2016年1月31日日曜日

ゆずジャム作った


八月社の
デジタル版『ガーデン・ダイアリー(無料)』を購読してます。


その中で紹介されていた
『世界一おいしい柚子ジャムの作り方』。

埼玉県毛呂山町の斉藤よし江さんの
とっておきレシピだそうです。


あたいの大好きなユズ。
しかも『世界一』と来たならば、こりゃ作らねば!


もちろん、あたいは自分の柚子ジャムが
この世で一番おいしいと思っているわけで(笑)、
勝手に対決なのであーる。



あたいの柚子ジャムレシピと違うのは3つ。


1、皮の苦みを取るために水に漬ける方法はよくあるが、
取り出した実のほうも水に24時間浸けるという点。


2、「皮の白い部分に苦みがある」とよく目にするので
その部分はなるべく削ぐようにしていたけれど
斉藤さんのレシピは特にそう書いていない点。


3、浸ける水の量が確定している点。
あたいは目見当で入れているので
確信的な水の分量に期待値があがります♪








▼レシピどおり24時間後のようす.....と言いたいのだが
実際は30時間後のようす。全体的に透明感がでてきた。




ところで柚子ジャムを作るとき、
タネの扱い(ペクチン抽出)がキモなのでは?と
あたいは思っていて、

いつもはタネと実を煮出してから使っているんだけど、

斎藤さんのレシピは
「24時間、水に浸けたものをふきんで搾る」という方法。
これで固まるのかな? 



さて、あたいはどんな料理も
最初はかならずレシピ通りにつくるんだけど
今回は、勝手に砂糖の量を半分以下にかなり減らしました。
1年間も保たなくていいし、甘くしたくない。


しかしやはり砂糖の量が少なかったせいなのか、
それともこの方法ではペクチン抽出が足らないのか、
いくら煮てもトロミが出ませんでした......。



でもダイジョーブイ。ペクチン入れちゃうもんね!(*^.^*)




100%NATURAL。

「ペクチンって合成添加物じゃないの?」と思ってたけど
フルーツ(グレープフルーツやリンゴ)から抽出した
天然素材だそうですよ。信じる♪





そうそう、普通ジャムを作る時に
「とろみ」をつけるためにレモンを入れるじゃん?


子どもの頃、あれは
レモンの味がしてイヤだと思ったことがあった。

途中まではすご~く美味しい最高のイチゴ煮だったのに、
最後になんでレモン入れちゃうのー?って。
レモンの味、気にならないのかなーって。

「これじゃ、イチゴジャムじゃなくて
イチゴレモンジャムじゃん!」
ってママンに詰め寄ったことがある。
(生意気)


だから、

■レモンを入れなくても固まる、
■砂糖を大幅に減らしても固まる、

そんなペクチンは大歓迎なのです。



完成した~♪




フルーツを煮るとき専用の白いホーロー鍋。

色がよくわかるし、なんてったって
煮ているあいだじゅう
素敵な気分になれてときめくから♪



どなたかに差し上げるぶんは
買ってきた新しいビンを、

自宅用にはお気に入りのジャムのビンを再利用。




ちゃんと煮沸消毒してから
熱々のジャムを入れて、逆さにして。

さらにビンごともう1回煮て、真空に近づけて。

砂糖の量をぐんと減らしているぶん、
殺菌にはよーく注意なのだ。


ってか、砂糖の量を減らして
ペクチンを入れた時点で、

斎藤さんの『世界一おいしい柚子ジャム』とは
別物になっちゃってますね。すんません。


でも、あたいのレシピに
いくつかは取り入れたい点があったのは大収穫!

とくに、皮の内側の白い部分がまるまる入っても
苦くないことが判ったのは嬉しい。

またひとつ、レシピを練り上げてしまったわっ♪



2016年1月24日日曜日

「トゲ注意」に心救われる


▼散歩中、見かけたゴミ袋。








よそ様のゴミ写真を撮るなんてダメ?

