2020年3月12日木曜日

ボードゲーム『パンデミック』

先ほど、ついにパンデミック宣言がでた。




今ごろ宣言なんて遅っせーよ!くらいの
世界的な感染拡大っぷり。


「アジアで拡大しようがどーでもいいけど
イタリア・アメリカで増えちゃったんで
ようやく宣言」
ってかんじでしょうかね。

遅きに失した感はあるけど
宣言しないよりはマシか。


……とブツやきながら見上げる
わが家の▼ボードゲームコーナー。





パンデミッーーーク!!


(いや、パンデミック宣言を待ってて出したわけではない)



人類を滅亡させかねない病原体を根絶すべく
ワクチンを開発
人類を救うという壮大なボードゲームです。


特筆すべきは、
このゲームは勝ち負けではなく
参加者全員が協力しあって
病原菌を封じ込める
協力型ゲームだということ。


感染病を抑え込んだときの
全員でのハイタッチは本当に爽快。

ひとっ風呂あびながら
大きな仕事をやり遂げた達成感と
心地良い疲労感を感じられます。



『オセロ』などで負けるとイライラしちゃう人には
勝ち負けのない協力型のこのゲームはオススメ。


『人生ゲーム』などの
子どもと一緒に楽しめるような娯楽性は低く
ルールも最初はちと難しいのだけど、

一人一人が
「検疫官」「研究員」「科学者」
「危機管理官」「通信指令員」「衛生兵」
「作戦エキスパート」
となって
病原菌の拡大と戦うリアルを味わえます。





※対象年齢10歳~だけど
賢いほうの子じゃないと投げ出す可能性大。


「2~4人プレイ」だそうだけど
2人プレイだと
一人で「科学者」と「衛生兵」など
役職を兼ねて難易度あげたくなっちゃって、

大阪で薬の開発の合間に
パリへ飛んで検疫して
チリで消毒液を撒くなどと
かなりの激務……

できれば4人で役割分担してやりたいゲームです。


以前、あたいのせいで
人類を絶滅させてしまった過去があり、

その晩、かなりリアルな夢を見てしまい
いまだに全人類に申し訳なく思うことがあります……



ゲームと現実を混同して書くと
アホかと思われるだろうけど、

でもこのボードゲームのおかげで
今回の日本におけるリアル感染拡大の対策の生ぬるさに
肌感覚で「あ~それじゃ感染は押さえられないんだよな」と思えたんだよね。


感染拡大を防ぐには
なによりも初動が大切。

今回の日本政府のように
「まだ数人」「自宅静養」などとユルユルしてると
あっという間に広まっちゃうんだよ!などと

まるで何度も危機を乗りこえてきた
パンデミック専門家気分のあたい。


検査結果で信じていいのは
「陽性反応」だけ。

「陰性」は「今は陽性ではない」という意味と心得よ。


「まずは『衛生兵』を配置して!
それと並行して薬の開発!」などと、

過去に何度も『危機管理官』として
感染拡大を食い止めてきたエキスパートとしての指示がさらに強まる毎日です。


政治家さんたちも
一度このゲームで迫りくる危機を体感し、

自分のせいで封じ込めに失敗して
人類を絶滅させてしまったときの
絶望感を味わってみたらいいのに。

もっと先手打った対応ができるかもよ?


■ ボードゲーム『パンデミック』の購入は → ■■■ 

■ レビューはこちらの方が分かりやすそう → ■■■  

■ルールが分かりにくいときは
ネット上で解説してくれてる方がたくさんいるので
参考にするとよいかと


※うちのは10年くらい前の購入なので
現行品とはデザインやルールが異なってます。