。。






▼ノコンギクを「あえて裏側から」撮ったパターン。
ごくありふれた花だと思っていても新鮮に感じます。






▼これなんてさー、
先生のお手本写真(8枚目)と見比べてみてよー。

あたいの↓この間抜けていて
かつ、作為的な構図と違って、


いがり先生のは
ふと振り返った瞬間に目にしたような
自然な写真なんだよねぇ。




もちろん、いがりさんは
パッと思い付きで撮ってるわけじゃなく
行き渡った感性で、計算して撮っているわけで。


バブルの頃に
「カメラマンの男って要注意よぉ~。
なにげない顔して、あたまン中じゃ計算できてるんだからぁ」
と言っていた同級生の自慢話が
ふと脳裏をかすめたのは
なぜでしょう? なぜかしら?などと、
20年経った今ごろ思い出してみたりして。

なーんちゃって(#^.^#)



▼ムクノキ。
こちらはいつものあたいが撮りがちな構図だけど、





▼いがり先生のお手本を真似て
ヨコ図で撮ってわかったことがある。


なんていうの、こう...... 雨やどり感?



雨から身をかくした後のような安心感が
ヨコ図だと感じるよねー。

まるで、たった今、ホッと一息ついて見上げた景色のようにも、
また、いつかの昔に見た風景のようにも思える。


そう、もはや「一枚の写真」ではなく
自分の体験として動画で再生される写真になるのであ~る。


【結論】
あたいの撮った↑のタテ図のものは
「ただ葉を撮っただけ」なのだと気付かされたのでした(;´∀`)



初めての、カメラ持参でのワークショップ参加。

なかなか撮りたいようには撮れないけど、
自分では見つけられない構図で撮ることができるだけでも
楽しいです。


(明日の『新宿御苑篇』につづく)