2016年3月25日金曜日
楽器あれこれ
こないだ、またチェンバロのあるスタジオ行ったよ。
「キレイ」の見どころとしては、
響板(きょうばん)に書かれた絵や
揃った鍵盤はもちろん、
▼弦を張っているクギの向きが揃っていること。
ジャックやバンパーの作りが
寸分たがわぬことの表れなのであーる。
(ま、プロの製作だから当たり前なのだが(;^ω^))
ほら、扇や茶筅(ちゃせん)なども
根元がすこしでもバラついてると
先端が揃わないもんじゃん?
▼んで、本日はその奥になにやら見慣れぬ楽器が。
かよりゑさん、曰く「チェレスターじゃない?」。
一同「チェレスターか~!」。
見た目はオルガン似だけど
中は鉄琴なので
キラキラしたカワイイ音が出る鍵盤楽器っす。
チャイコフスキー『くるみ割り人形』の
「こんぺいとうの踊り」の、あのキラキラした音です。
あ、あと、「ハリー・ポッターと言えば」の
神秘的なテーマ曲もチェレスターのようです。
▼こちらはなんだろ?
電源コードがあるけど……ハモンドオルガンとか?
たんに電子オルガンかな?
もしハモンドオルガンならば、
『太陽にほえろ』でボスが夕陽に目を細めているシーンとか
刑事の殉職シーンで流れる、あの曲であーる。(たぶん)
▼ついでに、こちらはメンバーのかよりゑさんの楽器。
コントラバス(CB)・リコーダー。
「CB子」と名付けているそうな。
一緒に置かれているのは
小学生が吹いてるソプラノリコーダーです。
CB子、デカい!
(特注品のハードケース、ウン十万円だそうです。写真提供かよりゑさん)
▼組み立てるとこんなかんじ。
ちなみに、キーがあるので
体の大きさに関係なくたいてい指は届きます。
世の中にはオモシロい楽器、いっぱいあんねー。
将来の夢は早くもったほうが
成功するという指導法があるけれど、
この歳のあたいですら
「へぇ、こんな楽器あんの? 日本で手に入るんかな?」
ってなくらい
世の中にはいろんな楽器がたくさんあるんだもん、
小さいうちになんかに決めちゃっていいもんかね。
お家芸的な家系ならともかく。
ま、なにか1つ、楽器をやっていれば
他の楽器に持ち替えてもそこそこできるので
授業でピアニカやリコーダーやることは
「可能性」やら「原体験」としては
いいことだったのだなぁ、と今は思います。
教師はすぐに「課題」とか「宿題」とかにしちゃうから
つまんないんだけどね。
楽器を教わるならば
演奏家に習うべし!であーる。
工夫のないピアノ教室、撲滅すればいいのに。
↑ 子どもの頃の怨み(#^^#)
3歳からピアノを習い、中学でいったん辞め
高校生から違うピアノ教室に行き始めまして。
ピアニスト(演奏家)がやっている教室だったので
すごい楽しかった~。
まず
「一定のテンポで正しく弾くのはつまんない演奏」
って教えて来たもんね。すごい(笑)
もしその演奏家に最初(3歳)から習っていたら
あたい、今頃、ピアニストだったかも~♪
あ、、、
指が短くて、オクターブがやっとこさっとこなんだった。
あ、、、
中3のときに骨折した左小指が曲がったままなので
あんまり動かないんだった。
残念だわぁ。
いや、自分が残念だというよりも
世界中の音楽シーンが
あたいというピアニストに出会えなかったことが
とてつもない損失なのだわぁ~ なのだわぁ~
その点、リコーダーやティンホイッスルならば、
指が開かなくても大丈夫だし
左手の小指はそもそも使わないし。ダイジョブ!
ということで、今後あたいは
世界中の音楽シーンの財産となるべく
日々、笛類を練習するのでありますっ!
(いまさら? 歳、いくつだと思ってんの?)
(ええ、遅咲きタイプなもんで(;^ω^))