2020年3月16日月曜日

神代植物園ハンギングコンテストへ








東京都調布市にある神代植物公園。
第2回ハンギングバスケットコンテストへ。


あたいのブログにコメント書いてくださる
▼とらねこさんがエントリーされてました~
形、いい! すごい大きいし!




実物はもっと素敵なのに
写真イマイチですみませんっ!


ちゃんと花首がグッと上がってて
しっかり養生されてるのが伝わってきました。


▼右側のこのあたり、絶妙~♪




コンテストに出すって、ほんと、尊敬するなぁ。

あたいも(しかたなく)2回だけ出したことあるけど
ぬるま湯に浸かっていたいあたい、および
井の中でほざいていたいあたいには
ストレス以外、なにもなかったっす。

勉強にはなったけど。


とらねこさんの容器、
これ、ワイヤーのやつでしょ?

あたいも一応ワイヤー容器持ってはいるんだけど
新品のまま一度も使ったことないや(^。^;)~💦


なんの気の迷いか
ラウンドのワイヤー(30cm)も持ってて
これまたド新品のまま
ビニールにくるまれてます♪


たぶんそのうちメルカリに出るんだろうなぁ~(遠い目)


花いっぱいで提出されてたとらねこさん、
ご立派に存じます!!

おつかれさまでした~


▼みなさん、力作ぞろい。
4,5枚、撮りそびれたけど、いちおう一覧。(順序不同)











▼受賞作品&そのほか




(写真に書いた文字が見にくいけど)左上から順に

A、最優秀賞 「ファンファーレ」宮坂由紀さん
B、優秀賞  「春色のテラスへようこそ!」 家田利恵子さん
C、準優秀賞 「森の朝」 福田真利子さん
D、準優秀賞 「春色コンツェルト」 吉川美沙さん
E、奨励賞  「パティオにどうぞ」 佐々木啓子さん
F、奨励賞  「さくらいろ」 藤池和子さん

受賞の皆さま、おめでとうございます。




▼こちらは受賞はされてなかったけど
素敵だったなぁ~











▼こちらも好きな作品でした。










そうだ、この日の小話をすこし。

ハンギングのコンテストで
通りすがりの方がおっしゃる発言でよく聞かれるのが、
「どれも同じに見える」ということ。

これはホントによく聞く。

まぁ、そりゃ、温室育ちの切り花アレンジメントと違って
根っこが付いてる植物なんだから
季節ごとに使う植物は限られるわけで、

あまり花を知らない人にとっては
同じように見えるのは仕方ねーっすね。


次によく聞かれるのが
「これ、何日くらいもつのかな」
「一週間くらいじゃない?」
といったもの。

切り花をオアシスに刺してあるもの、
つまり、根っこや土があるとは思ってもいない模様。

これ、ハンギングバスケットコンテストで耳にすると
いつも歯がゆい思いをするんだよなぁ。

何か月もいけるって明記してたら……野暮ったいかな?







そうそう、この日、おばさまたちの集団の中の一人が
「この花、カワイイ~」といちいち作品を触るのよ。

ロープ張られてるのに、手を伸ばして。


またすぐに触るはず、とギロギロ睨んでいたら
案の定「やだ、カワイイ~」と触りやがった!


そしたら、そのババアのお友達のかたが
「もしもしぃ~作品にはお手を触れないでくださぁい」
って注意してくれたの。


あー、よかった。
おいババア、まともな友達がいてよかったじゃん、と
胸をなでおろしたのも束の間、


ババアったら
注意されたのがシャクにさわったらしく、

「お花っていうのはね、いっぱい触ったほうがいいの!
かわいいね~って触ってあげるとたくさん花がさくの!
それに上から押えてあげると
大きくなりすぎなくていいの!」

とビックリの自論をぶっかましながら
さっきよりもさらに花を触ってみせるという……


うぅー、説教したい。

「もしもし、これ、あなたのお花ですか?
触っていいのは自分のうちのお花だけですよ。
これ、作品ですから」ってウズウズ。


いつもなら言っちゃう確率高いんだけど
カメラ持ってるときに正論かますと
趣味カメラの人の印象悪くなりそうなので
我慢したりするんだよね、一応。
(偉いでしょー?(笑))