でも、このユーモアに思わず撮っちゃいました(笑)


ゴミ収集車の人も
嬉しかったんじゃないかなぁ?


ちなみに、あたいの家のあたりは
プラスチックごみはスーパーの袋で出せるので
1週間に3,4袋になるわけですが、

ゴミ収集の方がパッと持ちやすいように
ビニール紐で取っ手を一つにして出すようにしてます。

あたい、偉いでしょー!?



あと、生ゴミを出すときの缶バケツのフタが
キツめで片手じゃ開かないので、
パッと開けやすいようにフワッと載せておくだけにしてます。


あたいって気遣いできて
すごくいい人だよねー!!

ね? ね?


いやー、実はここ数日、
クルマにぶつかってきた
例の嘘つきジジイのせいで
ムカムカすることが現在進行中なんだよね。


ジジイめ。
いい歳ぶっこいて
そんな人間に仕上がった己の74年間を悔やみつつ
因果応報に身を焦がしながら
地獄で鬼におしおきされちまえーだっ!
ってイライラしちゃう <(`^´)>


で、
「まめ吉っつあんみたいにイイ人を怒らせるなんて
そのジジイ、よっぽどイヤなヤツなんだね」
って、みんなに同情してもらいたくて
▲いい人アピール強めにしちゃいました(;^ω^)ゞデヘッ


普段、あたいの周りはわりにイイ人が多いんで
今回は久しぶりにイヤな人間に関わってしまって
イライラしちゃったけど、
「トゲ注意」のゴミを見て
世の中、いやな人ばかりでないって思いだした!


あたいは無宗教、無神論者だけど、
救いになる「キーワード」って
必要なときに気がつくように
あちこちに用意されているんだよなぁ。

結局は自分の気持ち次第なのであーる。


2016年1月23日土曜日

植物を語ろう2016


植物写真家いがりまさしさんにご紹介いただき

『植物を語ろう2016関東新年会』

『突撃、晩ごはん』してきました~!


(ええ。だって、あたい、なにも語れないし、食べるくらいしか.....)




実は去年もお誘いいただいたんだけど
「あたいじゃ場違いだろよ!」
おじけづいちゃってねぇ。


けど今年は
カクカク&シカジカあって急遽行くことになり
あわててヘアサロン(白髪染め)予約。

スケジュールがキツキツだったんで
1日目カラー、2日目カットの2日に分けて美容院さ。



だいたい、表参道でパーチーだなんて
どんな格好でいくんだい?

さすがにいつものズックじゃダメだろ、ってことで
足の手術をして以降5年間
いっさいヒールの靴を履いたことがなかったけど
靴箱の樹海からブーツを発掘。


ヒールたった3cmだけど気合いれて

都会へ いざ出発、ゴー!



で、話は会場へ移りまして。


いがりさんは来月発売する
写真集&CDのプロモーションで忙しいだろうし、
「一緒に行けるかも」って言ってた知人は
「やっぱり行けない。楽しんできてねー」って言うし(こらーっ(笑))
会場ぽつねんを覚悟しての参加だったけど、


園芸関係のテレビや雑誌で見るあの方々が
たのしそうにオシャベリしながら
串揚げやら点心やらを召し上がってるわぁ~!ってだけでも
ウキウキしちゃった。


かつ、土谷ますみ先生とご一緒させていただけました♪
うれしい。心強い。100人力!

ま、土谷先生は
園芸業界園芸協会の方々と
つぎつぎにお話しされていたので
1人『くいしん坊万歳』やってただけだけどねー。

伊勢エビ、タラバガニ、ローストビーフに
トロピカルフルーツをいただきました~ ぐふっ♪



北海道の有名ガーデンの柴竹昭葉さまから
会場のみなさんへ35kgプレゼントされた
ユリ根をお土産にいただいて解散。


ま、行ったら行ったで楽しかったのん♪


帰りの電車では
土谷先生&初めましてのあけさん
電車の吊り広告のクイズなんか解きつつ帰宅。


それにしても今夜は
植物へのド熱いパッション野郎さまがたくさんいて
だいぶ当てられちゃったなぁ。

熱さましにちょっくら麦汁でも買おうとコンビニ入ったら
あのテカテカの床が滑る、滑る。


あれ? なんか靴がヘン?







