2019年7月30日火曜日

勾玉豆腐、試作

東京都あきる野市にあるお料理屋さん、
燈々庵黒茶屋の名物、勾玉豆腐。




原料のカシューナッツの形状から名付いた『勾玉』。


ねっとり濃厚でクリーミー、かつ、
口の中でサァ~っと溶けていく口どけ。

美味しいよねぇ~


ただ、あきる野市まで買いに行くのは
なかなか、ちと、ほれ、遠いんさね。


好きなときに気軽に食べたい♪


とパッケージを眺めていたら......

【原材料】
カシューナッツ、くず粉、牛乳、昆布だし、
鰹だし、ゼラチン、醤油、みりん、砂糖



こんだけ? え? ウチにいま全部あるけど?


っつーことで作ってみた!


▼まずは、おつまみに買ってあった
カシューナッツを一晩水に漬けて生(?)に戻す。



この水もどしカシューナッツ、
茹でたての柔らかい生ピーナツみたいで
このままでも美味しい。

 2014年9月10日 茹でピーナッツ



▼バーミックスでガーーッ。





▼シノワで濾したら、





▼ありゃ? こんなにも固形物が残ってしまったので、





▼もう1回、バーミックス(ハンディミキサー)。
バイタミックス(高級ミキサー)なら
もっと細かくなるんかなぁ? 誰か、体験談、おくれ~





高速ボタンで3分ほどガーーッとして
もう1回シノワにかけたら、

▼ををっ! 固形物がこんな少なくなった('∇^d) ナイス☆!!





カシューナッツ汁、完成。





さて。

ここからは2タイプの試作をしてみることに。

Aタイプ:吉野本葛だけで練り上げる
Bタイプ:吉野本葛+板ゼラチン


原材料をみると「くず粉」と「ゼラチン」の両方がある。
「ゼラチン」は出汁ゼリーに使用しているのかな~と思わせつつ
実は勾玉豆腐本体にも少し使用しているのでは?と疑ってみました(#^^#)


なぜなら。

なーんか、口どけが、なんとなく板ゼラチン使ったゼリーと
似ているような気がしたんだよねぇ。

ゼラチンとは違う、
あのゼラチン特有の
ねっとり、かつサーッと溶けて液体になる感じ。


板ゼラチンは新田ゼラチンのリーフゴールドを使用。
口どけと透明度、コスパ良し。


あと、吉野本葛と吉野葛は別物で
原材料に「くず粉」と表記されているので
葛ではなく本葛のことでありまする。


ということで、

Aタイプ:吉野本葛だけで練り上げる
Bタイプ:吉野本葛+板ゼラチン

の2タイプを実験ッス。


▼板ゼラチンを合わせて(Bタイプ)





ここへ「くず粉」「砂糖」「牛乳」、
それと原材料には書いてないけど塩を追加。


で、だ。

牛乳も疑いにかかる。

もしかして生クリームも入ってないかい?

だってこの濃厚さったら、あーた。

生クリームだって元はといえば「牛乳」なわけで
原材料に「牛乳」とあっても間違いではない、とか?


ということで
「牛乳」に生クリームを追加してみた。


で、火にかけて。


▼2タイプ、完成~♪

(左)Aタイプ:吉野本葛
(右)Bタイプ:吉野本葛+板ゼラチン






▼並べてみた。




見た目は
タイプ 吉野本葛だけ」が本物に近い。

味は
タイプ 吉野本葛だけ」が本物に近いコク。

食感は
タイプ 吉野本葛+ゼラチン」が本物に近い。

でした。


試食してみて分かったのは
練り上げが足らなかった、ということ。

以前、ごま豆腐を作ったときに
練り上げすぎて不味かったことがあったので
慎重になりすぎた。

ある程度はやはり練り上げないと
ねっとりとした食感が足りませんでした。


.......と、もろもろ総合すると、

「勾玉豆腐のほうにも板ゼラチン足してるんじゃ?」という疑惑は
的外れだったようです。

ちゃんと本葛粉だけで
職人技で練り上げていることがわかりました。

疑ってすんません~(^。^;)💦


▼出汁ゼリーは手抜きして
ヤマキの白だしを板ゼラチンで固めただけのもの。





以前買った勾玉豆腐、
付属の出汁ゼリーに日本酒のアルコール分が
残ってることがあってね。


なので【原材料】には書いてないけど
おそらく日本酒は入っていると思う。
「昆布だし」「鰹だし」のいずれかに含まれていると解釈。

もしくは本みりんのアルコールが
飛ばしきれてなかったとか?






さてさて。

試作第一弾はイマイチの出来でした。


良かった点としては2点。

原材料が少ないので
味はそれなりに似たものができたのと、

カシューナッツを水で戻してから使うのは
当たっているように思う。

本物とは違うとはいえ
試作品も美味しくいただけました。


でも、なにしろやはり練り上げのタイミングが難しかった~

冷えてから固まるものを
熱いうちに見極めることは
シロウトには至難の業でした。


氷水にポタッと落として
やっと固まるていどで火を止めたのだけど
(口どけのよい柔らかさが得られることを期待した)、

しかしさらに練り上げないと
ねっとり感が足らないことを痛感しました。


次回は練り上げのタイプを3パターンほど試して
固さを近づけていきたいです╭( ・ㅂ・)و ガンバロ



葛粉と重曹(あく抜き等)はいつも見極めが苦手で、
かねがね身に付けたいと切に切に願ってますん。