ほんなら注意されたババア
まだ気が収まらないとみえて、

お仲間のおばさまが
ハンギングを横から覗いているところへ行って
目線を手でさえぎりながら、

「もしもしぃ~ 
作品は横から覗かないでくださぁい あっはは~」

とやり返してた……

ほんと、最悪クソババアだった。






あたい、今回の展示は
「作品に手を触れないでください」なんてことが
どこにも書いて無くていいな、と感心していたのに
やっぱりこういう人っているんだねぇ。


コンテストに作品を出す人たちは
ホント、葉っぱ一枚すべて見覚えあるほどに
全ての向き、位置に気をつかって
それはそれは大切に育てて提出しているわけ、ね。

それをベタベタ触るだなんて
本当に理解できない。


ハンギングに限らず、
どんなジャンルでも作品を触るなんてあり得ない。

手クセの悪さは育ちの悪さ、ですよ。
お行儀悪いったらありゃしない。

\(*`∧´)/ ムッキー!!


▼同系色でまとめて。





▼こちらも同系色で。





あとは、こんなこと言ってたババアもいたなぁ~

「こういうのは庭のない、
アパートかなんかに住んでる人がやってるんでしょ」

「いっぱい詰めこんで……」

「庭に植えるより安く済む、ってわけね」


……はぁ?

いろんな意味で、あれこれ言いたい。
言わなかったけど。

もし知り合いだったらもちろん言うけど
さすがに通りすがりだし、ガマン、ガマン。
(;`O´)oコラー!


まず、言いたい。
「アパートかなんか」って、
庭つき一戸建てはそんなに偉いんですか?

どこに住もうが自由だし、
それぞれの事情があるじゃん?

マンション暮らしで
何度も受賞している人も少なくないし、

ハンギングは植生知らないと良い作品にならないから
みなさん、ベテランガーデナーですよ。



それに上級者ほど風通しよく
のびのびと植え込む技術があるんで、
ギューギュー詰めになんて植えてないんですよ。
(審査でもこの点はしっかりチェックされます)


詰め込んで植えてない証拠に
植えてからさらに大きく育つし
どんどん花付いて元気いっぱいですからね。



それにコンテストとなると
貧乏人は決して手が出せない世界。

1作品つくるのにウン万円が飛んでくのも珍しくないし、
2,3作品を作って
一番いい作品を持ってくる人も少なくないからね。


園芸店をいくつも回って
(時には県外の店まで捜しにいって)
ホント、みんなお金も時間も体力も使って
大変な思いで作ってるというのに。


ハンギングバスケット、
なめんなよ!

あら、あたい、実はハンギング愛、あったのかしら?
(๑´ლ`๑)フフ♡


さぁ、ムカつくババアたちの話はもうおしまい。


▼キレイなお花をみて
ムカムカを洗い流しましょう~
(勝手にみんなもムカムカさせたくせにね、ごめん)





























はー、さてさて。


今回の神代植物園コンテストにかぎらず
日比谷などでも写真を撮っていて
ふと気づいたのは
受賞作品は写真映えするなぁということ。


それは色が派手ということではなくて、

作品全体のコントラストが合っていて
撮ったときにどこかが沈んだり
色がつぶれることがない作品が
受賞することが多い気がするんだよねぇ。


もちろん写真よりも
実物のほうが良いことのほうが断然多くて
写真はあまり当てにならないんだけど、

撮った写真の「シャドウ」を上げる必要がないほど
計算された取り合わせの作品には
本当にうっとりする。


あと「おおっ」という作品は
トーンが合っていることが多いかな。

「同系色」というのではなく
明度とか彩度のバランスが合っているという意味で。


写真で撮ったときに
一部が不自然に写るようなことのない
全体のトーンの統一感。


トーンを合せたうえで
差し色が効いていたりすると
作品としての完成度が高いように見える、ような……


というのが、ここ数年、
ハンギングを撮影していて感じた感想デス。


って、
だったらてめぇで作ったハンギング
晒してみやがれ、ですね~ すんません。
(●´ω`●)ゞエヘヘ


なにはともあれ、みなさん、力作、素晴らしかったです!

3月22日(日)まで展示されてます。
お近くの方はぜひに。