かかとがにゃい!?




どっひゃ~!


エスカレーターを使わずに階段をのぼる
夜も元気ハツラツな土谷先生を横目で見ながら
どおりで「歩きにくいなぁ」って思ってたんだよね。


ねぇ、靴って腐るの?

放置しといたら「もろく」なるものなん?

それともこの5年間に体重が増えた分
靴が耐えられなかったとか?

だったら靴のラベルに
「体重制限」書いとけっつーの。


そういえば会場で
途中から急にじゅうたんが絡んできたの。

あのときか!



熱気の冷めたNHK青山荘「欅の間」。

後片づけのお方、

あたいの靴かかと

すっ転がってませんでしたかー?





2016年1月20日水曜日

ルバーブ&カスタード


▼へーべ”ハートブレイカー”



ポット苗で購入したものが大きくなりました。


▼昨日の雪を背景に。





▼手前にあるへーべは
”ルバーブ&カスタード”という商名。

この命名がお気に入り。




16年前。
アイルランドで初めて出会ったルバーブ。
カスタードクリームのパイに入ってました。


近くにいたアイリッシュJKに
「この酸味のあるブツはなに?」と流暢に訊ね、

あ、今、ウソつきました、

「What is this? サワーフルーツ。ネーム、ネーム」と
力任せにたずねて「リュバーブ」という名をゲット。


帰国後、ネットで検索したものの
あまり情報もなく
どこで手に入るのかと気にかけていたところ、


ほどなく京橋の洋菓子店『HIDEMI SUGINO』
ルバーブのジャムを発見。

美味しかったけど
ゴロゴロしたタイプのジャムを自分で作りたい、と思っていたら、


あたいのパラダイス、
麻布の日進ワールドデリカテッセンの野菜売り場で
実物を発見し(ここには生のパンダンリーフも売っている)、


その後、軽井沢で
ついにルバーブの苗を手に入れたときには
本当にうれしかった!!


と、当時、自分では苦労して探しあてたつもりだったけど
こうしてまとめてみると
あるべき場所には最初からちゃんとあったわけで(^o^ゞ

今ではJマート三鷹店でも苗を購入できるほど
ポピュラーな植物になって心から嬉しいあたいちゃんです。



▼今朝のわが家のルバーブ。雪でシナシナに。

 
ちょっと珍しい「赤い茎のルバーブ」のはずだったんだけど緑色?おりょりょ?(;´∀`)


■茎を2cmにブツブツと切り
■砂糖をまぶしてしばらく置き
■水分が出てきたらホーローの鍋で強火にかけ
■アクをひきながら
■3分も煮れば、ゴロゴロジャムの出来上がり。


ルバーブが庭にあれば
毎朝、あっという間にジャムが楽しめる。
作り立ての香りはなによりのゴチソウ♪


あ、瓶づめの市販ジャムも
使うぶんだけレンジで温めていただくと
だいぶ美味しく変わるよね。

ブランデーやラムを加えると
ジャムが生き返るかんじ♪


アイルランドで食べたあのパイは
粉っぽい、インスタントのカスタードクリームだったけど
酸味の効いたルバーブのぶつ切りを足して
美味しく工夫していることに感動したなぁ。


死んだ食べ物(インスタント)でも
生きた食べ物(生鮮のルバーブ)を足しただけで
こんなに香りが違うとは!と感激してねぇ。


あぁ。
美味しいモノって
わざわざ食べに出かけなくたって
庭とキッチンにも充分にあるのだなぁ。


あれ?
ガーデニング話が
いつの間にか食べ物話になっちゃってた(;^ω^)




2016年1月17日日曜日

覆面調査員まめ吉、復活!


