2018年9月18日火曜日

日記風の記録

▼知り合いが何人か出展している写真展へ。



四ツ谷駅から徒歩2分の『ポートレートギャラリー』

日本写真文化協会が運営している
プロアマ問わず利用できるフォトサロン。

審査に合格した人だけが展示利用できるので
いつ行っても一定レベル以上の写真が
入場無料で見られるスポットです。


販売員もいないから
話しかけてこないのもいいやね。

画廊での「絵、お好きなんですか?」とかいう店員の話しかけかたは
正直じゃなくて嫌い。



(公式サイトより拝借)


で、その後、一人でタイ料理店へ。

▼店員さんが全員タイ人の本格タイランチ。
ガパオライス、グリーンカレー、スープ、タイサラダ、生春巻きがセットになって
たったの1300円。 美味しいし。


(お腹いっぱいで食べきれず……)


テーブル席はいっぱいで
カウンター席に案内された。

カウンターにはすでに男女のカップルが座っていて
あたいは男のとなりへ座ることになった。


そのカップル男は
「でね、でね」「まーじで まじで」「やばくね?」と
場にふさわしくない声量ではしゃいでいて……うるさい。

ピーチク、クチャペチャ、ピーチク、クチャ、パーチク、ペチャ


「しゃべるか、食べるか、どっちかにしなさい」

在りし日の祖母の言葉が頭をよぎる。


「そんでさ、サトシが小銭入れだして……ズルズル(麺をすする音)……辛れぇ、これ、パねぇ辛さなんだけど、マジで。
で、サトシが小銭入れだしたら5円玉しかなくて、えー、マジで、やばくね?って感じで......ズルズル(スープをすする音)……
やっべ、シャツに汁飛んだ、やべぇマジやばくね? 拭いても取れねぇ……
で、なんだっけ、あ、そうサトシが小銭入れ出したら5円しか入ってなくて」


まるで読む気がしない文字ヅラだ。


しばらくしてあたいの料理が運ばれてきた。

すると男くんがあたいの料理をジロ見してきて。

チョロっと見るていどじゃない、
がっつり、首をこっちにむけて見て、なにか物いいたげだ。


なんだ?
他人の料理が気になるのか?
女々しいヤツだ、チッと
あたいが舌打ちしたのと同時に、

「あのぉ、スプーン要りますか?」

と話しかけてきた。


へ?
あ、なるほど、たしかに
あたいのお膳セットにゃ
スプーンも箸も載っていないね、ええ。

男くん、自分の前にあるスプーンの入ったカゴを開けて
あたいの返事を待っている。


「あ、じゃお願いします。
お、お、お箸もお願い......」

さっき舌打ちした自分を恥じつつ
取っていただきました。

男くん、いいヤツじゃん!


カップル男くんは女ちゃんのほうへ向きなおし、
また「辛い、旨い、熱い、サトシの小銭が」と
ピーチクパーク、ガフガフと食べている。


カップル女ちゃんは
食べ物は頼まずにマンゴージュース1つ注文して
男くんの話に時々「へぇー」と適当に相づちをはさみ、
退屈そうにストローで氷を沈める動作を繰り返している。


男くんのはしゃぎっぷりだけが
空回りしているなぁ、などと観察しながら食べていると

あれ?あたいの前にも箸&スプーンが入ったカゴが
用意されていることに気が付いた。


チッ、なんだよ、男くんめ。
よく見てから話しかけてこいよ!
ふいに言ってくるからついお願いしちゃったじゃんか。

と思いつつも、

そのスプーンとお箸をテーブルの上の水ポットでこっそりかくしてみた
優しいあたいなのでありました('◇')ゞ


ほどなくしてカップルが
「じゃ、行こうか」と席を立ちあがった。

あたいは男くんに
「(スプーンを)ありがとうございました」
とお礼を言った。


すると男くん、

あ、いえいえ。
お先でぇ~す!
おっつかれでぇ~す!

と笑顔。

しけた女に手を添えて店を出て行ったのだった。


頭のなかでリフレインする......

え? お先でぇす......?
おつかれでぇす.....?
あたいは誰? 
バイト仲間なのか?


頭の中を「?」で埋めながら
男くんが取ってくれたありがたーいスプーンで
グリーンカレーを食べたのでありました。

楽しかったです。


次。本屋。

初めての本屋では必ず
「知ってる人の本」を一通りさがす
生徒の鑑、あたいちゃん。

この本屋さんでは
iceberg-nさま『宿り木』番長さまの共著本を発見。

▼『はじめての寄せ植えスタイル』→amazon





で、そのあと、コンビニ寄って。

▼水の量が違いすぎる。
ちょっとわかりにくいけど、左から
普通・普通・多い・少ない、の4本でした。
もちろん「多い」を買いました。



こんなに差があるなんて。
日本の大手メーカーの
あらゆる正確さを信用しているのでちょっぴり意外。


ある一日の、そんな出来事でした。

「ブログ(Weblog)」の本来の定義
「日記風の記録」っぽいかんじだにゃ。