2019年11月27日水曜日

2年目のサフランクロッカス

▼みてみてみて!
サフランクロッカスの球根から芽が出てる!




はぁ? 
そりゃこの時期、芽ぐらい出るでしょうよ!

……って思うよね、普通。


ところがこの球根、
室内でほったらかし2年目の球根なんさ~


「水に付けなくても、花が咲くのよ」

去年、iceberg-nさまにいただいたこの球根。


▼たしかに去年、
こんなふうに棚にコロッと置いていただけで
芽がでて、伸びてきて、花が咲きまして。
(去年の11月24日に撮った写真)




あ、ついでに見せびらかしちゃう。
球根を置いていた▼この小皿、
国立のアンティークショップで出会ったフランスのもの。
とってもお気に入り。





このクロッカスで
玉ボケたっぷりの「Bokeh(ぼけ)カメラ」っぽく
撮ってあそんでみました。去年ね。




室内で玉ボケを撮る方法は~と考えて
人工的につくったもの。

▲こっちはアルミホイルで、

▼こっちはサランラップで作ってみたよん。




クロッカスちゃん、ケバケバしく撮ってごめんね。


どぎつく、大仰なボケや玉ボケをありがたがるのは
日本人特有の現象なのだそう。

外国では一般的に
すみからすみまでピントの合った写真が好まれるとかで
「ボケを多用して撮る」というジャンルがこれまでに確立されてなかったゆえに

日本語の『ボケ』、すなわち『Bokeh』が
近年、日本語そのままに
一つのジャンルとして名付けられているらしい、と
どこかで目にしました。


いや、話がカメラのことになっちまった。

そうじゃなくてー。

去年こんなふうに楽しんだクロッカス。

花を3つほど咲かせながら
球根がキューッと小さくなっていって
この小さなバルブの、力いっぱいをつかって
花を咲かせてすごいなぁ~って思ったんさね。


で、なんとなくそのまま棚に転がったまま
この一年を経て、

またまた芽をだしてきたのが
1枚目の▼この写真なんです。




カラカラっの小さなかたまりだったのに
この1年間、リビングの棚で
わが家の一員として一緒に生きてたのか~!

カレンダーもアラームも持っていないのに
ちゃんと正確に一年後に新芽を出してくれて。

本当にびっくり。


でも水分はどっから調達してるの??

みずみずしくふっくらしていた1年目の球根と違い
今は本当に小さくてカチカチ。


一年間、ほったらかしていたくせに
こうなるとなんだか急に心配になってきて、

今からでも水につけてあげようか、だの
土に埋めてあげたほうがいいのか、だのと
気をもみもみしまくり。


でも芽をだしたこの環境のままのほうがいいのかなぁ?