スーパーで買物中にふと耳にした店内放送。

「ただいま、お客様モニターを募集しております。
詳しくはサービスカウンターにて」


と。


昔、テレビ局の視聴者モニターや
飲食店(ふぐチェーン)の覆面調査員をしていたあたい。


なにかにつけて
言いたいことがあるタイプなもんで
モニターって好きなんだよね(^_-)


さっそくサービスカウンターへ資料をもらいにいくと、
「こちらにおかけになってご記入ください」と出された用紙には
【志望動機】という欄が大きく取られてました。


ええーっ!?

いま? ここで? 小論文!?

資料もらうだけじゃないの?


あたふたしながら800字ほど書きましたよ。



で、めでたく当選 ヽ(^o^)丿


久しぶりに何かに合格した気分だ。嬉しい♪



ほんで先日、さっそく「説明会」へ行ってきました。

『万引きGメン』などで良くみる
事務所の奥のソファーセットに通され
もう1人の調査員主婦と待機していると、

「どうも!店長です」「雑貨担当です」「惣菜担当です」と
あらま5人もお並びあそばされて、

「では、売り場で気になる点をお一人ずつどうぞ」
と、いきなりガチで意見会が始まった!


ええーーっ!?

電話では「今回は説明会」って言ってたよねぇ?

なにかにつけて抜き打ちで試してくる店だな(笑)



ま、普段からスーパーの売り場づくりについて
ドリーム&パッションをもっているあたい。


よそのスーパーの陳列の工夫点など
具体的な店名を示しつつ、

「こうしたらもっとお店を好きになる」という
希望的改善案を心がけて
慎んで申し延べまくり捲し立てまくったあげくに、

「スーパー○○(他店)の、おもしろい売り場づくりを
撮った写真がありますけど、今ご覧になりますか?」


と披露しましたところ、


「あの......
まめ吉さんは
調査の関係かなにか
されてる方ですか?」

と怪しまれてしまいました(;^ω^)ゞ


にゃはは。

いえいえ、ただの言いたがりの主婦デス。

敵にまわすとクレーマーでぇーす。



▼本日のお礼のお品♪




このほかにも商品券や、非売品グッズなどなど。

いただいた商品券で
さっそくイベリコ豚とたらこを買って帰りました。

久しぶりに自分の稼ぎでおかずを買ったぞー!


月1度の会合を1年間。

ギラギラした目で
売場と店員名札をチェックしまくるぜーっ


みんな、あたいに気をつけな!



2016年1月16日土曜日

ついに鳥写


何日か前のブログに書いたけど、
昔のドラマ『池中玄太80キロ』を見て
「将来、カメラマンになるっ!」と一瞬思ったまめ吉少女。


ドラマの終了とともに忘れてしまった夢だったけど
最近、ちょくちょく見させてもらっている写真ブログに
素敵な鳥写真がでてくるのを見ているうちに

あたいも ついに鳥の写真に
手をだしてしまいました!


略して鳥写(とりしゃ) ←あたい造語。


(頭と尻尾から木が生えてるみたいな構図になっちゃった....)



撮ってみてわかったことがある。

寄せ植えや料理と違って鳥は動くということ。

あたりまえだけどね(笑)


ファインダーを覗きながら
鳥を追ってシャッターボタンを
カシャ、カシャ、カシャって連続して撮ってると
すごくワクワクする!


