白馬五竜高山植物園からほど近い森を進むと......
今夜のお宿 ラネージュ本館が見えて来た。
チューダー様式の
静かな、大人のホテルです。
いがり先生に教えていただいたビューポイントで
翌朝、写真が撮れることを期待して
ほど近いこのホテルを予約。
(結局、翌朝は雨ふりで
撮影断念の憂いに沈んだけど(^。^;))
▼ホテルのフロントへ向かうと......
あれはもしや!?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
いがりまさし『お花畑ストリートライブ』の
立ちフライヤー発見。
「今、これ聴いてきたんですよ」
とマダムと会話がはずんで。
植物園の社長さんが
直々に持ってきてくださったそう。
お人柄がいいから
みなさんに応援されてるのねぇ~
こちらのホテル、こじんまりとした規模が素敵で、
ベルボーイもエレベーターもないのが
却ってイギリスの格式ある
マナーハウスっぽくてすごく良いです。
10月から始まる、嵐・櫻井翔主演のドラマで、
イギリスでの場面として
こちらのホテルで撮影が行われたそうですよん。
▼布張りのイスにありがちなシミもありませ~ん。
ほら、自宅だと汚れを気にして
カバーとか掛けちゃわないかい?
布ソファーにそのまま直に座っちゃうなんて
贅沢な気分だわ~♪(;^ω^)ゞ 庶民なもんで
そういえば、ここへ来るまでの道すがら
アジサイが全盛期でした。
白馬の8月は、東京の梅雨ごろと似ているのかなぁ?
ロビーに置かれている新聞に
『サンスポ』なんてあるわけもなく
英字新聞が2紙!
▼置かれている雑誌も
『文春』や『新潮』なんて無くて
全部、オール、すべて洋書!
▼オシャレな調理器具の写真集。
値札がついたままだけど、これがまた
『コンランショップ』の値札でねぇ。
値札シールすらオシャレだーっ!
▼おっ、ウチにもある洋書を発見。
断捨離対象になっていたのだが
こうなってくるとオシャレアイテムのような気がして
捨てにくくなっちゃったぞ。
▼ロビーに素敵な棚があり、近づいてみると......
▼なんと、おみやげ品コーナーでした。
『白馬せんべい』だの『白馬バナナ』だのなんて
ファンシーなおみやげは似合わないのだ。
「どれにしようかな~」と眺めているだけでも
なんだか楽しい気分♪ (←つましい庶民の楽しみ方)
それにしても
館内に一貫した選美眼を感じます。
「このくらい、いっか」という
妥協感がない、というか。
タダ者ではないどなたかが
このホテル全体をプロデュースしている模様です。
気のおけないマダムとのおしゃべりに
うっとりする調度品、
行き届いた清潔な館内を目にし、
今晩泊まる部屋への期待は高まります。
しかーし!
部屋に入って、水回りの清掃と水圧、
空調のチェックに床や布類のチェックをするまでは
まだ油断できませぬ。
(金沢の、大奮発した旅館でヒッドイ体験をしてから
疑りぶかくなっている)
いざ、お部屋へ。
階段の途中に小さく飾られた植物画は
ルドゥーテのレプリカかな。たぶん。
ドアノブ、カチャっと。
わぁ。
値段で想像していたお部屋よりも良いし、清潔♪
ベッドルームが別室タイプのお部屋じゃなかったけど、
なんとサロン(?)が別に付いているお部屋だったの!
のちにマダムに
「よいお部屋で嬉しい」とお礼を伝えたところ、
サロン付きの客室はこのホテルでも唯一だそうで、
マダムもお気に入りのお部屋とのこと。
気分はまるで
中世の、お城の塔に閉じ込められた
美しいお姫様なのだわぁ。
ちなみに、どの部屋も設計が違っていて
部屋に階段があるメゾネットタイプや
三角天井の山小屋っぽいお部屋もあるんだって。
▼あ、カーテンと座布団が同じ布!
そう気づいて見てみると
クッションやベッドの帯(?)も全部
カーテンと同じ布でした。
あとで知ったんだけど、
このホテルの各部屋すべて
お部屋にあわせたそれぞれの布で
統一されているんだって。
ということは?
この、高そうな輝く布のどれかに
「タバコの焦げ跡ついちゃった」みたいなときは
カーテンからクッションから全部、総とっかえなのかな?
ひょええぇぇ~
(ちなみに館内はすべて禁煙です。守ろう!)
さて、大切な
水圧と水回り清掃チェック(笑)
キレイです。
キュッキュッしてます。
清潔です。
よかった~(泣)
トイレの温水洗浄機も洗面台も
見知らぬ(外国の?)メーカーで、
非日常感にテンションあがります。
アロマのバスソルトと、
体をあらう綿タオルが用意されているのも
すごく嬉しいよねー。
外国製のカランに戸惑いながら
「なんだ、これ?」と押したボタンは
ジェットバスだった!ヽ(^o^)丿
ちょ、ちょっと!
宿泊費、間違えてないよねぇ?
あの値段、二人分じゃなくて
一人分なんじゃないの?
心配になって予約メールを確認するほど
ここまでのところ大満足です。
ところが......!?
(つづく)