2018年10月18日木曜日

(北キャ)1b.まずは寿司

(つづき)

実は今回の旅行は
行き先をほとんど決めていませんでした。

行きたいところは野付半島と知床半島、それだけ。


「行きの飛行機のなかで決めたらいっか♪」
と余裕かましていたんだけど、

ダンナとあたいの間に1つ空き席
=エコノミーでもゆったり座れる秘密の裏ワザ
座席をとっていたことを忘れていて
あんまり話し合いできず。
(裏ワザの方法を知りたい方は直接お尋ねください。
文章での説明は難しい)


で、結局、最終日に予定していた回転寿司に行って
ランチをしながら考える事に(^o^)/


美味しい回転寿司の情報をいただいたのは
年間3分の1しか自宅で過ごさない(だっけ?)
お馴染み、いがりまさし先生(#^^#)


車中泊専門誌『カーネル』でも巻頭特集6ページを飾る、
日本でも指折りの、車中泊プロです(笑)

(カーネルって「車で寝る」の意味だよねぇ。ナイスネーミングだ!)





朝ごはんを食べずに東京を出て来たのでおなかペコペコ。

オススメの回転寿司へ、いざ突入。


▼「つぶ貝」を注文したら「つぶ貝」が載っててビックリ!


(ピンボケすぎ)


えっ?

まめ吉のやつ、

なに言ってるか
分かんない、って?


いやー、だって、回転寿司で「つぶ貝」って言ったら
ニセモノの「エゾバイ貝」と決ってるじゃねーですか!

あれはあれでかなり好きだけどさ。

ホンモノの真ツブが出てきてビックラこいちゃった
あたいって、かわいそう?(笑)


▼貝三昧。どれも北海道産、未冷凍!
奥から真ツブ貝、
ホッキ貝も生(茹でたのは赤色になるからね)、
ホタテはもちろん生ホタテ(貝から剥いたやつ)。





▼こちらは「匠の〆とろ鯖」。いがりプロのオススメ!
残念ながら今年、サバアレルギーデビューしてしまったあたい。
ダンナが一人で堪能しておりました......チッ




▼奥は北海道産の生ぼたん海老。
手前はイカゲソ南蛮揚げ。




他に食べたものもみんな美味しかった。

108円じゃなくて、職人さんが握ってくれて、
東京でいうと『銚子丸』っぽいかんじかな~


あれ? もしかしたら北海道の人は
東京の回転寿司(108円の店)は
「偽ネタがいっぱい」って知らないかも?

エンガワもイクラも、タイ、ヒラメ、ハマチ、かずの子、
みーんなニセモノなんですよ~(^o^)/

北海道は、回転寿司でもホンモノが出るのねぇ♪



さて、今日からの9日間に必要そうなモノを買いに
通りすがりのセリア(100均一)へ。

▼北海道はBBQが盛んなのか
使い捨ての紙皿、アルミトレイ、焼き網などがかなり充実。



ここでホーロー風のプラ食器や、マグカップ、
食器洗い洗剤なども購入。



▼『業務スーパー』を発見。北海道にもあるんだぁ。



うちの近所(東京)の業務スーパーは
商品がイマイチな店という位置づけなのだが、

ここは野菜がほとんど北海道産!

きゃぁ~ 国産の野菜がこんなに揃っているだなんて
クイーンズ伊勢丹、三浦屋ってかんじ。


ジャガイモも、トマトも、タマネギも、インゲン、アスパラガスも
ぜーんぶ北海道産だし、鮮度もいいし、
特売でもないのに100円だなんて

パラダイスですか?

(国産のアスパラガスは通販じゃないと手に入らないかと思ってた)


しかも、この100円で買ったアスパラガスやジャガイモが
過去最高に美味しかった、というサプライズ。

いやー、ホント、北海道の底力、すごいッス。

あー、だれか、毎年、
北海道のフツーのスーパーで買った野菜の詰め合わせを
お中元で送ってくれないかなぁ~

......知り合い、居ない(≧◇≦)


2リットルで55円のナチュラルウォーターも箱買い。
6日後に来る北海道地震で
水が購入できなくなるとは知るよしもなく、
このときの箱買いは助かりました。


さて。

お寿司を食べながら話し合った
「このあとどうする?」で決まったことは、

とりあえず東へいこうでした。


そしていがりプロに教えていただいた
秘密の星空スポットで撮影!


レンタカー会社(千歳市)→回転寿司、15km西へきたのに
また15km、元へ戻って東へ向かいます。

これが無計画旅行の代償(;^ω^)ゞ






▼高速道路のパーキングエリアのガーデンなのにイイ!




