2015年5月20日水曜日

豆吉的檸檬紅茶之淹方也

今日は、訊かれてもいないのに
あたいのレモンティーの淹れ方
大公開しちゃうぞ!


先に言っとくけど
「紅茶にレモンを入れるなんて邪道」
とかいう意見は無視だから。
だって、あたい、別に紅茶道、邁進してないし。

目玉焼き食べる時だって
醤油でも塩でもソースでもケチャップでも
なんでもイケちゃう貧乏舌ですから!


さて。
そもそも、レモンティーについては
かねがね、疑問があったわけですよ。

レモンティーってさー、
「苦みが出る前に
カップから出しましょう」ってのが
たいていの流儀っしょ?

ところがその方法じゃ
苦みどころか香りも出ないよね。


それに
「酸味をしぼらないようにしましょう」
ってのもよく聞くよね。
つまり、レモンはただの雰囲気モノ。
気分転換アイテムってこと。


入れる意味、ないじゃん!
と、ずっと思っていた まめ吉美少女。



で、だ。

24,5歳のころだったかな、
目黒にあった雑貨店「デポー39」のティールームで
レモンティーを注文したら
店員さんが
「お時間15分ほど掛かりますがよろしいですか?」
と言うのです。

へぇー
茶葉を蒸らしたり、なにか特別な作り方をするんかな?


果たして、持ってこられたのは
もうすでにカップにそそがれたレモンティー1杯でした。
ひとめ見たとき、あまりのそっけなさにガッカリ。
ティーポットもないし、レモンもない。
小さなカップに入った、この茶が600円!?

てか、なんでこんなの淹れるのに15分もかかるの!!
(実際は注文してから25分も待たされてイライラ)


でも一口飲んでみて「おっ♪」と。
とにかく香りがイイ。

レモンというよりもシトロン!!
(あ、雰囲気重視でお読みください)

そう、なんか、外国の食品のレモン味で感じるような
シトロネル感っつーの?
日本のレモン(すっぱい、苦い)みたいなのではなく
とにかく香り、香り。


こ、これは..... 紅茶の淹れ方が特別というよりも
レモンに工夫があるのではないだろうか?


と思い至り、
その後、自分なりに追求し、
オリジナルレシピを完成させました。


あ、ちなみに
「デポー39」で出て来たレモンティーの再現ではないです。



ほんじゃ、いくよ!
(撮影場所:小金井市『レストラン ホーマー』)






▼レモンをカップへ入れます。






▼シュガーを全体にまぶす!




2~3分、待つ

砂糖漬けレモンを作るのが
最大の肝。



▼頃合いを見計らって、スプーンでレモンシロップを抽出。





▼さぁ、お茶を注ぎませう。
シロップを溶かすようにゆっくりと。





▼ポットから出てくる紅茶色が、
カップでせつなに淡くかわるのを楽しみませう。






▼まめ吉式レモンティ、完成!



一口飲んだあと鼻に抜けるシトロネルを感じませう。


小金井ホーマーさん
レモンを後入れできるように出してくれていて
本当にありがたい。

そしてホーマーの熱狂的ファンなあたいは
この紅茶ポットと全く同じものを購入して
家でもホーマー気分を味わっているのであります。



▼全力を出しつくしたレモン。

「燃えたよ.....まっ白に.....燃え尽きた」
とでも言いたげな 満足そうな様子。




これもまた砂糖をまぶしてなじませて
ちょっとしたスイーツとして食べる!(笑)


で、ここ、小金井ホーマーの紅茶は
たっぷり2杯量あるので
つぎはミルクティーでいただきます。

というのは裏技なんだけど、
ダンナが頼んだコーヒーについてきたミルクを
ちょっぴり拝借するんです。

ミルクを器に先入れし、紅茶を後入れ。
(ミルク後入れより断然美味しい)


さて、あたい、
ストレートティーのときは砂糖をいれないけど、
レモンティー、ミルクティーのときには入れるのです。

ほら、モンゴルやモロッコやモルディブで
とおりすがりの旅人に
甘い、甘い、お茶をゴチソウするではないですか、
あのイメージ。

いや、モンゴルは実際は塩の入ったミルクティーだけど
なんとなく雰囲気で読んでもらいたいわけで。



飲料に砂糖を入れるのを悪(あく)だと思われる方は、
そのぶん「甘辛い味付け」のお料理や
白米やパンやジャガイモを控えればいいんですよん。


たまに飲む、甘いお茶、おいちぃー。
やってみてねー!


大人のおままごと、楽しいです。