2018年3月27日火曜日

「フチあり」は有り?無し?


▼スマホで撮った写真に白枠をつけてみることに。





▼細枠、好きなんだけど、この横に長い写真には細すぎるかなぁ。





▼普通





▼ポラロイド風にしたけど、横長写真なのでやや違和感ありか。





▼お、なんか、好きかも。
横長写真だから、枠に厚みがあるほうが
バランスいいような気がするなぁ。




悩んだあげく、横っちょの白枠は削って、


▼これに決定!




って、決定したところで「で、なにの決定?」って話なんだけどさ(笑)


そういえば去年、
『写真を見る目には自信あり』という某店のオーナーさんが
「あなたの写真見せて」とおっしゃるので見ていただいたところ、

「え、なんでこれ、フチつけちゃったの? 
フチがあると景色の広がりが止まっちゃうじゃない。
絶対に無いほうがいいわよ。でしょ?」

とガッカリされてしまって。


うっ、「絶対に」に「でしょ?」かぁ。
力強い持説をカッキーン!
自分に自信満々でヒューヒューだよ!(←古い)


「絶対に」と来ちゃあ 話し合う余地もなかろうし、
あたいの好みなんぞどーでもよかろう気配だったので
話も発展しなかったけど、

そーいうあたいも実はその少し前まで
「絶対にフチなし派」だったんさね(;^ω^)ゞ


というのも、あたいが子どものころ、
当時は白い枠がついた写真が普通だったんだけど
あるとき「フチなし現像」ってのが登場してさー。

初めてフチなし写真を見たときに
「本当にその場で見ているみたいだなぁ」って感動してねぇ。


なもんで、30年くらいずっと
「フチは無いほうがいい」
「白フチがあると野暮ったい」って思っていたんさ。


そんなあたいが
「フチあり」派になった理由とは?


それは去年のこと。
あたい、いくつかの写真教室へ出稽古しに行ってね。
(計画通り、1年で全部やめたけど)

どの先生も
「提出するプリントはフチありで」って指定するんさね。


あたい、最初のうちは
「えぇー? せっかく現像に出すのに(=お金かかるのに)
わざわざフチなんて付けたくないなぁ」ってシブってたんだけど、

しだいに
「あれ?フチありのほうが上手そうに見えるかも?」
って気がしてきて......


あー、なるほど。
たとえば絵ハガキを額に入れて飾るときに
ただ額に入れるだけよりも
マット台(作品のまわりにのせる厚紙)を使ったほうが
作品の見栄えが格段に良くなるじゃん? あれか、と。


どうってことない日常の風景、スナップ写真っぽいもの、
なんならブレブレ、ボヤボヤの失敗写真ですら
「巨匠のあえて」に見えてくるほど効果グイグイ、
アメイジングでグレイスだ。


っつーことで、本日のタイトル
『 「フチあり」は有り?無し?』については、

有りでも無しでも、
白でも黒でも、
細くても太くても、

好きなようにやればいいじゃんか。

と思うのであります୧( ⁼̴̀ᐜ⁼̴́)૭ ビバフリーダム!