東京都調布市にある神代植物公園。
第2回ハンギングバスケットコンテストへ。
あたいのブログにコメント書いてくださる
▼とらねこさんがエントリーされてました~
形、いい! すごい大きいし!
実物はもっと素敵なのに
写真イマイチですみませんっ!
ちゃんと花首がグッと上がってて
しっかり養生されてるのが伝わってきました。
▼右側のこのあたり、絶妙~♪
コンテストに出すって、ほんと、尊敬するなぁ。
あたいも(しかたなく)2回だけ出したことあるけど
ぬるま湯に浸かっていたいあたい、および
井の中でほざいていたいあたいには
ストレス以外、なにもなかったっす。
勉強にはなったけど。
とらねこさんの容器、
これ、ワイヤーのやつでしょ?
あたいも一応ワイヤー容器持ってはいるんだけど
新品のまま一度も使ったことないや(^。^;)~💦
なんの気の迷いか
ラウンドのワイヤー(30cm)も持ってて
これまたド新品のまま
ビニールにくるまれてます♪
たぶんそのうちメルカリに出るんだろうなぁ~(遠い目)
花いっぱいで提出されてたとらねこさん、
ご立派に存じます!!
おつかれさまでした~
▼みなさん、力作ぞろい。
4,5枚、撮りそびれたけど、いちおう一覧。(順序不同)
▼受賞作品&そのほか

(写真に書いた文字が見にくいけど)左上から順に
A、最優秀賞 「ファンファーレ」宮坂由紀さん
B、優秀賞 「春色のテラスへようこそ!」 家田利恵子さん
C、準優秀賞 「森の朝」 福田真利子さん
D、準優秀賞 「春色コンツェルト」 吉川美沙さん
E、奨励賞 「パティオにどうぞ」 佐々木啓子さん
F、奨励賞 「さくらいろ」 藤池和子さん
受賞の皆さま、おめでとうございます。
▼こちらは受賞はされてなかったけど
素敵だったなぁ~
▼こちらも好きな作品でした。
そうだ、この日の小話をすこし。
ハンギングのコンテストで
通りすがりの方がおっしゃる発言でよく聞かれるのが、
「どれも同じに見える」ということ。
これはホントによく聞く。
まぁ、そりゃ、温室育ちの切り花アレンジメントと違って
根っこが付いてる植物なんだから
季節ごとに使う植物は限られるわけで、
あまり花を知らない人にとっては
同じように見えるのは仕方ねーっすね。
次によく聞かれるのが
「これ、何日くらいもつのかな」
「一週間くらいじゃない?」
といったもの。
切り花をオアシスに刺してあるもの、
つまり、根っこや土があるとは思ってもいない模様。
これ、ハンギングバスケットコンテストで耳にすると
いつも歯がゆい思いをするんだよなぁ。
何か月もいけるって明記してたら……野暮ったいかな?
そうそう、この日、おばさまたちの集団の中の一人が
「この花、カワイイ~」といちいち作品を触るのよ。
ロープ張られてるのに、手を伸ばして。
またすぐに触るはず、とギロギロ睨んでいたら
案の定
「やだ、カワイイ~」と触りやがった!
そしたら、そのババアのお友達のかたが
「もしもしぃ~作品にはお手を触れないでくださぁい」
って注意してくれたの。
あー、よかった。
おいババア、まともな友達がいてよかったじゃん、と
胸をなでおろしたのも束の間、
ババアったら
注意されたのがシャクにさわったらしく、
「お花っていうのはね、いっぱい触ったほうがいいの!
かわいいね~って触ってあげるとたくさん花がさくの!
それに上から押えてあげると
大きくなりすぎなくていいの!」
とビックリの自論をぶっかましながら
さっきよりもさらに花を触ってみせるという……
うぅー、説教したい。
「もしもし、これ、あなたのお花ですか?
