2016年7月8日金曜日

こんにゃくニョキンコ


群馬の特派員かずみちゃんから
「コンニャク芋の新芽が気持ち悪い」と
写真が送られてきたよー


気持ちの悪いものを
まめ吉にも見せてあげたい♪


この優しさが嬉しいではありませぬか!
すばらしい友情です(笑)




しかも
「犬のチン◯ンみたいなのが
畑一面にでてきてすごく気持ち悪い」

気の効いたコメント付き。


あたいも初めて見たのだが、
たしかに色といい、形といい、
犬くんの五十六(いそろく)にそっくりだ。

毎日4~5回、シャワーで泡手洗いしている
ベテラン専属ソープ嬢まめ吉が言うのだから
間違いにゃい!


あれ?
かずみちゃん、なぜ犬チンに詳しい?( *´艸`)




かずみ特派員、写真ありがとうございました!(´▽`;)ゞ


あー、ちなみにみなさん、
コンニャクを買うときどんなモノを選んでますか~?

味の違いなんてあんの?と思っている
そこの奥さま!!

群馬の道の駅とかで
「手作りこんにゃく」買ってみてねー

形が不揃いの、The手作りのやつ。うまし。


こんにゃく買うために
群馬に行くわけねーだろ!ばーろー!

と思った奥さまには
群馬育ちのあたいからのアドバイス、


原材料名を見て
こんにゃく粉
入っていないものを選ぼう。


▼こーゆー「こんにゃく」のじゃなくて、





▼原材料「こんにゃく」を選ぶだけでもだいぶ違う。





さらには「国産こんにゃく芋100%」ならなお良し。




「こんにゃく粉」ってのはさー、
生こんにゃく芋を粉末にして保存性を高めたものなわけね。

だから偽物ではないんだけど
なんつーか、ほら、イマイチなわけ。


■マッシュポテトも粉末のってイマイチじゃん?(べちょ&風味なし)

■切り餅も、安いやつは「もち米」じゃなくて「もち粉」で作ってるじゃん?(でろーん)


注意しなければいけないのは、
オモテに「生いも」「生芋」と書かれているものでも
原材料を見ると「こんにゃく粉」が混ざっている場合があることだ。


(↑これは大丈夫)


▼みて。本物のコンニャクは、透き通ってなくてザラザラしてんの。
色も、グレーというより、すこしアイボリーぎみ。




「でもねぇ~コンニャクって味がしみこまないし
おでん以外の使い方が分からないわっ」

と言う、そこの奥さま!


【短時間で味がついて
おかずにもつまみにもなる
コンニャク煮の作り方】

を、得意げにご紹介すっぞー!


生芋こんにゃく、ゴマ油、三温糖、日本酒、醤油
(ダシはいりません)


1、生芋こんにゃくをちぎる。
ザラついてるから指でちぎりやすい。
フライパンで、まずは乾煎り!
余分な水分と臭いを飛ばし、味の含みをよくさせます。





2、少量のごま油と乾燥トウガラシで炒める。
ごま油は高いヤツ(太白とか)じゃなくて
カドヤとかの普通の焙煎タイプのが香りがよくてグー。
コンニャクから水分がでてきてコゲないので量は少なめでOK。
トウガラシはあとで除けやすいように大きめに割ってます。




3、三温糖を入れる。
砂糖が香ばしくなるようにキャラメリゼっぽくからめてから
日本酒をふる。






4、左手でフライパンを煽りながら、右手で醤油を3回に分けて入れる。
これが【短時間でも味がつくコツ】。





■少量ずつ分けていれたほうが乳化しやすい=味が絡む

■醤油入れる→煮詰める→入れる→煮詰める→.....のやりかたで
結果的に醤油の量は少なめで、かつ短時間でも
味はしっかりつくのであります。

逆に、醤油を一度にいれて煮つめようとしても
水分が出てきて味が薄まり、
→味が染みこまなくてマズイ
→醤油をもっと足す
→味付けはしょっぱいのに、コンニャクには味がしみてない

という悪循環に。

きんぴらごぼう作る時も同様、
炒め煮のときは醤油を分けて入れ、煮詰めながら炒めるのが○です。



できた!たったの5分……かかってないかもよ?




↑トウガラシの形、
こんにゃくニョキンコの新芽っぽい♪

気持ち悪い写真をわざわざ送ってくれた
かずーみ特派員への
オマージュとして捧げます。


オシャレな料理は作れないけど
玉子焼きや白和え、
魚の焼き方、米の炊き方などなど
地味な料理を飽きることなく自由研究してます。


オタクなので~ (´▽`;)ゞ

写真だけなら味もバレないしね♪


ちなみに、今日のタイトル『こんにゃくニョキンコ』を
10回言ってみてください。
口の中がネチャネチャしてきて気持ち悪いです。