鳥がうごくたびに画面が変わるから
つねに「今だ!」という瞬間が来まくりまくりで。
なるほど、このライブ感、中毒性あるなぁ。


池中玄太のツル撮影みたいな気分でドラマチック連写。
頭のなかでは
杉田かおるの『鳥の歌』がリフレイン♪



♪鳥よ 鳥よ 鳥たちよ   鳥の~うたー



ところで、ヒヨドリもムクドリも
羽根をバタバタしながら実を取っている。

▼こちらは、口にくわえてからの~




▼落ちながら引きちぎるスタイル。






▼こちらは、スタイリッシュにくわえてからのー、





▼ドタバタ引きちぎるスタイル。




どの鳥もせっせと実を獲っているのだが、
実を食べているところは見つけられなかった。


もしかして引きちぎるのを楽しんでる?
それとも落して遊んでいる?


あたいの足元にやたらと実が落ちてくる。くる。




たしかに
食べるにはセンダンの実は大きく、固くかんじる。

それとも丸飲みしちゃうとか?






「ちょ、まめ吉のやつ、一眼レフカメラで
ペット、花、鳥なんかを撮ってるんだってよ」


「なんだよ、20歳ころは
スズメ食べたり、カエルの活き造り食べたり、
犬ハンバーグ食べたりしてたくせに
最近すっかり毒ッ気ぬけちゃってつまんねーよ」


「今じゃ、肉とか魚とか食べるの
『カワイソウ』とかほざいてるよ。ったく」


と、某所で言われているのは知ってますけど
なんだろ、身の回りのモノに宿る
美しさに気がついてきたと申しましょうかねぇ(;^ω^)ゞ




▲3つの実が乗っているように見える。



『花鳥風月』という言葉がある。

三省堂 大辞林 によると、

自然の美しい風景 

という意味のほかに、

自然を相手に詩・絵画などをつくる風雅な遊び。

という解釈もあるそうだ。

となると、花や鳥をカメラで撮るのも
『風雅なお遊びねぇ』ということになるのかもね。



(こっち見てる♪)






鳥ちゃんの名前はあまり知らないあたいですが、
はじめての鳥写、楽しかったです。




2016年1月13日水曜日

抹茶スフレロール、焼いた


昨日『卵ロール、焼いた』につづきまして
ロールケーキ連続投稿。


食べたのは2日連続じゃないから

許してマネージャー(^o^ゞ



今年も『シチュエーション・ダイエット(あたい命名)』を続行中。

去年は「わたしはモデル」で乗り切ったけど
2016年は「あてくしは女優」で行くよー!

次の撮影では入浴シーンがあるから
少し体を絞ろうかしら。





そんな、女優まめ吉が
撮影の合間に
抹茶スフレロールを焼いたよん  (°o°C=(_ _; オリャ


焼き菓子づくりって、
食べることよりも
作る過程の方が楽しい。



▼普通のロールケーキ生地(湯煎共だて)とは違い
火にかけて生地を練り上げちゃうのだ!



「生地に抹茶を混ぜると焼きしまる云々」など
詳しくは『知りたがりの、お菓子レシピ』(小嶋ルミ)→ amazon



▼メレンゲは金属のボウルに入れて冷凍庫で15分くらい、
すこし凍りはじめたくらいのもので。

そいえば柴田書房の専門誌を読んでたら
ウチの近所の焼き菓子が人気のケーキ屋さんが出てて
メレンゲ用の白身は
「あえて数日経った卵を使用して
コシを無くしてから使う」と書いてあったっけ。


確かに、冷え冷え白身メレンゲはコシが切れやすく
キメと持続力がいい♪




よく「ツノがピンと立つまで泡立てる」と言うけれど
「立つまで」じゃなくて「立ってから」が大切なんだよね。

フンワリ焼けない原因のひとつに
この「メレンゲの力不足」ってのがある。
メレンゲを生地に混ぜたときに
シュワシュワと消えていっちゃうから。

ツノが立ちはじめてからさらに泡立てたあと、
今度はあえてゆっくりと混ぜて
キメを落ち着かせるのがコツ。
柔らかくて弾力のあるキメの細かいメレンゲが完成♪

以前はバーミックスで泡立ててたけど
あれはモキモキの、キメの荒いメレンゲになっちゃって
生地に混ぜるとだらけちゃってダメだった。

メレンゲづくりには普通の電動ミキサーが良いです。




昔、あたいがバイトしてたお店では
このメレンゲ(淡雪)をイチゴに添えて
食後にお出しすることがありました。

「これはなんですか?美味しい」と
言ってもらえることがときどきあって。

お客様に出すつどに
シャカシャカ手混ぜの手間も報われる
一言でやんした(涙)


