2019年8月25日日曜日

タピオカ話(2)初体験

前のつづき。

「それほど興味ないタピオカ」なのに
なぜ乾燥タピオカを買い置きしていたかというと、

すごくモチモチしててお気に入りだった
タピオカ粉100%の生春巻きの皮が
手に入らなくなってしまい
自作しようと思ったのデス。

一般的な、米粉の皮よりも
さらにモチモチするのでありました。


ところで、ちょっと前に
園芸家ピート・アウドルフさんの映画
『Five Seasons: The Gardens of Piet Oudolf』を
観に行ったのです、吉祥寺へ。


ピート・アウドルフさんのガーデニングは
花が咲き終えたあとに
種をつけ、秋に枯れて、冬に朽ちる様があってこその
庭のうつくしさだということが伝わってきて、

枯れ枝、枯れ葉、冬枯れなどが好きで
つい撮っちゃうあたいにはツボな
ドキュメンタリー映画でした。


で、その帰りに吉祥寺の街中をプラプラとしていたら
たまたま通りすがりに
タピオカ3大ブーム店(?)のひとつ『貢茶(ゴンチャ)』を発見。

(『マツコの知らない世界 タピオカ編』を観て店名を覚えてた)


▼本物のタピオカ黒糖ミルクティを初体験!


(タピオカ3倍)


んー。

うーん。

美味しいんだけど
思ったとおりというか
想像を越えなかったなぁ~


今どきの娘っ子にとっては
新食感なのかもだけど、

バブルのときにタピオカを経験してるあたいにとっては
「なにこれ~ 思った以上に〇〇♪」という
ときめきが足らないぞ。


大きめのタピオカの食感は
まるで水まんじゅうの皮みたい~💦


ビックリしたのが、注文するとき
「氷の量」を4段階から選べるんだけど
(なし・少なめ・ふつう・多め)

「氷なし」だけ
+70円がかかること。


セコくね?

発想が大陸的……


それにしてもお客がひっきりなしに来る。

まぁ、若い娘っ子ってのは
世の中のブームに乗ってみたいんだよねぇ。


あたいの子ども時代にもさ、
シャンプーに香りの粒が入ってる
『恋コロン髪にもコロンヘアコロンシャンプー』(←長っ!)や
ヘアムース(泡)なるものが登場したとき、

小学校の休み時間
女子のなかでもそんな話で盛り上がってねぇ。

あれが「ブームに乗る楽しさ」だったんだねぇ~!



社会人になってからも、

塗るだけで痩せるスヴェルトや
洗うだけで痩せる竹石鹸(だっけ?)や馬シャン、


もちクリームや
クリスピークリームドーナツが世に出て来たときに

職場の先輩たちと一緒に
みんなで並んで買ったっけなぁ、とか懐かしく、


ブームに乗ることにアグレッシブ~ぅ!な
そういうお年頃なのね、若いって、などと

タピオカ行列を眺めながら懐かしく思い出しました。


(まさかのつづく)