前のつづき。
「それほど興味ないタピオカ」なのに
なぜ乾燥タピオカを買い置きしていたかというと、
すごくモチモチしててお気に入りだった
タピオカ粉100%の生春巻きの皮が
手に入らなくなってしまい
自作しようと思ったのデス。
一般的な、米粉の皮よりも
さらにモチモチするのでありました。
ところで、ちょっと前に
園芸家ピート・アウドルフさんの映画
『Five Seasons: The Gardens of Piet Oudolf』を
観に行ったのです、吉祥寺へ。
ピート・アウドルフさんのガーデニングは
花が咲き終えたあとに
種をつけ、秋に枯れて、冬に朽ちる様があってこその
庭のうつくしさだということが伝わってきて、
枯れ枝、枯れ葉、冬枯れなどが好きで
つい撮っちゃうあたいにはツボな
ドキュメンタリー映画でした。
で、その帰りに吉祥寺の街中をプラプラとしていたら
たまたま通りすがりに
タピオカ3大ブーム店(?)のひとつ『貢茶(ゴンチャ)』を発見。
(『マツコの知らない世界 タピオカ編』を観て店名を覚えてた)
▼本物のタピオカ黒糖ミルクティを初体験!
(タピオカ3倍)
んー。
うーん。
美味しいんだけど
思ったとおりというか
想像を越えなかったなぁ~
今どきの娘っ子にとっては
新食感なのかもだけど、
バブルのときにタピオカを経験してるあたいにとっては
「なにこれ~ 思った以上に〇〇♪」という
ときめきが足らないぞ。
大きめのタピオカの食感は
まるで水まんじゅうの皮みたい~💦
ビックリしたのが、注文するとき
「氷の量」を4段階から選べるんだけど
(なし・少なめ・ふつう・多め)
「氷なし」だけ
+70円がかかること。
セコくね?
発想が大陸的……
それにしてもお客がひっきりなしに来る。
まぁ、若い娘っ子ってのは
世の中のブームに乗ってみたいんだよねぇ。
あたいの子ども時代にもさ、
シャンプーに香りの粒が入ってる
『恋コロン髪にもコロンヘアコロンシャンプー』(←長っ!)や
ヘアムース(泡)なるものが登場したとき、
小学校の休み時間
女子のなかでもそんな話で盛り上がってねぇ。
あれが「ブームに乗る楽しさ」だったんだねぇ~!
社会人になってからも、
塗るだけで痩せるスヴェルトや
洗うだけで痩せる竹石鹸(だっけ?)や馬シャン、
もちクリームや
クリスピークリームドーナツが世に出て来たときに
職場の先輩たちと一緒に
みんなで並んで買ったっけなぁ、とか懐かしく、
ブームに乗ることにアグレッシブ~ぅ!な
そういうお年頃なのね、若いって、などと
タピオカ行列を眺めながら懐かしく思い出しました。
(まさかのつづく)