2015年10月22日木曜日
秋の写真教室2DAYS -新宿御苑-
昨日のつづき。
翌日は新宿御苑でした。
音友のM嬢さんと参加。
天気は 晴れ時々くもり。
いろいろな光が勉強できてラッキー!
▼まずは普通に1枚。光が秋だね~。
この日は『コンパクトカメラ推奨』の教室でした。
コンパクトカメラだからこそ
撮れるものがあることを教えてくれたので
「カメラ教室って一眼レフとかじゃないとダメなの?」って方にも
うってつけの内容でした。
たとえば▼こんな場合。
この背景では「ここは里山?公園?」ってわからないよね。
そんなときには コンパクトカメラ~(ドラえもん風に)
いがり先生のお手本(2枚目)、見てみて → ■
コンパクトカメラであえて広角っぽく撮ることで
背景に人びとが薄っすら入り
公園という場所の雰囲気も伝わるとのこと。
なーる。
たしかにあたいの撮った↑の写真はありがちだよね。
あー、さてさて、
昨日と同じく
先生のお手本を真似して撮ってみました。
▼こちらは お手本の4枚目を参考に撮ったもの。
背景をもうちょっとちゃんと考えて
静けさを出したかったですねー。
▼こちらは お手本の5枚目を参考に撮ったもの。
あたいがしゃがみ足らなかったせいで
背景に抜けがなく、まるで水槽の中の写真みたいに(-_-;)
▼こちらは お手本の6枚目を参考に撮ったもの。
せっかく同じアングルが狙えたのに
背景がキレイじゃないよねー。
いがり先生の撮ったものは
まるで山奥で見つけた一輪、ってな風情です。
ここは新宿なのにねぇ~
▼こちらは お手本の8枚目を参考に撮ったもの。
いわゆる「図鑑写真」の撮り方のレクチャーでした。
どんな場所に生えているかが分かるように
周辺のようすも入れるのが図鑑写真の方法。
同じように撮ったつもりだけど
先生の写真と比べて花が見にくいのと、
背景の抜けにセンスがない(笑)
背景も入れるとなると、とたんに難易度あがるわぁ~。
▼こちらは お手本の9枚目を参考に撮った
虫食いの葉っぱ。
鳥が止まっているみたいに見えて、
あえて影絵っぽく撮ってみました。
そうそう、
自然のモノを撮るときに
「こんなふうになっていればいいのに」と
葉や花を人為的にいじると
とたんに不自然になるとのこと。
たしかにその通り、▲この写真も
黄色い葉の右側にすこし掛かっている小枝をよけたら、
▼とたんにウソっぽい写真になってしまったのです。
わざと「こう置いた」みたいな演出感がうっすらと……。
すごくキレイに紅葉している葉っぱが
残念な場所に落ちてることがあるとするじゃん?
摘みあげて高い位置からフワーっと落し直してみても
やっぱりなんだか不自然に
ペタッと糊で貼り付けたみたいになっちゃうの。不思議。
でも、ま、
どうしても入ってもらいたくない枝や葉があるときには
「風が吹いたら元に戻る程度」に
そっと動かす程度は許されるのではないかな、っと。
▼夏とは違う、秋の陽のあたり方。
落ち葉が光ってみえます。
たくさんの落ち葉のなかから
「コレ!」という1枚を見つけるのが楽しい。
生徒さんみんな、地面に這いつくばって撮りましたよー(^.^)ゞ
いつもの里山もいいけど、
こんなふうに都心の公園は
自分の暮らしに近い植物が多く、これまたオモシロかったです。
たとえば、暮らしのなかで
いつも見ている「ありきたりのモノ」が
ハッとするほどきれいだと思う瞬間ってあるじゃん?
いがりまさしさんの写真には
そーいう「新鮮なときめき」が
どの写真にも宿っているんだよねぇ~
ワークショップのあと
居残りして、ひとりでおさらいしました。
マジメでしょー?
(明日につづく)
あ、ちなみに
この新宿御苑でのワークショップは
申し込みが多く、急きょ午後の部も増設されたそうで。
午後の部のお手本写真がこれまたいいんだ → ■
秋の午後の陽ざしって物語を感じさせるわねぇ~♪