2015年8月1日土曜日

ついに『宿り木』へ


覚えている人はいなかろう、
あたいの「今年の抱負」を。

→ ■ 2015年1月1日 『今年の抱負』

上半期にすでに半分以上は実行した
立派な心がけのあ・た・い。

(てか、そもそも大したことない抱負ばっかだが)


そして、ついに、

「気になっている
相模原市のお店には
ゼーッタイ行くもんね」

の実行の時がきたのですだすよ。


フラワーショップ宿り木へ 
初詣!!


その日の朝、
「今日から『宿り木』さん、セールだって。
一緒に行かない?」
と誘ってくれたミキティ、ナイス情報サンクス!



フラワーショップ『宿り木』さんは
神奈川県の相模原病院の敷地内にあります。

木もれ日の、
奥へとさそわれるようなお店の雰囲気は、
すごく陳腐な言い回しだけど
「別の時間が流れているよう」でした。


それはまるで

たゆたいの時、音、色。


街によくあるお花屋さんで

「色とりどり」「カワイイ~♪」
「お花がいっぱーい、アハッ」と思う自分は
もしかしたら植物のことを「非力なイキモノ」と、
上から目線で見下していたのかも……

と、ハッと気づかされるようなお店なのでした。


一緒に行ったミキティも感激して。
急遽、生花アレンジメントを注文。


▼ミキティに後日送ってもらった写真。きゃあ~~



これを見て、あたいも欲しくなっちゃって
急きょ、オーダー (^o^ゞ


ダークレッドのポンポン咲きダリアを
リクエストさせてもらって
あとはおまかせで。


▼もう、ね、もう、すごい (*´-`)/\(*´∇`*)



ガラスの花瓶付きでお得な気分。



▼この、花に葉っぱをかぶせてーの、
『のぞき見させる』という作品の作り方、
あたいのちょっとした変態ゴコロを満足させてくれます。






▼ウラ側とは思えぬ。






▼横から



どこから見ても良いので
クルクル回しながら
いつまでも眺めちゃうのデス。



お花屋さんのアレンジメントって
ファンシーな要素を前面に出すことが多いけど、

宿り木さんのアレンジメントや店内を見ていると、
影や空間などの「目に見えない部分」も
意図的に描いている印象を受けたなぁ。


うーん、上手く言えないけど、
キレイなお花をただキレイに見せるだけじゃなく、
影を以ってより引き立たせるというか。


ほら、書道もさ、
書かれている字を見るのではなく
その隙間(空白)を観賞するとかいうではないですか。

音楽も、
旋律を聴くだけにあらず、
良い演奏は休符の取り方が絶妙だったり、

映画も、
セリフのないときの「間」のほうが
かえってグッときたりすることってあるじゃん?


そんなふうに、

目に見える部分を見せるだけじゃなく、
影や流れを作って
全体や輪郭をさらに際立たせる、

っていうかんじ。



キラキラしてテンション高いものや
「楽しいことが楽しい」っていうノリって
温度が高くて疲れるなーって人にとっては

ここの作品は
そういう疲れから解放してくれるように思う。


だけど、
光だけが光じゃないってことだけは
太陽より知ってる

っていうSIONの歌がふと浮かびました。


おつかれの方も
そうでない方も、
一度、行ってみてはいかが?


■ Flower shop 宿り木

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