(つづく)



2018年10月17日水曜日

(北キャ)1a.羽田発、新千歳

北海道キャンピングカーの旅。
略して「北キャ」旅編、いよいよ始まりまっス!


第1回目の今日は飛行機のこと。

......って、ええーっ、そんだけぇー!?

小刻みすぎるだろっ!


ええ、あたいもわかってますよ。

でも、ちと、ほら、近頃、内職やってて
なかなか更新ができないっつーか、こりゃこりゃ。

ということで小まめにチビっていきま~す(#^^#)


羽田→新千歳、スカイマークエアラインズで。

1人 1万8790円でした。

ついでに、空港までの電車代は1500円でした。




▼千葉あたり上空。
あ~車が見える!とかはしゃいじゃった。




生まれて初めて、ハートマークが可愛いと思ったかも。
バシバシ撮っちゃった(#^^#)



飛行機乗るのっていつぶりかなぁ。

金沢旅行ぶり? ハワイ島ぶり?

昔すぎて、まーったく覚えてない。


あ、そういえば金沢もハワイも
旅から帰って数日で骨折したんだよねぇ~

今回の北海道は、無事に過ごせていてよかった♪





ところで、近くに座っていた人が
「やっぱりLCCより席が広いね~」
と言っていて。

え? あたい、JALとANA(と懐かしのJAS)以外は
LCCなのかと思ってた(;^ω^)ゞ





のちに、スカイマークは今年で就航20周年と知りました。
歴史のある(?)飛行機会社だったのねん。


離陸から1時間が過ぎたころかな、
北海道の大地が見えてきました~




▼ググマってみたら↓ココですね。








新千歳空港、上陸!





空港内の指定場所から送迎車に乗って10分。
広~い駐車場に到着。

いくつかの、小さなレンタカー会社が合同で
敷地を利用しているようでした。


で、伝書鳩並みのやりとりをしていた
キャンピングカー会社(プレハブ小屋)のお兄さんと面どおしして、
例の特別仕様車(?)とご対面~(^。^;)💦


こうして9日間の旅は始まるのであった......ふふふ。




【初めての車中泊記 2018】
■ 北海道地震でのこと
■ 北海道 キャンピングカーの旅
■ (北キャン)居室とシンク
■ (北キャン)電気について
■ (北キャン)車内で調理
■ (北キャン)車中泊 ゴミ問題
■ (北キャン)運転のこと

2018年10月15日月曜日

いがりまさし写真教室へ

北海道キャンピングカーの旅の連載中だけど
先週行ったワークショップのこと、一発いれますよ。

季節モノはちゃんとその時期に載せないと
また書きそびれちゃうもんね~(;^ω^)ゞ


さて先週末、32℃を越える10月の夏日、
いがりまさし先生の写真教室へ行ってきたよ~

なんやかんやと都合が付かず、久しぶりの参加です。


▼なーんもない野っ原のように見えるけど
さて、今日はどんなものが撮れるかな(#^^#)





▼はい、こちら、いがりまさし先生。
楽器をカメラに持ち替えて、今日は植物写真家です。

音楽家のときのご様子はこちら→ ■■■




★印をつけた写真は
いがり先生のお手本をまねて撮った写真です。










































「はらっぱの錬金術師になろう!」と呼びかける
いがり先生のワークショップ。

本当にその通りで、
ズブズブの素人のあたいには何にも見えない草むらでも
あっという間に素敵なものを見つけて、

ピントの合う面と、奥行きをパパッと見極めて
ほんの1,2枚撮るだけキメる!

かっちょいいわ~

お手本を撮って、見せてくれるたびに
参加者たちから歓声があがります。


▼こちらを例に説明。
あたい、まだ(もう?)足首が曲がらなくて
しゃがんで撮れなくて
↓こんなかんじで撮るのが精一杯。




ところが いがりプロにかかると静けさが漂う1枚に。

この日のお手本集→ ■■■
同じものを撮ってるとは思えぬ下から2枚目を見てみてね~



太陽の位置、光の強さ、雲の色なども考えて
「そのとき」に一番よい撮り方をその場で教えてくれるので
すっごく身に着く!

これを知っちゃうと
オンライン写真教室なんてまどろっこしくてねぇ。


やっぱり、その場で実際にやって魅せる実力、
すぐに質問に答えてくれる人がホンモノだよね~

写真に限らず、どんなジャンルでも言えるやね。



たとえば▼こちらの花。

いがり先生は光に輝く植物を撮るのもお上手なんだけど
「この場合は光が当たらないほうがいい」とおっしゃるのです。

(その理由はここではナイショ)

で、さっそく太陽が雲に入ってるタイミングでパチリ。





ところが、ありゃりゃ、↑構図がイマイチ......

