オシャレ暮らしの上級者iceberg-n先生の真似っこして
色違いで購入したテキスタイル。
▼もうちょっとマシに扱いたかったのだけど
時間的余裕がなく、今年はとりあえず下げてみました(;^ω^)ゞ
▲写真も良くないけど、もう、楽しんで撮ってる余裕がにゃい。
なにせあと5日以内にやることが多すぎて
キャパ越えっす!
やっぱあれなん?
夏休みの宿題を最終日にやってたような子は
大人になっても年末のタスク処理に追われがちなんかね?
だれか統計とってくれー
▼イギリスの古いクリスマス風景がうかがい知れる2冊。
いつなんどきロイヤルパーチーに招かれても大丈夫なように
勉強は欠かせません♪
(額の絵は江口あさ子さんの作品。
暗いところへ飾ると本当にロウソクが灯っているみたい♪)
右側の本、『昔なつかしいクリスマス』は
1800年ころに書かれたものの翻訳本で、
英国の由緒正しきクリスマスの風景が紹介されています。
日本の、使い捨てパーティーグッズのような
安っぽいクリスマスとは違い、
馬車を整え、ロウソクを灯し、キャロルを歌い、薪をくべ、
準備のひとつひとつが素敵なのです。
実のところ、挿絵目当てで購入した本でした。
なんといっても大大大巨匠のコールデコットの挿絵です!ます!です!
......と知ったかぶって書いたけど
コールデコットが何者かまったく知らなかったあたい。
去年、テレビで紹介されているのをチラ見し、
ネットで調べたらなかなか素敵な挿絵だったので
買ってみたっつーわけです(;^ω^)ゞ
▼この、細い線で塗りつぶす銅版画っぽいイラスト、好き。
だからエドワード・ゴーリーとかも好き。
自分で書くのは拷問的にムリだけど。
さて、もう1冊のほうの
『シャーロック・ホームズ家の料理読本』は
以前、図書館で借りて、気に入って購入したもの。
もう絶版だったので古本で300円くらいで買ったけど
今やamazonの古本セラーで2184~9386円の高値がついててビックリ。
思わぬお宝価格にビビり、オタクのように
開きクセがつかないようソソッと読んでます。
そして古本が手薄になったころに1万円で出してやんのさ。
この本は、シャーロック・ホームズが下宿する家主
ハドソンさんの料理レシピ本という設定で、
人気を博したドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』の
あの時代、文化、料理などに興味がある人にはオススメの1冊です。
当時のレシピが何十も書かれていて
実際に作らなくても読み物としても楽しく、
たとえば、当時はラップもジップロックも無いわけで
七面鳥のハムの切り口を乾燥させないためには
「温めたラムの脂を切り口にたっぷり塗ったあと
紙を貼っておきます」とのこと。
すると、次に使うときには冷えた脂は紙ごと一緒に
ペリッと簡単にはがれるのだそう。
わぁ~ なんだかヨーロピアーンな雰囲気♪
外国暮らしが長い人、みたいで逆にオシャレじゃんね!
レシピ分量が「オンス」で書かれているのも
心をくすぐられます♪
でもね、でもね。
実際にはなかなか再現が難しいレシピ本でして
ジャパニーズには手が出ないかんじなんすよね。
【野うさぎの煮込み】は「獲れてから8日間、皮を剥がずに後ろ足で吊っていた野うさぎ 1羽」を用意し、
「お腹が緑色になったら皮を剥ぎ、内臓を抜き、血はソースに使うので1滴残さずボールに溜めておく」んだって~
【椋鳥(むくどり)のパイ】を作るには
まず「むくどり40羽を用意します」ですってよ。
ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。 手が出ねぇ
がんばってレシピ再現したところで
ブログに写真を載せたら
猟奇的嗜好すぎて通報されそうだし、
いや、その前に、
肉屋で「ムクドリと、ウサギと、ラムの脳ミソくださ~い」と言った時点で
顔写真盗撮されて通報......かも。
アイルランドで食べた
なつかしの『ハギス』の作り方もあり
作る気マンマンで姿勢を正して読んでみたのだけど、
▼多少省きつつ書きますと、
「羊の胸部の臓物をよく洗う。
心臓と肝臓に切れ目を入れて血を抜き、気管は鍋のへりにひっかけておく。
肝臓の半分を鍋にもどし、すりおろせるくらいまで茹でる。
心臓、肝臓、肺臓の皮を取り除き、全部一緒にして細かく切り刻む。
胃袋に詰めて口を縫い、3時間茹でる」
といった作り方だそうです......食べる気失くすわ!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
【うなぎのスープ】なるレシピでは
難解な日本語訳を発見。
「2.5インチずつ胴に食い込んで切り落とした鰻の頭と尾を用意」
って、なんだ? google翻訳の直訳か?
結局なにを用意したらいいんだい?(^。^;)💦
察するに
「うなぎの頭と尾をおとし、身は腹開きして
6センチずつにぶつ切りにする」ってなかんじ、かねぇ?
ま、どーせ作んないんだんだけどさ、
古き良き時代の英国風のクリスマスの過ごし方や
暮らしがうかがえて、読んでいるだけでも楽しいです。
夜、寝る前に数ページ読むだけで
その時代の夢が見られるのがこの時期のお楽しみっす。
▼BGMはもちろんコレ。
(2014年9月9日『判読できぬ』より)