「白身、砂糖、少量のレモン汁」だから
サッパリとした後味で、食後にピッタリ。
生クリームよりもカロリーも低いし。

泡立てが足らないと&鮮度が悪いと
生臭いかんじがしちゃうのが注意。



▼あー、ほんと、このモコモコ、何度見てもワクワクする。





いじり過ぎないようにササッと整える。
まるで書道をしているように
男らしく、ぶっとい「一」を書いている気分で。

これもまたロールケーキづくりの楽しいひと場面。





焼いて、塗って、巻いて、完成♪



テーブルフォトのマネごとをば (;^ω^)ゞ

↑このお皿は修学旅行で京都へいったときに
購入したもの。いまでもお気に入り。



思いつきでトッピング。
でも塩昆布はクリームと合わなかった!
お口直しで合間に食べるのがよろしいかと。




やっぱり
焼き菓子づくりって
食べることよりも
作る過程の方が楽しい。


これはホント。ハマる。すごく気分転換になるし。

食べる=結果を確認するだけ。


いや、「だけ。」ではないけどさー(笑)

でも「食べるだけ」「作るだけ」
どちらが快楽かっていえば
断然、「作るだけ」のほう。


気分転換に焼き菓子。

つくったら食べないわけにいかないし
困っちゃうなぁ~(*´▽`*)



2016年1月12日火曜日

卵ロール、焼いた

お正月のこと、だけど。




小嶋ルミ本のレシピに
あたいのアレンジを加えて
お気に入りのレシピを完成!


▼焼き型に流したときにも
ダラダラと流れ落ちない生地。
見るからにフワフワに焼けそうでしょー?




そうそう、黄身の風味を残すために
砂糖を加えてから「白っぽくなるまで混ぜません」のです。

焼き菓子つくる人にしたら
「えーー!? 大丈夫なの!?」でしょ?

このテクはルミ本から。
本当に、黄身の風味が生地に残って
ぜんぜん違うんだよね。


ただ、砂糖の溶け方が気になるので
あたいはグラニュー糖ではなく
粉砂糖(コーンスターチが入ってないタイプ)で作ってるよー。





イチゴに合うヨーグルトクリームにしてみました。

泡立てたナカザワの生クリーム(45%)へ
ヨーグルト500gを水切りしたものを
加減をみながら混ぜたもの。
ヨーグルトは400g近く入れました。
酸味の強いヨーグルトが合うのねん。


▼そうそう、今回の焼き型は
ミキティと行った富澤商店(吉祥寺店)で買ったもの。

四方が斜めに立ち上がってるから
巻きおわりが平らになるのがよろしいブツ。
25cm角だから小さめに作れるのもグー。

今までの型は
焼いたあとに斜めカットしなきゃだったし
30cmだったから出来上がりの量がちと多かった。





▼ちなみにこれは以前つくったスフレロール
片辺は四角いままで
もう片辺は自力で斜めに切ってるの。



今回買った型を使えば
手間要らずでキレイにクルッと巻けるってわけだ。


▼年末に行ったiceberg-nさまのハンギング教室でいただいた
今年の干支柄の紅茶♪

紅白のおさるさんがデザインされている
オシャレなご挨拶のお品♪
やはり素敵なiceberg-nさまです。




書かれていた『美味しい淹れ方』を忠実に守りました。

アップルジンジャーの風味が高く、深呼吸しまくり。




いざ、実食!!


