2016年7月27日水曜日
『とと姉ちゃん』の小道具
♪普段から~ メイクしない君が 薄化粧した朝
はじまりと終わりの狭間で 忘れぬ約束した
『花束を君に』 作詞曲 宇多田ヒカル
肉体がこの世に終わりを告げ、
あの世の始まりに向かうキミの
死に化粧の歌を毎朝聴いています。
NHK朝ドラ
『とと姉ちゃん』
戦前、戦後の、
あたいの好きな時代設定であり、
『暮しの手帖』の創設者の話ということで
放送を楽しみにしてました。
たしかに随所に『暮しの手帖』イズムが見られ
購読者としてはウケツボがあるのだが
一般ウケはどうなんだろう? 地味かも?
主人公のよく言う
「どーしたもんじゃろのぉ~」は
あたいの祖母も
同じ節回しで言ってたので
当時の流行語だったのかなぁなどと見てます。
ところで昨日の放送みた?
恩師の、清貧な暮らしを見た主人公たち。
お金をかけずに豊かに暮らせないか?と考える場面で、
「そうだ!リンゴ箱を家具にしてみては?」と思いつく
ワンシーンが▼こちら。
おお、木製リンゴ箱。
ウチにもあるよ。
庭の収納箱にしてるの。
土の袋デザインってダッサイじゃん?
肥だの 腐だの 苦だの書いてあるし(;^ω^)
あれらをブッ込んで目かくしする用に
近所のスーパーでもらってきたの♪
『果物箱で新しい暮し』だけじゃない、
『野菜箱を犬ゴハン棚』にもしてるし、
▼これと同じイスには、今、まさに座っている。
あ?
あたいのウチ、
戦後のビンボーな
暮らしの工夫と同じ?(^o^ゞ
今朝はうちのと同じミラーが登場したので
再現してみたよ!
▼こちら『とと姉ちゃん』
▼わが家で再現! (あれ?ショボイ?(笑))
木製の茶箱も持ってました!(#^^#)
ビンは、わが家の愛用ワインビネガー、
1935年創業のホリス(山梨市)のものだから
もしかしたら登場人物の東堂チヨ先生も知ってたかも。
奥に置かれた文庫は
本物の『赤い鳥文庫』(大正10年前後、原本)。
あー、惜しむらくは
先日、処分したばかりの木製クシ。
しかたなく、もんじゃのマイヘラと
三味線のバチを置いてみました。
あ、でも、ごめんなさいネ、
缶類はおキャビアなのっ。
冷蔵庫のなかにキャビアしかなくてぇ♪
数年前にいただいて
ありがたすぎて開封できないキャビア。
もう粉末になってるかも(=^・・^=)
今朝のお茶を飲むシーンでは
「これ、あたいのウチか?」と見まがった。
▼『とと姉ちゃん』
▼ウチ。
などなど、いろんなモノに見覚えある朝ドラ。
モノだけじゃなく、
片桐はいりが
昔のまめ吉にそっくり。
ウリ双子!!
と、メールもいただきまして
「え?髪型だけだよね?」
と弱気に返事を返しつつ、
出演者にまで親近感がわいている毎朝です。
古いモノ、
しかも美術品や工芸品じゃないモノの
美しさってあると
民藝思想で使っているわけだけど、
しかし、
あたいんち、
戦後の貧乏インテリアで
暮らしてる……?