で、構図を迷っているうちに
あぁ 太陽が出てきてしまったーっ!!


▼するととたんに雰囲気が変わって
ただのスナップ写真っぽくなってしまいました。

おぉ~、いがり先生のおっしゃっるとおり
この場合はたしかに光らせないほうがいいなぁ、と
「そのとき、その場で」理解することができました(^o^)/




ホント、目の前で実際にやって見せてくれるって解りやすい~

百戦錬磨の、本当のプロじゃなければ
そーゆースタイルの教え方はできないだろうね。

言いわけできないし!





そうそう、この日は彩雲がでました。

いち早くこれを見つけたしずく姉さんは
きっと太陽の位置を考えながら
被写体をさがしていたのでしょうね。


▼見たままに近いのはこんな感じだけど、




▼露出を下げてみると......
をを。さらに色が濃く写せて幻想的に!




いつ消えてしまうか不安で
マクロレンズのまま、夢中で撮りました。

そのせいで(?)、太陽を囲むように彩雲が出ていたことに気付かず、

いがり先生のお手本を見て初めて気づきました(;^ω^)ゞ





見上げて撮っていたら、足元とられて コケました。

危っぶねぇ~ レンズ、割るところだった。


......じゃない、16回目の骨折、するところだった(;^ω^)ゞ





















▼みなしごハッチ発見。





▼真正面から見ると ちょいブサカワ。








いがりまさし先生、
どの写真教室よりも格段にわかりやすくて
即効性のあるワークショップでした。



【おまけ】

平成最後の真夏日だったこの日。
▼ワークショップ後に、しずく姉さん、ヨーコさんと女子3人で『久森』へ♪




南アルプス八ヶ岳の天然氷。

自家製(たぶん)の練乳がベタついた甘さでなく
おいしかったです~(^o^)/


いがり先生のお手本集はこちら→ ■■■
ぜひあたいのと見比べてみてください(笑)


2019年のカレンダーもとても素敵ですよ~→ ■■■


2018年10月12日金曜日

(北キャ)運転のこと

キャンピングカーについては今回で終わりだよん。

*********************

運転は普通免許でOKだったけど
自家用車とはちがう大きな車......

運転、大丈夫かなぁ~?


なーんて心配ナッシング。

なぜなら北海道は道が広いから~(^o^)/


▼街中でもこの広さ。
どのあたりを通ったらいいのか、
いや、もしや2車線なのか?と不安になるほど広い。




ウチ(東京)んとこの住宅地なんて
ミラーをたたまないとすれ違えないときあるからねぇ。

うらやましいなぁ。
運転ストレスにさらされず長生きできそう(#^^#)



【運転席の仕様


オートマチック車なので運転は簡単でした。

土台となっているのは業務用トラックなので
リクライニングができず
乗り心地もイイとは言えなかったけど
すぐに体も慣れました。

今どきパワーステアリングじゃないウチの車と比べれば
かえって運転しやすいくらい♪

ウチの車には付いていないバックモニターもついてて
運転はしやすかったです。




……と、褒めるところは数行で済ませておいて
不満点、たっぷりいくよ~!(笑)


運転席のすぐ後ろから居室スペースなので
シートが最前方へスライドした状態で固定されてました。


そのうえ、どういうわけなのか
シートベルトが30cmほど短く縫い付けてあって、

シートは最前方だわ、
シートベルトは短くて届かないわのアンチノミー。

パーカー1枚を羽織るだけでシートベルトが締まらなくなる
ギリギリのパッツパツでした(≧◇≦)


おまけにクラクションが異常なほど軽くて
オッパイ触っただけで プーーーッ。
カーナビ操作で プーーーッ。
右折しながら プーーーッ。


あるときは駐車場でふいにプーッと鳴ってしまい、
歩行者さんにギロにらまれて
窓をあけて「すみませんっ、間違えて鳴らしました」と
ペコペコあやまるはめに。


またあるときは、地震後に行列していたガソリンスタンドの車列で
思わぬタイミングでプーーッと鳴ってしまい、
あたかも「待ちきれなくてイライラしている人」のようなことに。

は、恥ずかしい......(涙)


それとカーナビがショボくて
到着予想時間も出ないし
住所入力も細かくできなくて、
道を1本間違えるとUターンする場所がない山のなかでは命取り。


あーあと、走行中にサイドミラーが風圧で動いてしまいがちで
付属(?)のツッパリ棒でミラーを直しながらの走行という、

ホントに
車検、通ってんの?(; ̄Д ̄)

と疑いたくなるような特別仕様車でした~୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭



【とにかくノロい


車体が重たいから、とにかく速度がでない。

ノロノロ! トロい!


