2019年12月29日日曜日

しめ飾りづくり(1)準備編

ワークショップ話がつづいてます。

食べ物じゃないワークショップ
はんこ作り写真教室ときて、

今回はしめ飾りを作って来たよ~


会場は三鷹市内の古民家。

▼江戸時代からつづくわさび田には
夏にホタルも舞うのよん。


























▼日本各地のしめ飾りが展示されてて、





これがなかなかオシャレでビックリ!




















▼鳥がモチーフのしめ飾り。
北欧雑貨みたい、と思ったら
あ、たしかにフィランドのヒンメリwikipedia
ワラ細工だよね!






▼そう思って見直すと……オシャレかも♪





▼こんなん作ろうかな~




いよいよ実技。

このしめ飾り講座は2回コース。

第1回のこの日はワラの下準備だけでした。


となりの田んぼで収穫したワラを梳いて
くずくずのワラをきれいにしまーす。





その後、ワラを濡らして

▼木槌でトントン。柔らかくしまーす。





この日の受講者20人。

最初のうちはみんな楽しく
わーきゃーやってたんだけど、

やってもやっても減らないワラの山を前に
次第に「体験」は「作業」のキツさに……


今思うと、あのワラの量
わら飾りで実際に使う材料分の
30倍くらい、あったなぁ~

タダ働き、させられた?(笑)



講座の終了時間がくると
いつのまにか人が減っていき
ふと気がつくと5人


ここまで減っちゃうと
シレッと消えることもできず、

残った5人が
無言でワラを叩く音が響きます。

トントントーン

トントントーン

与作か!


雪の予報がでていた寒空の野外作業。

気分はBSで再放送中の『おしん』。

朝は水汲みに洗濯、
昼は農作業、
夜はワラ編み、

あげくに
伊東四朗のお相手までさせられて。

( ꒪﹃ ꒪)

あの時代の女性はたいへんだったやな……


令和時代の女性のあたいは
イスに座ったまま
ダンナの作業を応援しました~


で、帰りに少しワラを頂戴いたしました。




ホタルが自生しているので
無農薬で栽培しているのだそう。


そういえば三鷹市が誇る文化施設
『ジブリ美術館』のカフェでは
2001年のオープン当初から
本物の麦ストローを使ってるんだよね。

たしかにワラって中空になっているけど
吸い上げにくくないんかな?
ってイメージあるけど、

プラッチックのストローの排除が進む
現代を先取りしてたのね、ジブリ。


(2)実技編 へつづく。