2017年3月17日金曜日

ラピュタ写真部2-1 青梅草の里へ


みなさん、青梅草(おうめそう)ってご存知で?





福寿草の野生種で古典品種、
見られる場所が限られているから貴重らしいですよ。


2月半ば、そんな秘密の里へ
第2回ラピュタ写真部、行ってきました。

書こうと思っててひと月も経っちゃった!


目的の群生地は
駅から1日2便しかバスがないという
あたい至上ナンバーワン秘境地!

今回は3人いるし、ということで
タクシー奮発、楽々の到着デス(^o^)/


▼里の入口、数日前に降った雪が
枝々に残っていて、期待があがりまする。





▼おせんべい『雪の宿』みたいな雪。







▼目をこらすとあちこちに福寿草&青梅草が。
陽がないうちは閉じているのです。




陽が昇るまでにしか撮れない写真を、と。









▼「雪は日影が青く写るよ」と
しずくさんに教えてもらって撮ってみた。
出来はよくないけど(^_^;)
ほんっっとにしずくさんには感謝でいっぱい。













雪のたまご。青いたまご。

しずくさん曰く、
「空の青色が写りこんでるんだね」と。


▼ホントだ、見上げれば青空!




小さなもの
低いもの
高いもの
遠くのもの。






だんだんと陽が高くなってきて。
だんだんと花びらが開いてきて。















▼青梅草の特徴だという
グリーンがかった金鋼色のつぼみ、





▼そして、花びらが一重で、中央が萌黄色なのが
福寿草との違いなんだって 〆(^∇゜*)メモ




這いつくばって撮っているときに
ふと顔をあげるとそこになにか.....





▼あ、ずーたさんとしずくさんも
地面に張りついてた(∩´∀`)∩




ずーたさん、ガーデニンググッズのヒザあてを持参してて。
あたいも今度持ってこよ。



▼老いの飼犬をふと思い出し。




夢中になって撮っていたら帽子をどこかへ落してきちゃった。

▼発見。なんだか可愛いくてパチリ。





▼踊ってるみたいな草ちゃん。





▼背景のシックな色にときめいて。






里山にたった2軒の民家と畑だけ。
のどかな暮らし、と憧れるのは
よそ者の勝手な解釈なのかな?

なんてことない景色のようだけど
この世のすべての色がここにあるように感じてしばし見とれ。





こんな里家で笛ふいてフィドル弾いてのんびり過ごしたいなぁ。

あ、でも鳥の繁殖期に笛ふくと
混乱するそうだから気をつけないとね(*´з`)~♪


話によるとここの青梅草を
盗み持って帰ってしまう人がいるのだそう。

そういえばネットの園芸店でも
『青梅草』として販売しているお店があるんだよね。

ほんの小さな1株が5000円くらいで売られているけど
どうやって手に入れたのかなぁ?



あたいの行っているいがりまさし写真教室では
毎回かならず最初に先生が注意するのが
「自然への負荷が最小限になるよう行動してください」なんだよね。

撮ってやる!よりも
撮らせてもらう、という謙虚な気持ちで。
そーゆーのってかならず写真に表われると思うな。


撮るのに夢中になって踏みつける、入り込む。

こっちを向かせようと
ビックリさせるような音を出したり、

暗闇でフラッシュ焚いて撮った
フクロウの顔なんて
ビックリしててめっちゃ可愛そうに見えるけど、

オジサン写真家ってそういうのを『テクニック』って言って
自慢げに見せたりするよね。

どうにかならないのかな。

話が長くなったけど、当然『野草を持ち帰る』は無いよね。拉致反対。


鉢植えじゃない、野々に顔だす本当の青梅草を
「もうそろそろかな」と逢いに行くってのがいいんじゃんね。

「待ち遠しさ」を楽しむってかね。






名残惜しいけど次へGO!






▼トナカイのオブジェにみえたあたいは
「オシャレ雑貨」に毒されてるのかな(笑)





▼山の中に見えて来た、あの家が次なる目的地です。



晴れてきちゃって撮りにくい(笑)


【本日のスペッシャルコーナー】
ステンドグラス教室に通っているしずくさん。
イヤリング(ピアス?)に太陽が透けて
緋色の光がチラチラと映ってカワイイ!
その光を捉えることができなかったのが残念でした(;^ω^)ゞ




(つづく)