上り坂では40キロ台から上がらない。
めいっぱいアクセル踏み込んで60キロ。

高速道路で「最低速度違反で捕まるんじゃ?」と
レアな心配も(;^ω^)ゞ

うしろに行列できちゃってホント、申し訳なかったです。


それにしてもそもそも北海道の人ってスピード出すのねぇ。
一般道なのに90キロ以上出てそうなかんじ?

だって50キロでガンバって走ってるウチらを
軽々とビャーーーッと追い抜いていくんだもん。

そりゃ 道も広いし、まっすぐだしねぇ。
一般道が高速道路みたいな感覚なのかも。


笑っちゃったのが
『この先カーブあり』って標識が立っているのに
「え、これがカーブなの?」って程度の
フワ~ッとしたユルい曲がり具合だったこと。

確かに真っすぐではないけれども
わざわざ注意書きを立てるほどのカーブなのか?

北海道の人はまっすぐの道に慣れすぎちゃって
この程度のカーブでもうっかり突っ込んじゃう心配があるのかも?
と思うとちょっぴり可笑しかったです。



【車灯で「ありがとう」


旅行者らしく身の程をわきまえて
見通しのよい場所があると車を左に寄せて
一般車に道をゆずりながらの走行でした。

イラッとしたかんじで抜かれることもあるし、
お礼のハザードをつけてくれる車もあるし。


一度、こんな出来事がありました。

それは或る日の夜9時ごろ。

対向車も無い、街灯もない、
車のライトが闇に吸い込まれていく
漆黒の山の中を走っていたときのこと。

一台のセダンがあっという間に後方に追い付いてきました。


道をゆずってあげられるポイントがなかなか無く
しばらく経ってからようやく車を左に寄せました。

もちろん即座に追い抜いて行くセダンさん。

まぁ、そうだろうねぇ。わかる。


で、だ。

こちらとしては前方に車が居てくれると走りやすいわけで
セダンに引っ付いていこうと速度あげてったわけですわ。


追い付け~ 置いてかれたらまた真っ暗闇だ~


すると、どういうわけでしょう、
前ゆくセダンのスピードがゆっくりになって、ついには追い付いて。

さっきまでの爆走スピードとはうってかわって
法定速度で走っているではないですか。


そのまま山中の一本道を必死で着いて行くこと20分ほど。
街灯りが見えてきて
ほんのり明るさを感じられるようになってきました。

すると前方のセダンさん、
急にビョーーーっと速度をあげはじめて。


レンタカーナンバーの、道慣れない我々を哀れに思って
先導してくれているのかな?という予感は確信となり
あたいはハイビームでパシパシとお礼。

すると、あちらもハザードランプをパチパチ返してくれ、
あっという間に街を駆け抜けて行ってしまいました。

あのときのお方、ありがとうございました~(^o^)/


こういうとき美女って得だな~と思いました (´▽`*)\(-""-;)ウソツケ



【窓からの景色


フロントガラスが広いので
ずっと、果てしない大空と広い大地を実感~(^o^)/ (by松山千春)






(美瑛あたり)



(野付半島)



【ルール?


ダッシュボードに
『走行中、他キャンピングカーを見掛けたら手を振りましょう』
と書かれていました。




え、本当? みんな、やってるの?

ペイズリー柄の赤いバンダナ頭に巻いて
オーバーオールとか着てた時代の風習じゃなくて?

現代にもアリな話なの?

人を疑ったことしかないあたいは無視することに。



ところが数日経ったころ、

「手を振る人、ホントに居んのかな?」

とダンナに言ったところ、

「みんな手、振ってくれるよ」と答えるではないか。

「へ? なに、今までダンナも手ぇ振ってたわけ?」

「うん。」


えーっ、まじか!!

おとぎ話じゃなかったんか!!


それからはあたいも参戦。
ホントにみんな、手を振ってくれてました~

日本もまだまだ捨てたもんじゃないねぇ。


そうなってくると手を振るのが楽しみになってくるわけで
あたいは平成最後の大ヒット曲(?)
DA PUMPの『U.S.A』で手をフリフリ~

♪ カ~モンベイベー アメリカ
どっちかの夜は昼間っ ୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭

ご覧いただいた対向車のみなさま、
ご一興になったらば幸いに存じます
(°o°C=(_ _; パンチ


さぁ、キャンピングカーについてはこれでおしまい。
次回からは旅の記録を書くよ~


(つづく)

【初めての車中泊記 2018】
■ 北海道地震でのこと
■ 北海道 キャンピングカーの旅
■ (北キャ)居室とシンク
■ (北キャ)電気について
■ (北キャ)車内で調理
■ (北キャ)車中泊 ゴミ問題
■ (北キャ)運転のこと