2017年12月27日水曜日

長野へ(4)木曽中山道・妻籠宿 part1

長野3日目は、昔ながらの宿場町・妻籠宿(つまごじゅく)へ。
前日決めてあったので
この日は朝早めにホテルを出発。


と・こ・ろ・が なんということでしょう、
カーナビがフリーズ!

まさにフリーズ。「凍った」。
寒冷地あるある、かな?
(実際日中になったら正常に戻ったし、
東京に帰ってきてからは1度もフリーズなし)

スマホもいまいち現在地があやしくて頼りにならないし、
こうなると昨夜、バカみたいに真っ暗な妻籠宿へ行ったことが
ムダじゃなかった~ヽ(^o^)丿


......ということで昨夜の予習のおかげでカーナビなしでも無事到着。


妻籠宿には駐車場が4つある。1日500円。
広~いので「満車で停められない」ってことはなさそう。

われわれは第2駐車場へ停めて、西から東へ観光することに。
(これは後から考えてもいい選択だったと思う)


駐車場から橋を渡ると......







▼じゃーん! 江戸時代にトリップ!




▲前夜と同じ場所。
みなさーん、妻籠宿は夜いっても闇しかないですよ~ヽ(^o^)丿




信州のこのあたりには、京都へ向かうための宿場町が点在していて
ここ妻籠宿が一番ロングで長い全長500メートル。

あたいが行った第2駐車場→第1駐車場のあいだは
一軒も現代たてものはなく、電線もなく、
プラスチックのバケツなども見えるところに置かず、
江戸時代の宿場町のままに見せてくれていて わんだほーでした!



かといって完全に観光地というかんじでもなく
今もここで暮らしている気配も随所にあって
地域が一体となって頑張ってるかんじ♪





街中の掃除も行き届いてるし、
なんといっても魅せるセンスがいい~!

特にお花。
ほぼすべての家屋の壁に
野山の生け花が飾られていました。


























(これは造花だけど「ねずこ下駄」がおもしろかったのでパチリ) 













あー、素敵だねぇ。

通り全体で一定以上のレベルを保っている美意識にうっとり。










▼つやなし黒で塗りつぶしたポスト。
下から覗く元の色がかえって朱塗りのようにみえてきて。
(↑講談社のオシャレ雑誌ふうの文体)





▼すてきな観光地ほど遭遇するとガッカリする
ソフトクリームのオブジェ(?)もなく、
各店、看板やメニューの表示にも気遣いをかんじます。








▼学生のころ酒屋でバイトしていたあたい。
五一ワイン以外、見たことが無い充実の地酒の品ぞろえ。





▼「つとっこ」柿。完熟させてからトロッと食べるのだそう。








▼「昔は果物なんてないのでおいしかった!」。
「無いので」といいながらも嬉しそう。
寒い冬に暖かいコタツに甘い柿。

何歳くらいの方かな。
モノ余りの日本って、思えばまだ近年のことなんだよねぇ。












▼ひょうたんジジイ......や、やだ...... 口、臭そう




▼柿ジジイ......や、やだ...... 鼻息、荒そう。



うーん、どちらもおなごのほうは嬉しそうだ(;^ω^)ゞ














老舗の宿『松代屋』。
あぁ、次回来ることがあれば
こういう旅籠に泊まってみたいもんです。




▼勝新太郎の『座頭市』は、この松代屋前で撮影されたとのこと。




















意外にも(?)観光客はお年寄りばかりではなく
20代、30代の人たちもけっこういて。
あと外国人ね。ちょっと話をした人はアルゼンチンから来たそうです。


▼ミスはあるものの、がんばっている!(笑)




















長くなったので、明日へ分割。