雑居ビルの2階へ上がっていき
突き当りに見えるあやしい扉には
『18歳未満立入禁止』の文字。
▼ディープでこってりしたビデオ店、
......の左側の店、
ライブハウス『稲生座』で開催された、
マダム ルシィー率いる音楽ユニット
『たまにはこんな夜』さんの
ワンマンライブへ行ってきたよ。
(ドラムに柴田耕司さんをお迎えしての夜)
マダム ルシィー。
毛穴ひとつないスベスベのお肌で
陶器の舶来人形みたいなの。
この日のライブは
街にやってきたサァカス団という世界を。
▼当日くばられたプロローグ、
こーゆーところもホント、楽しませてくれますな。
↑ぜひ読んでほしいけど
クリックで拡大できない方のために要約すると、
街の広場にやってきたサァカス団。
ママにおねだり、
(たぶん女手ひとつで子育て、ギリギリの生活)
ようやく買ってもらった泣きのチケットを
うっかり紛失してしまった少女。
あきらめきれずに
サァカスのテントの裏側へ
忍び込み楽屋を覗いてしまう。
そこで少女が見たものは.....
といったかんじで
▼サァカス団のリングマスターに扮した
本日のマダムルシィーが登場。
美しく儚く、煌めいて、そして哀しい。
そんな胡散臭い世界観の演出の上手さったら!
お話と歌ごとに世界が変わる構成が
本当にサーカスの出し物のようで
観客をまったく飽きさせぬ。うーむ。
時を忘れて夢中になって
あっという間に第一幕は終了。
稲生座はチキンジンジャーが美味しいです。
この日はお金がなくて頼めなかった……
さて、第2幕のはじまり~。
▼衣装とヘアメイクを替えてマダム登場。
またこれも美しく、そして……
エロチーック!!྆ ( ืོ८ู ืོঊ
光をまとって
そう、キミは星になるのさ ベイベー♪
▼このときのことを、のちにマダムは
『お客さまにいただいた笑顔』と語っておりました。
▼最後には会場を巻き込んでの合唱。
全身に宿る唄うたいの気迫を ここにみた!
あたいを初めて
『国際バラとガーデニングショウ』に
連れて行ってくれたマダム。
白亜のお館(自宅)には
バラが美しく咲き誇っているマダム。
そんなマダムとの出会いはリハーサルスタジオ。
うちらはライヴのリハで、
マダムは専属のデザイナーやメイクさんを引き連れて
衣装あわせ?ライヴリハ?で、
なんだか芸能人みたいな人がいるなぁと。
年齢を聞いてビックリ、
「え?その歳でこの若さ?」と思いきや
なんと年齢を「上に」サバよんで公称していた、という。
あたいの勘ではたぶん15歳くらい上に
老かして言ってたんじゃないかな?
珍しいタイプだの、おもしろ!o(^o^)o
それからなんだかんだありまして
一時期は一緒にバンドやったり
レコーディングしたり。
いま、記録を紐といてみたら
2003年に初共演してるようなので、
知り合ってからは
…… じゅ、じゅうさんねん!?
マダム、これからも宜しくねー!
▼あたいの撮ったものじゃないけど、当日の動画。
すばらしき場末感!! (*^o^)/よっ、場末\(^-^*)