10代のころだったかなぁ、
神津カンナのエッセイで読んだ
「年末の大掃除のとき
毎年、万年筆を分解掃除する」
といった一文に魅かれ、年に1度は万年筆の掃除。
(LAMYのサファリ・スケルトン)
大昔、栃木県にある『寺内万年筆病院』なる
レトロショップが気に入って
何度か通うようになり
万年筆に入れ込んだ時期もありました。
なにせ『寺内万年筆病院』ってネーミングが
たまりませんがな。
古い建物のその店で
いつから置いていたのか0.9mm芯のシャープペンに出会って
いまでも愛用しています。
近頃ではこのLAMYのスケルトン中太字(▼透明の)と
ペリカン社のペリカーノジュニア(▼緑色の)ばかり。
書きやすい。
2、3000円、コスパ高い。
なーんてあたいがわざわざ言わなくても
LAMYが書きやすいのはけっこう有名かもねぇ。
ペリカーノジュニア(▲の緑色のほう)は
万年筆の名門ペリカン社が子ども向けに作ったもの。
ガキんちょ向けといってもあなどれない。
正しいペンの持ち方ができるよう
持ち手部分に工夫がされており、
子どもに限らず、大人でも
持てばだれでも正しい万年筆の持ち方ができて
かつ、適切な筆圧で書けてしまうという
さすがモノづくりの国ドイツの老舗だけあって
ちびっこ用でもひっじょーーーに良くできた万年筆っす。
書き心地で選ぶと
あたいは断然LAMYだけど
ペリカーノJr.のほうが好きという方もいて。
まぁ、どちらも書きやすくてお気に入りです。