ほら、閉じ終わりの生地の形が
お店のみたいにまっすぐになってる~(^o^)/
よくばり巻きして閉じ切らなかったけどね(*´з`)




お茶もお菓子も美味しくいただきました。


2016年1月11日月曜日

近所の植物 習作

一眼レフカメラを購入して数ヶ月経過。

今度いく、植物写真家いがりまさしさんの写真講座では
写真を20枚、提出し、講評いただくことになりました。

ということで、練習がてら近所を歩いてみたよー(^o^ゞ


▼まずはすぐそこの畑のロウバイ。
ピントをたくさん合わせるには、という
いがりさんのアドバイスを思い出してパチリんこしてみたけどイマイチ。



下を向いている花だから、
もうちょい下に空間を取った方がよかったのかも?



▼背景は農家のトタンの物置小屋。
青空にみえる?…ないか。
でも、このトタンブルー(勝手に命名)もお気に入りでもあります。






▼こちらもロウバイ。白っぽくて、花びらの形も違うけど。
香りに気づいて見上げたら咲いていました。






▼水仙も咲いてた。
カメラの設定に戸惑っていたら
突然の風で大きく揺られ、
葉っぱ(刃物)を花(首)に突きつけているような
人質状態になっちゃった~( ̄▽ ̄;)=3






▼アスパラガスの葉っぱ。






▼冬枯れの葉や枝に惹かれるあたい。
自分には無いシックな落ち着きを感じるからかすらね?






▼シュウメイギクの綿種。下手だや。



ちかごろでは
写真に文字をいれる場所を考えるのが楽しい悩み。
こんなふうに「ちょっと間の抜けた部分」に入れるとイイみたいです。



▼ススキ。シルバーに輝いたり、





▼ゴールドに輝いたり。陽のあたり方で色々と。








それにしても
晴れた日はモニターが見にくくて撮影しにくい。
やっぱりファインダー覗きで撮れるようにならないとね。

あこがれのキャメラマン池中玄太(西田敏行)みたいに
キャップをウラかぶりして、
いざという時にはツバで陽ざしカットとかしちゃおうかな♪

ポケットがたくさん付いた
カメラマンベストも便利そうだし(^o^ゞナーンテ


子どもの頃
『池中玄太80キロ』を見たとき、

すぐに影響受けて
「将来カメラマンになりたい」といって
おこずかいを貯めたりしてねー。
しかも玄太と同じキヤノンのカメラが欲しくてねぇ。


あぁ、一眼レフカメラをオモチャのように
ポイッと与えてくれる裕福な家の子だったらよかったのに。


今は亡き三浦洋一さん、坂口良子さん、
長門裕之、松尾和子、宇野重吉さんも、
「若いころの杉田かおる」も懐かしいドラマ。


あの頃、まだ幼くて
ドラマの世界が作り物だなんて知らなかったから
本当に面白かったなぁ。

今とはちがってやたら音楽が入らないのも
かえって臨場感あっていいんだよね~。


あっこー! ヒデー! 
ハンペラー! ナンコウさ~ん!



2016年1月10日日曜日

上にある松、下の松


この時期、散歩していて

見るとイヤな気分になるもの。



お正月の松飾り。

ほんの数日「お飾り」されただけでポイ。
見たくない。


ちゃんと松飾りに想いをこめて
お正月を迎えた家なら
平日に戻ったとたんに
こんな棄て方しないのでは?


ただの「お正月グッズ」として
玄関前を「飾り立てるためだけ」に買ってきたんだよねぇ?