触っていいのは自分のうちのお花だけですよ。
これ、作品ですから」ってウズウズ。
いつもなら言っちゃう確率高いんだけど
カメラ持ってるときに正論かますと
趣味カメラの人の印象悪くなりそうなので
我慢したりするんだよね、一応。
(偉いでしょー?(笑))
ほんなら注意されたババア
まだ気が収まらないとみえて、
お仲間のおばさまが
ハンギングを横から覗いているところへ行って
目線を手でさえぎりながら、
「もしもしぃ~
作品は横から覗かないでくださぁい あっはは~」
とやり返してた……
ほんと、最悪クソババアだった。
あたい、今回の展示は
「作品に手を触れないでください」なんてことが
どこにも書いて無くていいな、と感心していたのに
やっぱりこういう人っているんだねぇ。
コンテストに作品を出す人たちは
ホント、葉っぱ一枚すべて見覚えあるほどに
全ての向き、位置に気をつかって
それはそれは大切に育てて提出しているわけ、ね。
それをベタベタ触るだなんて
本当に理解できない。
ハンギングに限らず、
どんなジャンルでも作品を触るなんてあり得ない。
手クセの悪さは育ちの悪さ、ですよ。
お行儀悪いったらありゃしない。
\(*`∧´)/ ムッキー!!
▼同系色でまとめて。
▼こちらも同系色で。
あとは、こんなこと言ってたババアもいたなぁ~
「こういうのは庭のない、
アパートかなんかに住んでる人がやってるんでしょ」
「いっぱい詰めこんで……」
「庭に植えるより安く済む、ってわけね」
……はぁ?
いろんな意味で、あれこれ言いたい。
言わなかったけど。
もし知り合いだったらもちろん言うけど
さすがに通りすがりだし、ガマン、ガマン。
(;`O´)oコラー!
まず、言いたい。
「アパートかなんか」って、
庭つき一戸建てはそんなに偉いんですか?
どこに住もうが自由だし、
それぞれの事情があるじゃん?
マンション暮らしで
何度も受賞している人も少なくないし、
ハンギングは植生知らないと良い作品にならないから
みなさん、ベテランガーデナーですよ。
それに上級者ほど風通しよく
のびのびと植え込む技術があるんで、
ギューギュー詰めになんて植えてないんですよ。
(審査でもこの点はしっかりチェックされます)
詰め込んで植えてない証拠に
植えてからさらに大きく育つし
どんどん花付いて元気いっぱいですからね。
それにコンテストとなると
貧乏人は決して手が出せない世界。
1作品つくるのにウン万円が飛んでくのも珍しくないし、
2,3作品を作って
一番いい作品を持ってくる人も少なくないからね。
園芸店をいくつも回って
(時には県外の店まで捜しにいって)
ホント、みんなお金も時間も体力も使って
大変な思いで作ってるというのに。
ハンギングバスケット、
なめんなよ!
あら、あたい、実は
ハンギング愛、あったのかしら?
(๑´ლ`๑)フフ♡
さぁ、ムカつくババアたちの話はもうおしまい。
▼キレイなお花をみて
ムカムカを洗い流しましょう~
(勝手にみんなもムカムカさせたくせにね、ごめん)
はー、さてさて。
今回の神代植物園コンテストにかぎらず
日比谷などでも写真を撮っていて
ふと気づいたのは
受賞作品は写真映えするなぁということ。
それは色が派手ということではなくて、
作品全体の
コントラストが合っていて
撮ったときにどこかが沈んだり
色がつぶれることがない作品が
受賞することが多い気がするんだよねぇ。
もちろん写真よりも
実物のほうが良いことのほうが断然多くて
写真はあまり当てにならないんだけど、
撮った写真の「シャドウ」を上げる必要がないほど
計算された取り合わせの作品には
本当にうっとりする。
あと「おおっ」という作品は
トーンが合っていることが多いかな。
「同系色」というのではなく
明度とか彩度のバランスが合っているという意味で。
写真で撮ったときに
一部が不自然に写るようなことのない
全体のトーンの統一感。
トーンを合せたうえで
差し色が効いていたりすると
作品としての完成度が高いように見える、ような……
というのが、ここ数年、
ハンギングを撮影していて感じた感想デス。
って、
だったらてめぇで作ったハンギング
晒してみやがれ、ですね~ すんません。
(●´ω`●)ゞエヘヘ
なにはともあれ、みなさん、力作、素晴らしかったです!
3月22日(日)まで展示されてます。
お近くの方はぜひに。