2021年9月10日金曜日

ふるさと納税で真鴨のロース肉

ふるさと納税、
いつも魚介類ばかり申し込んでるけど
めずらしくお肉も頼んでみた。


と言っても、人気の和牛ではなく。


牛肉はさ、ダンナの実家から松阪牛1kgが
年に数回送られてくるんさね。


うち、二人ともあんまり
牛肉食べないのに……
=松阪牛の肉じゃがとかカレーとかになりがち(。>д<。)💦


なので真鴨で納税♪


鴨ロースで
▼こんなん作りました~




合鴨じゃない、真鴨よぉ♪


真鴨のモモ1kg、ロース1kg、
合計2kgで1万円っていう
超お得なブツを発見し、納税。


ところがね、モモ1kgのほうを最初に開封したら
脂身ばっかりでさー


お肉たったの120g/kgだけ。


1000分の120、
100分の12、

つまり88%は脂身だったのっ!!


「これってモモの上身肉を取ったあとの
残り部分(下身肉)を送ってきたでしょ!
これはモモ肉じゃない、スネまわり肉!」

と怒ったり、


「健康的に愛情込めて育ててるアピールしてたけど
こんなに脂付きまくって
ホントは狭いところに閉じ込めて
餌だけ食べさせられた可哀想な子なんじゃないの?」

と悲しくなったあげく、


まだ開封してないロース肉を見るにつけムカついて
冷凍庫へぶっこんだ……約1年前顔(≧∇≦)


で、このたびやっと調理すべく解凍してみたらあーた、
ロースのほうはめちゃんこ立派でびっくり。


まぁこれなら
ロースだけで1万円の返礼品といってもいいくらいだ。


っつーことで
モモ肉の件は許してやる!くそっ!!

(ま、鴨は脂身も利用できますのでね)



▼ささ、ご覧ください。
こちらが立派なロース部分2枚ざーます。


ロース(鴨の場合はムネ肉ね)で
20センチ以上もあるなんて
鴨ってこんなに大きかったのかと驚くばかり。

肉のスジや筋膜を取るお掃除、
通称『肉磨き』をします。




スーパーで買ってきた鶏モモ肉も
肉磨きしたあとに親子丼とかから揚げにすると
美味しさがぜんぜん違うよん。



▼皮身(脂身)に、身まで到達しない程度の切れ目を
縦方向へ入れたあと、軽く焼いて。





▼しょうゆ、九重みりん、日本酒を同量で併せたものを
小さめのボウルに温めておき、焼いた真鴨をドボン。


ちょうど蒸し器もしゅんしゅんと沸いている状態に
タイミングを合わせておいてボウルごと10分蒸す。





▼時間がきたらすぐに取り出して
立てかけておく。

グズグズしていると中まで火が通りすぎてしまうので急いで。

乾燥を防ぐためにラップをふわっとかけておく。




生肉状態では20cmほどもあったものが
この時点で12cm程度まで小さくなってます。


▼肉が縮みすぎないうちに
皮目にぴったりとラップを張って包み込み
ダウンタイム。




このまま一度も冷蔵しないで食べるのが
美味しくて断然オススメだけど、

おせち用の仕込みなどで
当日食べてしまわない場合には、

↑のタイミングで
漬け汁だけ冷蔵庫で冷やして
浮いてきた脂をよけて
そのなかに、ラップを外した鴨ロースを漬けて
キッチンペーパーでフタをしておきます。


よけた脂は、鍋ものに入れたり
カップラーメンなどに入れると
かなり美味しくなります……体に悪いとか言われそうだけど♪



▼斜めに、薄めに添いで。

ジビエ系のお肉には
ナッツが合うと思うので
今回は松の実を添えて完成~♪




このネギがさ、鴨の脂で焼きつけてあってさ
めちゃめちゃ美味しくて
たまらんとです、はいー。


昔、北大路欣也……じゃない北大路魯山人が、

「すき焼きは肉を味わうのではない、
下仁田ネギを食べる料理だ」

とおっしゃったそうで、


たしかに ↑↑のネギを一口食べた瞬間
そのあまりの美味しさに、

「このネギのために、鴨を焼きたり蒸したりして
脂をとったのカモな」

と一瞬思ってみたりした。


あれ? なんか、ネギの話になってる?

(((;°▽°))ハハハ はははっ💦


ふるさと納税、ありがとう♪