なんかさー、若者のハロウィンの発想と同じ印象だな。
雰囲気アイテム。
買ってきたアイテム。
一時的に楽しんだらポイのポイポイ。

あーやだやだ。


こんなキレイに枝分かれして
「さぁ、これからスクスクといくぜー!」って
希望のかたまりのような松の枝を
こんな風にポイって……ねぇ。

心が痛まないのかな。


まぁ、商品として売るな、とは言わないですよ。

でも、買った方はもうちょっと、
たとえば庭のお花を足して(お花を買ってきて)
花瓶で愛でて楽しんで、
全うしてから処分してほしいなぁと思います。はい。



で、この家のお向かいの家を見上げると
たまたま立派な枝ぶりの松。





うちのあたりは古い住宅街だから
年配者だけの家がたくさんあって

年末は近所で毎日、庭師さんを見かけました。






やっぱり庭師さんの手入れが入ってる木はいい形だーね♪


以前みた、京都の庭師さんのドキュメント番組。


遠くにみえる山々とうまく融けあうように入れていく
透かし剪定が素晴らしかった。


透かし剪定といえば
一般的には混みあった枝をすいて
まんべんなく陽があたるようにするワザだけど、


その庭師さんは
今も、この先もずっと、
いつでも素晴らしい庭であるよう、
変わりのない山のほうへ合わせて
庭の景色をつくりあげていくのです。


で、その庭師がおっしゃった言葉。

『伝統というのはただ形をおなじに
長く守っていくだけではなく、

自分の代でさらに磨きをかけて
次の世代に継ぐことだと思います。

思いを受け継いでいくからこそ
守っていく意味があるのだと思います』

というようなこと、だったかな。だいだい。


実は数年まえに見た
京都の老舗「瓢亭」のドキュメント番組でも、
先代の高橋英一さん(京都府無形文化財保持者)が
『伝統』についてまったく同じようにお答えしていました。


たとえば、これまでの瓢亭は
歴代ずっとかつおだしを基本としてきたのですが
英一さんはまぐろだしに変更したのです。


味のベースをまったく変えてしまうこと、
それは「瓢亭の味」「伝統の味」を変えてしまうこと。

たいへんなご決意です。


しかしその味は人々に受け入れられ
瓢亭は「老舗」という看板だけでなく
「味」の評価でもつねにトップを維持してきました。


が、先ごろ、15代目を継いだ息子の義弘さんは
また、かつおだしに戻したとおっしゃいます。


自分の味を変えたことについて
父・英一さんなにも言いません。

そして、

『伝統とは味を引き継ぐことではなく、
その時代に一番いいと思うやり方で
さらに良くして次へ継ぐこと。

だから伝統というのは
【今】が一番新しくて、一番いいのです』

とおっしゃるのであります。


さらには京都の老舗料亭の間では
『味の模倣=伝統を受け継ぐことではない』からと
お互いの調理場に立ち入ってレシピの公開をし
研究しあっているのだそうです。


自分のところだけ「京都の伝統料理」を守っていくよりも
京都全体としてこそ意味がある、とのお考えだそう。


なるほど、あたいは
伝統というのは
古い時代にすでに確立された素晴らしいもの
長く再現しつづけること、

すなわち、味のピークは過去なのだと思っていたので

先代の英一さんがおっしゃる「今が一番いい」という意味、
”思いを受け継いでいくことこそが伝統である”という考え方には
こころを震わせました。


あたいは伝統を受け継ぐ立場ではないけど、

想いのこもっていない
見た目だけの松飾りや

作り手の願いがこもっていない
買ってきた豪華おせちを以って


「日本の伝統・文化・風習だから」と
形だけ取り入れることには
まったく意味はないと思うのであります。


都会の、ひとり暮らしの若者が
コンビニで買った小さなワラ飾りでお正月を迎えたとしても
それが育った実家での風習を思い出してのことならば
すごく意味があると思うし、


年越しソバが「緑のたぬき」だとしても
願いを込めて食するのであれば
それは意味があるのだなぁと思うわけで。


黒煮豆は買ってきたとしても
栗きんとんや紅白なますくらいは
願いを込めて手作りしたいなぁと思うし、

豪華にカニや海老が入っていなくたって
家でワイワイ作った恵方巻のほうが
意味があると思うわけで。


願いを込めない松飾りなんて意味ない。

形だけの行事ならやめちゃえ!って思っておりますです、はい。