2015年5月17日日曜日

国際バラとガーデニングショウ 2015 後編


そして、お庭仕立てになっている各ブースを廻ります。


▼狭いながらも奥行き感を感じさせる配置とか、





▼見せドアとかねー。




▼うん、やっぱりお庭に
「見せドア、見せ窓、見せ小路」は欲しいところだな。

ウチみたいな小さいお庭は
「ニセドア、ニセ窓、ニセ小路」がせいぜいだけどさ、

せめて雰囲気だけでも……となると
この手の小さなブースの作品は参考になります。



▼こちらは埼玉県立熊谷農業高校のブース。
高校生でここまで作るってすごい。



あたいが高校生の時なんて
「なぞなぞ」だの「だるまさんがころんだ」だの
のんびりしてたわねぇ~

目的のある高校生たち、
輝いていそうな将来がうらやましい。


一般人でも取り入れられそうな実用的なアイデアがいいな。
たとえば↓のような小路。
幅20cmくらいの狭い「見せ小路」だけど
小さな庭に広がりを感じさせてくれて、

箱庭的かわいらしさ。



庭づくりの参考になります♪
(若者に倣う、心の柔軟さをアピール)



▼こちらはプロの施工した庭。
ちょっと頑張れば自宅にも作れそうなアイデアのご提案。



ゴージャスなお庭は、ながめるにはいいけど
やっぱり実用的なのは↑こういう等身大の提案が役立つッス。



▼ほとんどすべて、ウチの庭にもある普通の植物だけど
雰囲気がぜんぜん違う。





▼西武ドームのグラウンド上とは思えぬ
静かな空気が流れてます。





▼木の根もとの花壇。
ドカンと太い木じゃなくて
こういう細い幹が何本かある中低木だと
花壇となじんで、寄せ植えっぽく楽しめるんだねー。



なんの木だろー?



▼アスチルベ。つぶつぶ、かわいい。





あたい、最近やっと
自宅の庭いじりにようやく手を入れ始めたもんで、

今年のバラショウは
造形物よりも、宿根草の植栽について
ちょっぴり考えながら見てみました。


たくさんの一流のお庭ブースを見て回りながら思ったのは
まず全体像ありきで
詳細を決めていくのもアリだということ。

庭の景観っていうのかな。
門から見たかんじ、通りから見たかんじ。


好きな植物だけでつくった寄せ植えが
すごくイイ出来になるわけじゃないのと同じように、
「好きな色」=「好きな庭」になるとは限らないことを多々実感。


たとえば、あたいんちはさ
去年の外壁塗装で、しっくいホワイトで塗り直した結果、

 壁=まっしろ  窓、サッシ=黒色 になり、

結果、「日本の城」や「蔵」っぽくなっちゃったんだけど(;^ω^)、

もしかしたら、好きではないけど
真っ赤なゼラ、ペチュ、バーベナとかを植えたら
イギリスのパブっぽいおウチになるんじゃないのか!?と。


▼こんなやつとかさー。
超簡単な、なんのワザもないベタな寄せ植えだけど
「壁=白、サッシ=黒」のあたいんちには合うのかもな。





今まではさ、好きな植物ばっかり植えていれば
いずれは「あたいの好きな庭」になるのかなーと思って
「買ってきてから→隙間を見つけて→ぶっこむ」を繰り返してたけど、
お庭全体としてのトキメキ感には程遠かったんだよね。


その結果、節操のない庭になっちゃったんで
先日、玄関までのアプローチ(左側だけだけど)を
全部やりなおしたわけで。

■ 庭すきま 改造(準備)
■ 庭すきま 改造(完成) 


やっぱりプロの魅せ方はちがうなーと
ためいきまじりに感心した
『国際バラとガーデニングショウ』2015年でした。

 これにて終了。 センキュー!!