2017年6月27日火曜日

ゆで卵譚

冷蔵庫の、卵の賞味期限がおヤバだった。

生卵、そのまま冷凍保存できるって
最近知りました。
解凍すると黄身がねっとりして美味しい。

でも今回はとりあえずゆで卵にして
消費期限を数日延ばす作戦 (∩´∀`)∩




「卵の殻をむきやすくする」
という裏ワザ、いろいろあるよね。


あたいのやり方は、卵のパックをあけて
そのまま(丸いほうが上側にある状態)
カレースプーンのような重めのスプーンの丸みで
叩いて殻にヒビを入れる!


薄皮をやぶらなければ
白身は出ません。

ま、やれば分かるけど
むずかしくないです。
リズミカルにトントントンと叩けばヒビ入ります。


で、そのまま茹でて、氷水にとって急冷。


剥きやすいです♪


▼なんとなくスパイダー! カッコイイ!




コンビニの味付きゆで卵みたいにする研究は
もう10年以上前に熱中したことがあってさ。

生の状態で飽和食塩水に漬けこんだあと
蒸し茹でて、冷蔵庫で寝かせる方法で
似たかんじに作れるんだけど、
100%飽和食塩水って
めっちゃ大量の食塩つかうのねぇ。


なもんで、近頃では
ゆで卵の殻をむいて
濃いめの塩水
一晩漬けておく方式にしました。


普通に塩ふって食べるゆで卵より
断然、美味しいし、

味はしっかりついても
たぶん塩を直接ふって食べるより
塩分摂取量は少ない、と思う。



そうそう。

行列ができるサンドウィッチ屋さん
『メルヘン』(八王子本店)の一番人気メニュー
たまごサンドの研究をしておりましたが
おおむね、味の再現ができました!

玉子の、あの独特の質感。

マヨネーズをほとんど入れないかわりに
『ビニール袋でモミモミ』しながら
オイルを乳化させていくことで
フンワリ、ほろほろに仕上げるのが最大のコツなのだ。



あと、京都の老舗料亭『瓢亭』の
伝統の逸品、半熟のゆでたまごの再現にも
昔、熱中しました。

5分30秒~6分間、茹でたあと氷水にとり、
流水のしたで、
菜箸の太いほうで殻全体に細かいヒビを入れてから剥きます。
白身が柔らかいのでこの剥きかたなのです。

かなりギリギリの茹で具合なので
このまますぐに食べると黄身がまだ液状で
あまり美味しくありません。

これを冷蔵庫で寝かせると
ねっとりと、べっこう飴のような黄身になりまするー。

あたいはお出汁に漬けて2日目くらいが好みです。



再現にハマると大変(笑)
食べるのに飽きてきても
作ることは飽きないので
ひたすら同じメニューが続きます(;^ω^)ゞ